カチューシャ【(ロシア)katyusha】
カチューシャ【Katyusha】
カチューシャ
カチューシャ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/12 05:41 UTC 版)
カチューシャ(露: Катюша, ロシア語発音: [kɐˈtʲuʂə] カテューシャ)は、ロシア語などによく見られる女性の人名、エカテリーナ(エカチェリーナ、Екатерина)の愛称形である。ニュアンスとしては「エカテリーナさん」という程度の意味からより親しげな呼びかけまで幅がある。エカテリーナの短縮形には他にカーチャ(Катя)などがあるが、カチューシャはカーチャより親密度の高い呼び方である。[要出典]
- 1 カチューシャとは
- 2 カチューシャの概要
カチューシャ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/09 08:14 UTC 版)
ナオミ・オブライエン中尉 ロシアの民間軍事会社「カチューシャ」に所属する戦闘機パイロット。元IRAのテロリスト。旅客機爆破の罪により累積1000年の刑に服することになったが、カチューシャの仕事を引き受けることで刑の減免と高額の報酬を受け取っている。キリアムという入院生活を送る弟がおり、報酬は主に彼の入院費用に使っている。表向きはパリの会社に勤めていることになっており、絵描きを志してパリで暮らす恋人の公彦にも本当のことは明かしていない。母親は日本人。 カチューシャが日本の企業と契約してステルス塗料の実戦評価を行っており、ナオミが搭乗する機体表面にはこれが塗られている。その塗料が赤く、またナオミの戦闘技術が優れていることから、カチューシャ内部や裏社会では「赤い死神」として知られている。 最初はMiG-29に搭乗していたが、交戦中にエンジンを損壊し飛行不能となりこれを喪失。次にミラージュVにのるが、ホワイトメースのデュポン中尉に撃墜される。最後は再びMiG-29に搭乗する。 フランツ・ロイベンシュタイン大佐 カチューシャの航空部隊の指揮官。かつて東ドイツ空軍のパイロットであったが、秘密警察(シュタージ)に勤める恋人が上官に脅迫され彼を陥れたことから、ソ連のアフガニスタン侵攻に義勇兵という形で追いやられた過去を持つ。ナオミなどに厳しい任務を課すが、部下たちを思いやっているような言動も度々見られる。個人的にドイツのクラシック機を蒐集しており、それらを基地内に分散して隠し持つ。 自身が航空機を操縦して出撃することはほとんど無いが、ホワイトメースの総攻撃の際には自らMiG-21に搭乗して(地下格納庫からのJATOによって)出撃し、F-15Eとも互角に近い戦いを繰り広げるほどの技量を持つ。アフガン侵攻時代の乗機はSu-25。 ユーリ・イワノフ少尉 元KGB工作員で、カチューシャの情報工作員。任務に必要とする様々な情報収集を行い、また任務支援の工作活動も行う。ナオミの監視役という任務もあるが、彼女に対しては忠誠を尽くした部下のように行動し、何度も窮地を救う。 ハミル・アトキンス中尉 アメリカ空軍のF-16パイロットだったが、後にカチューシャに移籍する。偶然にもカチューシャとそのライバル企業であるホワイトメースとの紛争に巻き込まれてしまい、任務中にホワイトメースに暗殺されそうになったところをナオミに救われる。だがアメリカ空軍内部にいるホワイトメースの協力者により同僚殺しの濡れ衣を着せられ、帰国できなくなってしまったために移籍。プリシラという恋人をアメリカに残している。 機体はアメリカ空軍からカチューシャまでF-16に乗り続ける。デュポンより「がさつなアメリカ人」とあだ名を付けられる。 サイラス・ショット少尉 航空機の整備部門の責任者。インド生まれ。小柄な中年男性。優秀な整備員で航空機に精通し、技術面でナオミを助ける。花の栽培が趣味。そうとは知らずにフランツのクラシック機コレクションを見つけては、整備員らと一緒に夢中になって飛ばそうとする飛行機好きでもある。ハミルと知り合う前まではアメリカ人嫌いだった。 マルコ・ラナーロ少尉 中年で腕のいい輸送機のパイロット。ベトナム戦争では戦闘機乗りだったが、戦争依存症から嵌ってしまったギャンブル中毒により金銭に困りカチューシャに身を落とす。ホワイトメースのアルフォンソから接触を受け、病弱な娘の治療の見返りにナオミをF-22で倒すよう誘われる。娘のためにその誘いに乗るも、彼らが途中でその計画を放棄して地対空ミサイルで二人とも殺そうとしたため自分の誤りに気づき、ナオミを庇ってミサイルを二発とも受けて撃墜、死亡。 スケール軍曹 カチューシャの基地で働く通信員。旧ユーゴスラビア人。幼い頃、ユーゴ内戦で肉親・兄弟を失い天涯孤独の身。捕虜となった茉莉花に対し、最初はカチューシャ基地壊滅の先兵として憎むが、幾つかのエピソード回を通じ、やがていとおしく思う様になる。 整備員たち サイラスの弟子。彼を補佐したり、一緒にクラシック機整備に情熱を傾けたりする。 ザイチェフ カチューシャの金庫番。フランツ率いる戦闘部門があまりに経費を使うので忌々しく思っている。ナオミを組織が運営する売春へと誘う。
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カチューシャ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/09 08:14 UTC 版)
ナオミらが所属する民間軍事会社で、エジプトのシナイ半島に恒久的な航空基地を有しており航空戦力を運用する作戦を専門とする。ロシアンマフィアあるいはロシア政財界の上層部が設立に一枚かんでいると思われ、ホワイトメースのパイロットの「やつら(カチューシャ)はロシアそのもの」というセリフからもそれがうかがえる。
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カチューシャ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/13 01:50 UTC 版)
弾力を持ったC字型の金属やプラスチックで作られたヘアバンドで、日本独自の呼称。C字の開いた部分を広げながら耳の後ろから頭頂部の上に来るように頭にかぶせて使う。 プラスチックや金属の表面を布などで覆ったもの、リボンやラインストーンなどの装飾を施したもの、動物の耳を模した付属物を付けたものなどもある。 髪の毛を押さえる効果を上げるために、頭に触れる側には櫛や櫛歯が設けられていることが多い。 名称の由来はトルストイの小説『復活』の主人公の女性「カチューシャ」である。その理由は、大正時代にこれを題材にした演劇が大人気となり、松井須磨子が演じた「カチューシャ」がこの型のヘアバンドを着けていたためという説がある。しかし帝劇などでの松井の舞台写真にはそのようなヘアバンドを着けたものは認められないとの指摘があり、また島村抱月の台本でも髪に挿すかんざしは出て来てもヘアバンド様のものは出て来ない。 だが『復活』の演劇が大人気となったことは事実であり、カチューシャや松井と何の関係もないにもかかわらず、カチューシャの名を冠した便乗商品が当時は多数出現したと言われる。その中にはカチューシャという名の薬や、カチューシャ櫛・カチューシャリボンなどの装身具もあったとされる。 なお、英語ではルイス・キャロルの『鏡の国のアリス』の主人公、アリスがつけている挿絵やディズニーアニメ映画『ふしぎの国のアリス』でのキャラクターデザインがあることからAlice band(アリスバンド)と称される。
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