STS-65とは? わかりやすく解説

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STS-65

分類:スペースシャトル


名称:STS-65
オービター名称:コロンビア
打ち上げ国名・機関:アメリカ/アメリカ航空宇宙局(NASA)
打ち上げ年月日:1994年7月8日
着陸年月日:1994年7月23日
宇宙飛行士:ロバート・D・カバナ/ジェームス・ドナルド・ハルセルJr./リチャード・ヒーブ/カール・E・ウォルツ/リロイ・チャオ/D・トーマス/向井千秋
飛行時間:353時間55分

STS-65のコロンビアには、向井千秋さんが日本人女性として初めて乗りこみました。日本人でスペースシャトルに搭乗したのは毛利衛さんに続いて2人目です。
このときのコロンビアにはスペースラブ(有人宇宙実験室)が積みこまれていました。7人の乗組員が赤チームと青チームに分かれて交替しながらスペスーラブでの実験作業を行ない、向井千秋さんも赤チームの1員として参加しました。日本から持ちこんだイモリとメダカの観察や記録など82件もの科学実験を行ないました。向井さんは医者だった経験をいかして自ら医学実験の被験者になったり、ほかの宇宙飛行士を診察したりもしています。
また向井さんは科学実験のほかにも、向井さんの出身地である群馬県館林市の中学生10人の子どもたちとの無線交信や、毛利衛さんとのテレビ番組での対談など、忙しいスケジュールをこなしました。

1.どんな形をして、どのような性能を持っているの
スペースシャトル・コロンビアは、オービター(軌道船)と呼ばれる有人宇宙船(コロンビア)と、それを打ち上げるための固体燃料ブースターロケット2基、液体燃料を入れてある外部タンクからなっています。全体の長さは56m、高さ23m、重さ2,000tで、オービターだけの長さは37m、高さ17m、重さ85tです。外部タンクは使い捨てですが、オービターとブースターロケットはくりかえし使われます。

2.打ち上げや飛行の順序はどうなっているの?
ブースターロケットの噴射と、外部タンクの液体燃料を使うオービターの噴射で打ち上げます。2分後に、燃料の燃えつきたブースターロケットが切り離され、パラシュートで落下します。8分後、高度250kmから400kmに達したとき外部タンクが切り離され、オービターは軌道修正用エンジンで地球周回軌道に乗ります。オービターが地球に戻るときは、グライダーのように滑空しながら着陸します。


3.宇宙飛行の目的は?
IML-2スペースラブ(第2次国際微小重力実験室)でのさまざまな科学実験です。

4.宇宙でどんな活動をし、どのような成果をおさめたの?
向井千秋さんが初の日本人女性宇宙飛行士として宇宙を飛び、多くの科学実験を行ないました。

※参考文献:「Newton Collection II 宇宙開発」竹内 均・監修(教育社)、「SPACE ATLAS 宇宙のすべてがわかる本」河島信樹・監修/三品隆司・著(PHP研究所)、朝日新聞縮刷版 平成6年7月


STS-65

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/04 23:17 UTC 版)

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STS-65
徽章
ミッションの情報
ミッション名 STS-65
シャトル コロンビア
乗員数 7
発射台 LC39-A
打上げ日時 1994年7月8日 12:43:01 EST
着陸または着水日時 1994年7月23日 6:38:01 EST
ミッション期間 14日17時間55分00秒
周回数 235
高度 296 km
軌道傾斜角 28.45°
航行距離 9,886,200 km
乗員写真
年表
前回 次回
STS-59 STS-64

STS-65は、1994年7月に、スペースシャトルコロンビア号によって行われた有人宇宙飛行であり、日本人の向井千秋宇宙飛行士が搭乗した。

任務の概要

スペースラブを搭載し、第2次国際微小重力実験室(IML-2)として多数の科学実験を行った。

日本は水棲生物実験装置を搭載し、金魚、メダカ、イモリを使う実験を実施した。メダカの実験は宇宙での交尾、産卵活動を観察。このメダカの実験では43個の卵が確認され、8匹がふ化し、文字どおり「宇宙メダカ」が誕生した。

乗組員

  • ロバート・D・カバナ (3) - コマンダー
  • ジェームズ・ハルセル (1) - パイロット
  • リチャード・J・ヒーブ (3) - ミッションスペシャリスト、ペイロードコマンダー
  • カール・E・ウォルツ (2) - ミッションスペシャリスト
  • リロイ・チャオ (1) - ミッションスペシャリスト
  • ドナルド・A・トーマス (1) - ペイロードスペシャリスト
  • 向井千秋 (1) - ペイロードスペシャリスト(NASDA)

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