算術とは? わかりやすく解説

さん‐じゅつ【算術】

読み方:さんじゅつ

計算の方法算法古く数学全般をいった。

旧制小学校における教科名。現在の算数がほぼこれにあたる

「算術」に似た言葉

算術

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/26 14:33 UTC 版)

算術 (さんじゅつ、: arithmetic) は、の概念や数の演算を扱い、その性質や計算規則、あるいは計算法などの論理的手続きを明らかにしようとする学問分野である。




「算術」の続きの解説一覧

算術

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/18 09:51 UTC 版)

IEEE 754における負のゼロ」の記事における「算術」の解説

標準において、その計算正と負無限大を含む拡大実数対象としており、1/−0 = −∞ および 1/+0 = +∞ となるような2つゼロ存在する。すなわちこの場合限っては0をある種無限小のように扱っている。標準では一般に任意のゼロ数のゼロ除算は、正負どちらか無限大になり、ゼロゼロ除算NaN になる。 それ以外乗除算は通常の符号組み合わせ同じよう扱われる。 − 0 | x | = − 0 {\displaystyle {\frac {-0}{\left|x\right|}}=-0\,\!} ( x {\displaystyle x} は0以外) ( − 0 ) ⋅ ( − 0 ) = + 0 {\displaystyle (-0)\cdot (-0)=+0\,\!} | x | ⋅ ( − 0 ) = − 0 {\displaystyle \left|x\right|\cdot (-0)=-0\,\!} 加減算は値が相殺される場合特別に扱われる。 x + ( ± 0 ) = x {\displaystyle x+(\pm 0)=x\,\!} ( − 0 ) + ( − 0 ) = ( − 0 ) − ( + 0 ) = − 0 {\displaystyle (-0)+(-0)=(-0)-(+0)=-0\,\!} ( + 0 ) + ( + 0 ) = ( + 0 ) − ( − 0 ) = + 0 {\displaystyle (+0)+(+0)=(+0)-(-0)=+0\,\!} x − x = x + ( − x ) = + 0 {\displaystyle x-x=x+(-x)=+0\,\!} (任意の有限の x {\displaystyle x} について、負方向への丸め場合−0負のゼロ存在するため、浮動小数点数変数 x、y、z を使った式 z = -(x - y) や z = (-x) - (-y)z = y - x最適化することはできない。 他に次のような特別規則がある。 − 0 = − 0 {\displaystyle {\sqrt {-0}}=-0\,\!} − 0 − ∞ = + 0 {\displaystyle {\frac {-0}{-\infty }}=+0\,\!} (除算符号規則に従う) | x | − 0 = − ∞ {\displaystyle {\frac {\left|x\right|}{-0}}=-\infty \,\!} ( x {\displaystyle x} がゼロない場合除算符号規則に従う) ± 0 × ± ∞ = NaN {\displaystyle {\pm 0}\times {\pm \infty }={\mbox{NaN}}\,\!} (NaNまたは割り込み発生) ± 0 ± 0 = NaN {\displaystyle {\frac {\pm 0}{\pm 0}}={\mbox{NaN}}\,\!}

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算術

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 20:34 UTC 版)

バースカラ2世」の記事における「算術」の解説

バースカラ2世の算術についての著書『リーラーヴァティ』は、定義、算術用語、利子計算算術級数幾何級数平面幾何学立体幾何学日時計の影、不変方程式の解法、組合せなどを扱っている。 『リーラーヴァティ』は13章からなり、算術だけでなく代数学幾何学扱い一部三角法求積法扱っている。具体的には、次のような内容がある。 定義 ゼロ性質除法を含むゼロ演算規則その他のに関すること。負数無理数冪根)を含む。 円周率の近似値。 算術。乗法平方など。 逆三数法 (inverse rule of three)。3だけでなく、5, 7, 9, 11拡張利子計算に関する問題算術級数幾何級数平面幾何学立体幾何学組合せ数学順列組合せ)。 線型および二次不定方程式整数解の求め方(クッタカ)。これについては、17世紀ルネサンス期ヨーロッパ数学者と同じ解法示しており、非常に重要である。バースカラ2世解法は、アリヤバータなど先人成果に基づくものだった彼の著書体系化解法改善新たな問題導入などの点が優れている。さらに『リーラーヴァティ』には素晴らし例題もあり、バースカラ2世は『リーラーヴァティ』で学ぶ学生その内容具体的に役立てて欲しいと意図していたとも思われる

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算術

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 04:20 UTC 版)

ファイナルファンタジーシリーズの魔法形態」の記事における「算術」の解説

FFT』に登場するカテゴリ。算術士の特殊なコマンドで、今まで修得してきた魔法をもとに、算術をもってMP消費すること無し使用することができる。ただし、対象範囲自分決めることができず、算術の対象になる数字3・4・5素数)とサンプルレベル経験値下2フィールドの高度など)を設定できるのみである。しかし敵味方ステータスしだいでは敵全体レベルnデス(nは対象数字)をかけることができるといった具合に、バランスブレイカーなり得る

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算術

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/26 00:32 UTC 版)

等式」の記事における「算術」の解説

初等・中等教育においては上記3つの公理を「等式性質」としてとらえ 反射性対称性推移性に、斉一性加えた4つ性質用いて等式操作を行う。 斉一性とは、四則演算について、a, b, c を勝手な定数として、a = b であるならば、等式 a + c = b + c, a − c = b − c, ac = bc, a/c = b/c が辺々がともに定義可能である限りにおいて成り立つことをいう。 これはP(x) = {x ± c=a ± c},P(x) = { xc=ac}, P(x)={x/c=a/c} なる命題関数によって代入原理から導かれる。これらを総称して等式変形と呼ぶ。 a = b ± c となることは複号同順で a −(± c) = b となることに同値であることが従う。 これは見かけ上、一方の辺における一部の項を、符号変えて他方の辺に移す操作見えることから、この等価な 2 式の一方他方入れ替えることを移項(いこう、transpose)と呼ぶ。

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算術(数学)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/07 16:18 UTC 版)

チェスターのロバート」の記事における「算術(数学)」の解説

ボイヤーの説では正弦sinus rectus意訳し(sinusラテン語で「湾」のこと)、これが現在のサイン(sine)になったという。 アル・フワーリズミー著書約分と消約との学』(ilm al-jabr wa'l muqabalah)820年ラテン語訳しLiber algebrae et almucabola』を著した(あるいはバースのアデラード功績ともいう)。Al-jabrに由来するalgebra」は今日英語で代数学意味するとなっている。 またアル・フワーリズミー別の著作インドの数の計算法』(Kitāb al-Jām'a wa'l-Tafrīq bi'l-Hisāb al-Hindī)825年翻訳『Algoritmi de numero Indorum』は、直訳すれば「インドの数に関してアル・フワーリズミー」という意味の書名であったが、通称Algoritmiとして、それから500年わたってヨーロッパ各国大学数学主要な教科書として用いられた。計算の手順を意味するアルゴリズムAlgorithm)やオーグリム(augrim)という言葉はこの書の冒頭Algoritmi dicti(アル・フワーリズミー曰く)に由来する

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算術

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/10 06:20 UTC 版)

エジプト数学」の記事における「算術」の解説

エジプト式分数」も参照 現存する資料には、単位分数計算非常に多い。これは、経済活動現物行われるため、配分のための計算多用されたためと考えられている。食糧分配土地の分割製造のための配合報酬現物支給などに使われた。エジプト数学分数特徴として、3分の1計算するには、まず3分の2の値を出してから半分にするという操作がある。また、3分の2の他には分子が2以上になる分数を示す記号存在しないため、すべて単位分数和に分解して表現された。このため単位分数組み合わせるための速算表が使われアーメス・パピルスにも表が書かれている

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算術

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 03:27 UTC 版)

バビロニア数学」の記事における「算術」の解説

基数60位取り方式があったため計算容易になり、特に分数計算簡便となった計算簡潔にするために、逆数平方立法乗法などを数表にした。乗算表には、2から20、そして304050掛け算載っていた。逆数表には、81までの整数では2、3、5の倍数のみ掲載することが多く60因数ではない素数(7、11等)の逆数除外された。表をよく用いた点では、エジプト数学とも共通点がある。また、紀元前2700年から2300年以降には、計算アバカス用いられ記録がある。 算術を使った記録としては、遺産相続家畜管理土地面積度量衡などがある。また、紀元前25世紀頃のラガシュの王であるエンメテナ回顧碑文には、世界最古複利計算記録がある。

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算術

出典:『Wiktionary』 (2021/08/14 12:30 UTC 版)

名詞

さんじゅつ

  1. 計算方法
  2. 旧制小学校教科名。算数旧称

発音(?)

さ↗んじゅつ

関連語


「算術」の例文・使い方・用例・文例

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