「あ、安部礼司」の女性たち
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「NISSAN あ、安部礼司 ~ beyond the average ~」の記事における「「あ、安部礼司」の女性たち」の解説
現在安部は優と結婚しているが、これまでに安部の周りで何度か登場した女性達が多数存在した。その中でも、主な登場人物を以下記述する。 西園寺 玲子(さいおんじ れいこ):那須佐代子 鹿児島県枕崎市出身。大日本ジェネラル コンテンツ開発部課長。飯野曰く「叱られたい」と思うファンが多いらしく、飯野もその一人である。最初は安部と反目し合っていたが、徐々に彼の「フツーな部分」に惹かれていった。しかし、本人の希望であるニューヨークへの赴任が決まり、安部の前を去って行った。頑張りすぎる性格で、その辺を安部と大場は心配している。 大場部長と一緒に沼津へ行った浮気相手が彼女だと思われる(第5回)。第52回の放送で久しぶりに登場し、大場部長とは大人の会話を交わしていた。 岩月 加奈(いわつき かな):小関里恵 宮城県石巻市出身。出演当時26歳。名前の由来は「曰く付きかな」。初登場時は安部のオフィスの近くにある衣料品店の店長だった。畳屋の軒先で夕立ちの雨宿りをしていた時に、安部と運命的な出会いを果たす。料理が得意で、趣味は読書と旅行。好物はホットケーキ。好きな場所は図書館と鴨のいる公園。落ち着いた雰囲気と癒しの声から“ミラクルボイス”と称えられ、レギュラー陣と比べても非常にファンが多い。しかし、直ぐに泣いたり、頑固であったりと意外な一面ものぞかせる。心理テストによると、精神年齢は80歳と判定された。 安部と一緒におばけ屋敷へデートに行くなどかなり親密になるが、彼女の父親が病気に罹ったために衣料品店を辞めて一時東京から去ってしまう。しかし2006年12月に東京に戻ってきた際には突然大日本ジェネラルを訪れ、安部に「萩の月」を置いてゆくなど徐々に安部に対し積極的になっていく。その後六本木ヒルズの近くにあるドラッグストアに勤めるようになり、偶然刈谷と顔見知りになる。 クリスマスイブには実家から東京に出てきた父親とはぐれ、安部に助けを求める。その後父親が無事に見つかった後、ふとしたきっかけから安部とキスし付き合うこととなり、半同棲生活を送る。このまま幸せな日々を送るかに見えたが、父の容態が悪くなり、安部に未練を残したまま、突如故郷へと去ってしまう。 義兄・金太郎に対し、昔から兄弟以上の感情を抱いている様子が見られ、彼女の義兄への特別な感情を知ってしまった安部が断腸の思いで身を引いたことにより、安部と別れてしまった。 その後も、安部と南野が泊まった沖縄のホテルに幻のような形で登場する(第72回)、東北出張中の安部が、彼女との思い出の地である宮城県石巻市の日和山公園を逡巡しながらも訪れる(第86回)など、他登場人物やナレーターの台詞に上る等、レギュラー(安部礼司の同僚)以外では重要な登場人物の一人となっている。 2007年12月24日「電リク!今ツボだらけのくりすまスペシャル!」では、「日産のCM 私がやってもいい加奈」という特別バージョンのCMを1時間置きに放送した。また、スペイン坂スタジオでのシルエット放送時、安部と優が席を外した際、再びラジオネーム「加奈ぽん」として刈谷に電話を掛けてきた。このときスタジオの外から掛けているとの事で、辺りが騒然となった。 『か、刈谷勇』に出演したことがあるが、以前とキャラが変わりノリの良い性格になっており、刈谷からキジムナーかと疑われたり、刈谷イズムを受け継いでいると言われる。 2020年11月22日、安部が立ち寄った神保町の占いの館にて夢の中で登場。 携帯の着信音はパッヘルベルの「カノン」。 柿村 カテリーナ 和子(かきむら カテリーナ かずこ):古海裕子 安部と同期入社。安部曰く「アフリカのコンゴ川流域近くの小さな国出身」。好きな言葉は「やる時はやる」。嫌いな言葉は「やれるのにやらない」。名前の由来はハリケーンの「カトリーナ」。 気が強く、新人研修時代から皆に嫌われていたらしいが、安部だけには何やら違ったらしく、ツンデレの傾向がみられる。 コンテンツ・ビジネス部へ研修に来たのは、自らの希望。 後に、インド支社へ異動することになる(第52回)。インドでは日本人美大生ヤッくんとできちゃった結婚すると告げ、安部を驚かせている(第89回)。 安部が優への気持ちで揺れ動いていたとき、自らの結婚までのいきさつを話し、最後には安部の背中を押した。 飯野 カナ(いいの カナ):池谷のぶえ 2006年現在で53歳。飯野平太の母。名前の由来は「いいのかな?」。 夫との熟年離婚を考えていて、2008年の元日についに離婚した。従って既に姓は「飯野」ではない可能性があるが、旧姓等は明らかにされていない。 どういうわけか安部に本気で惚れており、安部のブログを少なくとも1日百回は観たり、息子から安部に恋人ができたと聞いた時は、車で安部の元に向かおうとするなど半ばストーカーのような一面をみせる。飯野自身も安部を「お義父さん」と呼ぶ心の準備が出来ているとのこと。東京に上京した際には必ずと言っていいほど豊橋のちくわを持参している。 安部をはじめ、気に入った男性には「ちくわキッス」をお見舞いする。 自分の息子の恋人、サトミのことを「毒蜘蛛」と呼び牽制していたが、婚約を機に認めるようになった。 矢田三郎とは学生時代からの親友。 番組内CM「日産連続ラジオCM飯野と母ちゃん」に出演していた。 南野 凪子(みなみの なぎこ):富坂晶 沖縄県出身のためか泡盛が好き。フライトアテンダントで、安部とは合同コンパで出会う。 安部の沖縄出張の際、ドライブに付き合ったことがその後のご当地ナビ開発に大きく影響したことなどコンテンツ・ビジネス部復活の影の功労者にもなっている。 仕事上の行き詰まりがありフライト・アテンダントを辞めて沖縄に戻ることを安部に伝えた。本当は気になる存在だったが、倉橋優の存在を知り最後まで安部に対する気持ちを告白できなかった。 神尾 結衣子(かみお ゆいこ):宮内知美 神保町にある美容室「サロン・ド・ロン」の新人美容師。27歳。岩手県宮古市出身。実家はスーパーを経営。 頑固者の兄がいる。 名前の由来は、美容師の職業をそのまま表した「髪を結う」から。 すぐ泣いてしまうが「全てのことに意味はある」と考える、非常に前向きな性格でもある。最初の客が尾藤怜で、最初はかなり怒られていたが、それに耐えて一人前に成長した。 話す声が加奈にそっくりであり、それが安部を迷わせることになる。 クリスマスイブの日、安部は結衣子と会う約束をしていたが、土壇場で倉橋優の元へ行ってしまい、振られてしまう(第89・90回)。今のところ、安部の方からハッキリとした形で振った唯一の女性である。イブの日の行いが後ろめたかったためか、安部は2008年の初夢で恨み言を言う結衣子に悩まされることになる。 普段の声は可愛らしいが、安部の悪夢や第108回で言った本音など、時にサディスティックな声との差が大きいのが特徴。 携帯の着信音は宇多田ヒカルの「Automatic」(着うた)。 満里奈(まりな):飯塚雅弓 3年前(放送当時の2010年2月14日から数えると、2007年)、安部と飯野と大場が通っていた定食屋でアルバイトをしていた女性。 3年前のバレンタインデーに、常連客の安部と飯野と大場に義理チョコを贈る。しかし、安部宛てのチョコレートのみに細工をし、自身の携帯電話の番号と告白の手紙を忍ばせていた。しかし安部は全く気づかず、満里奈からのチョコレートをどうしたかも記憶にない。 安部が満里奈の経営する喫茶店に立ち寄ったことで偶然満里奈と再会する。そのとき安部が結婚指輪をしていなかった(黒ずんでいたので、優が洗浄に出すと言って預かっていた)ため、満里奈は安部がまだ独身であると誤解し、安部にアプローチする。バレンタインデー当日に安部と神保町の女坂に行き、本命チョコを渡し告白するが、優と鉢合わせしてしまう。 ただし、上記の一連のエピソードはすべて夢オチである。
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