アール‐エム‐エス【RMS】
アール‐エム‐エス【RMS】
RMS
Richard M. Stallman(リチャード・ストールマン)のニックネーム。
米ニューヨーク州1953年3月16日生まれ。1985年FSFを設立。米ハーバード大学から移ったMIT(米マサチューセッツ工科大学)でハッカー文化に触れたことが彼の思想に大きな影響を及ぼした。
自身傑出したプログラマであった彼は1984年GNU Projectを創始し、GNU Emacs、GCC、GDBといった現在も広く使われているソフトウェアを開発した。
自由であることがコンピュータの利用者にとって最大の権利であると考え、ソフトウェアは利用、改変、配布、再配布がすべて自由であるべきだとの主張に基づいて、GNU宣言、Copyleft、GPLといったフリーソフトウェアにおいて重要な概念や用語を提唱、定義した。
自身の思想に忠実な首尾一貫した行動や発言を行い、フリーソフトウェアという概念を世界に普及させた功績は大きい。自身は賛同してはいないものの、現在のオープンソース運動に契機を与えた。
2002年武田賞受賞。
関連見出し
Free Software Foundation
Copyleft
GNU Project
GNU General Public License
GNU Lesser General Public License
Debian GNU/Linux
関連URL
Richard M. Stallmanホームページ(http://www.stallman.org/)

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