オービタル機構
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/03 03:21 UTC 版)
レシプロソーでは、ブレード取付シャフトを単純に直線往復駆動して切断するものと、往復駆動すると同時に上下方向の揺動動作を行ない、ブレードを被切断材に勢いよく食い込ませることにより切断能率の向上を図るようにしたものとがある。このように往復運動及び揺動運動の複合動作によってブレードが楕円軌道を描き切断する形態をオービタル切断という。往路は楕円軌道の上側を、復路は楕円軌道の下側を動き、ブレードがレシプロソー本体側に引き込まれる復路時に、被切断材に食い込む方向に運動軌跡をすることにより、切断能率が著しく向上する。一般にオービタル機構は、被切断材にあわせ上下の動きを何段階かに切り替えられる。
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オービタル機構
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/22 01:21 UTC 版)
「ジグソー (工具)」の記事における「オービタル機構」の解説
切断を速くしたいときには、オービタル調整スイッチでしゃくり上げの量を調整する。ジグソーでの切断は、丸鋸に比べて遅い。これを改善するためにブレードの動きを上下の往復運動に加え前後の動きをさせてブレードが楕円軌道を描くようにすると、材料をしゃくり上げることによって切断が速くできるようになる。この機能をオービタル機構と言う。切断速度が速く切断面も粗くなるので通常直線切りの場合に使用し、ゆっくりと行なう曲線切りの場合はオービタルスイッチをOFFにする。
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