インドの数の計算法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/14 13:50 UTC 版)
「フワーリズミー」の記事における「インドの数の計算法」の解説
アラビア語: كتاب الجمع والتفريق بحساب الهند Kitāb al-Jām'a wa'l-Tafrīq bi'l-Hisāb al-Hindī, 825年 インド数学の記数法を扱った最古のアラビア語文献。四則演算、代数方程式の解法、二次方程式、幾何学、三角法、数の十進法表記で 「0」ゼロ を空いている桁に使用することなどが書かれている。 チェスターのロバート(あるいはバースのアデラード)により『アルゴリトミ・デ・ヌーメロ・インドルム 』( ラテン語: Algoritmi de numero Indorum )という題でラテン語に訳され、西洋に紹介された。この翻訳本は通称『アルゴリトミ』と呼ばれ、500年にわたってヨーロッパの各国の大学で数学の主要な教科書として用いられた。計算の手順を意味するアルゴリズム (Algorithm) やオーグリム (augrim) という言葉はこの書の冒頭 Algoritmi dicti (フワーリズミーに曰く) に由来する。
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