オービター【orbiter】
【オービター】(おーびたー)
orbiter(軌道船).
ある軌道を周回航行することを目的とした宇宙船のこと。
現代では主にスペースシャトルの本体や、星の周りを周回する無人探査船を指す言葉として使われている。
地球の衛星軌道を半永久的に周回することを目的とした人工衛星は、これに含まれない。
スペースシャトル・オービター
(オービター から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/27 20:16 UTC 版)
スペースシャトル・オービター、スペースシャトル・オービタ(英語: Space Shuttle Orbiter、スペースシャトル軌道船)とは、スペースシャトルを構成するモジュールのうち、実際に宇宙と地上を往還する宇宙船本体部分である[1]。
- ^ “Facts About the Space Shuttles”. NASA. 2008年3月16日閲覧。
- ^ “Space Shuttle Technical Conference” (pdf). NASA Office of Logic Design. 2020年9月21日閲覧。
- ^ “退役シャトルの「終の棲家」4カ所発表 初飛行30周年”. asahi.com (朝日新聞社). (2011年4月13日). オリジナルの2011年4月16日時点におけるアーカイブ。 2020年10月8日閲覧。
- 1 スペースシャトル・オービターとは
- 2 スペースシャトル・オービターの概要
- 3 概要
- 4 諸元
- 5 関連項目
オービター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 10:03 UTC 版)
宇宙ステーション・デルタと地上のTPC施設の間を結ぶ優れた安定性を持つ連絡用の高性能スペースシャトル。非武装で、地球からの打ち上げ時には機体下部に2機の燃料タンクを装着する。『ウルトラマンティガ』第7話では、ヤナセ技官らを乗せた機体がレギュラン星人の襲撃を受け、撃墜されている。
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オービター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/05 06:15 UTC 版)
オービターは降下モジュールを分離した後にエンジンを噴射し、高度1,380 x 24,940 km、軌道周期18時間、軌道傾斜角48.9°の火星周回軌道に入った。通常、科学機器は近点を通過する30分の間だけ起動された。 オービターの主要な目的は、火星の地表と雲の撮影、温度の測定、地形や地表の組成・物理的特徴の研究、大気の組成の測定、太陽風や惑星間の磁場・火星の磁場のモニター、またランダーから地球への伝送の中継である。 オービターが火星に到達した際、偶然にも火星では非常に大きい砂嵐が発生しており、ミッションに悪影響を与えた。1971年11月14日、マルス2号・3号が火星に到着する2週間前、アメリカのマリナー9号が火星の軌道に入った。このとき火星の大気は「惑星規模の塵のローブ、これまで観測された中で最も大きい嵐」で厚く覆われており、惑星科学者たちを驚かせた。地表は完全に隠されていた。マルス2号、3号のコンピュータを再プログラムすることはできなかったため、オービターは火星に到着するとすぐにランダーを砂嵐の中に送り出してしまった。またオービターは意図した地表のマッピングではなく、特徴のない塵の雲だけを写した画像を撮影するのにデータリソースの多くを割くこととなった。 マルス2号は、1971年12月から1972年3月にかけての大量のデータを送り返してきた。伝送は8月まで続いた。1972年8月22日には、火星を362周し、マルス2号とマルス3号がミッションを終えたことが発表された。撮影した画像はマルス3号と併せて60枚に及び、得られた画像やデータにより、高さ22kmもの山、上層大気中の水素や酸素の原子、表面温度が-110℃から+13℃であること、表面気圧が5.5から6 mbであること、大気中の水蒸気の密度は地球の約5000分の1であること、電離圏の底は高度80から110kmから始まること、砂嵐により巻き上げられた砂が高度7kmに達することを明らかにした。この画像とデータにより、火星表面の三次元地図を作ることが可能となり、火星の重力と磁場に関する情報が得られた。
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オービター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/05 06:13 UTC 版)
オービターは、燃料の一部を喪失し、計画された25時間の軌道に入ることはできなかった。その代わり、かなり離心率の大きい長周期(12日19時間)の軌道に変更されることになった。 マルス3号のオービターは、1971年12月から1972年3月にかけての大量のデータを送り返してきた。伝送は8月まで続いた。1972年8月22日には、火星を20周し、マルス3号がミッションを終えたことが発表された。マルス2号と併せて、撮影した画像は60枚に及んだ。
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オービター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/25 07:22 UTC 版)
オービターは、2つの太陽電池の翼と高利得パラボラアンテナを持つ円筒形の構造である。円筒の底には、推進システムを収めるベル型のユニット、頂部にはランダーを収める2.4mの球体が接続された。 オービターは、1975年10月20日に金星の軌道に入った。そのミッションは、ランダーからの通信を中継することと大気や雲の層を科学機器で探索することであった。1975年10月26日から12月25日にかけて、17回の測量を行った。
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オービター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/07 08:49 UTC 版)
オービターは1975年10月23日に金星の大気圏に入った。ミッションは、ランダーからの通信の中継と雲の層及び大気の探索であった。 オービターは、次のような機器を搭載していた。 1.6-2.8μm赤外線分光計 8-28μm赤外線分光計 352nm紫外線光度計 2偏光計(335-800nm) 300-800nm分光計 ライマンα線 H/D分光計 バイスタティックレーダーマッピング CM,DM電波掩蔽 三軸磁気センサ 345-380nm紫外線カメラ 355-445nmカメラ 6静電分析器 2変調イオントラップ 低エネルギー陽子/アルファ線検出器 低エネルギー電子検出器 3半導体検出器 2ガス放電検出器 チェレンコフ光検出器 オービターは、2つの太陽電池の翼と高利得パラボラアンテナを付けた円筒形をしている。ベル型のユニットは推進システムを収蔵し、円筒形の底に接続し、頂部にはランダーを収蔵する直径2.4mの球体が接続していた。
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