STS-51-Dとは? わかりやすく解説

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STS-51-D

分類:スペースシャトル


名称:STS-51-D
オービター名称:ディスカバリー
打ち上げ国名/機関:アメリカ/アメリカ航空宇宙局(NASA)
打ち上げ年月日:1985年4月12日
着陸年月日:1985年4月19日
宇宙飛行士:カロル・J・ボブコー/ドナルド・Eウィリアムズ/M・レア・セドン/ジェフリーA・ホフマン/S・デビッド・グリッグス/チャールズD・ウォーカー/E・ジェイク・ガーン
飛行時間:167時間55

STS-51-Dのディスカバリーは、通信衛星TELESAT-1の放出行いました
また、宇宙微小重力人体におよぼす影響調べ医学実験や、宇宙星々撮影する天文写真検査テストなどを行いました
そのほかにも、地球にいる学校の子供たちのための教育プログラムとして、微小重力おもしろさオモチャ使って実演してみせました。
7日間飛行終えディスカバリー号無事に地球へ帰還しました。

1.どんな形をして、どのような性能持っている
スペースシャトル・ディスカバリーは、オービター(軌道船)と呼ばれる有人宇宙船(ディスカバリー)と、それを打ち上げるための固体燃料ブースターロケット2基と、液体燃料入れてある外部タンクからなっています。全体長さは56m、高さ23m、重さ2,000tで、オービターだけの長さは37m、高さ17m、重さ85tです。外部タンク使い捨てですが、オービターとブースターロケットはくりかえし使われます。

2.打ち上げ飛行順序はどうなっているの?
ブースターロケットの噴射と、外部タンク液体燃料を使うオービター噴射打ち上げます。2分後に、燃料燃えつきたブースターロケットが切り離されパラシュート落下します。8分後、高度250kmから400kmに達したとき外部タンク切り離されオービター軌道修正エンジン地球周回軌道乗りますオービター地球に戻るときは、グライダーのように滑空しながら着陸します

3.宇宙飛行目的は?
通信衛星TELESAT-1の放出や、さまざまな科学実験などです。

4.宇宙でどんな活動をし、どのような成果おさめたの?
通信衛星TELESAT-1を放出し、また医学実験天文写真テスト地球にいる子供たちのための教育プログラムなどを行いました

参考文献
Newton Collection II 宇宙開発竹内 均監修(教育社)1992年発行
SPACE ATLAS 宇宙のすべてがわかる本」河島監修/三品隆司・著(PHP研究所)1995年発行


STS-51-D

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/07 00:36 UTC 版)

STS-51-D
Syncom IV-3衛星を起動しようと試みるロボットアーム
任務種別 衛星展開
運用者 NASA
COSPAR ID 1985-028A
SATCAT № 15641
任務期間 6日23時間55分23秒
飛行距離 4,650,658 km
周回数 110
特性
宇宙機 ディスカバリー
打ち上げ時重量 113,802 km
着陸時重量 89,818 kg
ペイロード重量 13,039 kg
乗員
乗員数 7
乗員 カロル・ボブコ
ドナルド・ウィリアムズ
マーガレット・レア・セッドン
デヴィッド・グリッグス
ジェフリー・ホフマン
チャールズ・ウォーカー
ジェイク・ガーン
任務開始
打ち上げ日 1985年4月12日 13:59:05(UTC)
打上げ場所 ケネディ宇宙センター第39発射施設
任務終了
着陸日 1985年4月19日 13:54:28(UTC)
軌道特性
参照座標 地球周回軌道
体制 低軌道
近点高度 300 km
遠点高度 452 km
傾斜角 28.5°
軌道周期 94.4分

後列:左から、グリッグス、ウォーカー、ガーン
前列:左から、ボブコ、ウィリアムズ、セッドン、ホフマン
« STS-51-C
STS-51-B »

STS-51-Dは、アメリカ航空宇宙局(NASA)のスペースシャトル計画の16回目のミッションであり、ディスカバリーの4回目の飛行である[1]。1985年4月12日に行われたフロリダ州ケネディ宇宙センターからの打上げは、固体ロケットブースタの回収エリアにボートが迷い込んだことから、55分間遅れた。STS-51-Dは、延長された3度目のスペースシャトルのミッションになった。

4月19日、1週間の飛行を終え、ディスカバリーはケネディ宇宙センターに着陸した。着陸の際に、シャトルのブレーキは大きく損傷し、タイヤは破裂した。この出来事のせいで、前輪ステアリングが開発され、実装されるまで、これ以降の着陸は全てカリフォルニア州エドワーズ空軍基地で行われることとなった。

乗組員

ガーンは、ユタ州選出の共和党上院議員で、オブザーバーとして参加した。彼は、宇宙を訪れた初めてのアメリカ人国会議員となった。

宇宙遊泳

ホフマンとグリッグス

  • 開始:1985年4月16日
  • 終了:1985年4月16日
  • 期間:3時間6分

ミッションの概要

このミッションで、乗組員は2機の通信衛星Telesat-IとSyncom IV-3を放出した。Telesat-IはPayload Assist Module(PAM-D)のモーターに接続され、放出に成功した。しかしSyncom IV-3はアンテナの展開か、または近地点キックモーターの点火に失敗した。衛星のシーケンサー開始レバーが適切な位置になっていることを確認するために、STS-51-Dは2日間延長された。グリッグスとホフマンは計画にない船外活動を行い、シャトル・リモート・マニピュレータ・システムに手製の「ハエ叩き」を取り付けた。その後セッドンは、シャトル・リモート・マニピュレータ・システムを用いて衛星の開始レバーを引いたが、展開後シーケンスは作動しなかった[2]

その他のペイロードには、6度目の飛行となるContinuous Flow Electrophoresis System(CFES) III、2つのShuttle Student Involvement Program(SSIP)、American Flight Echo-cardiograph(AFE)、2つのGetaway Special、一連のPhase Partitioning Experiments(PPE)、天文写真照合試験、いくつかの医学実験、微小重力環境で単純な玩具の共同を調べ、結果を学校の生徒達が使うことができる非公式実験の"Toys in Space"等があった。

1985年4月19日の着陸の際、シャトルのブレーキは大きく損傷し、タイヤは破裂した。この出来事のせいで、前輪ステアリングが開発され、実装されるまで、これ以降の着陸は全てカリフォルニア州エドワーズ空軍基地で行われることとなった。

起床コール

NASAは、ジェミニ計画の際に、宇宙飛行士のために音楽をかけることを始め、アポロ15号の時に初めて起床のために音楽を使った。それぞれの曲は、しばしば宇宙飛行士の家族が特別に選んだもので、乗組員に個人的な特別な意味のあるものや日々の活動に適したものである[3]

歌手/作曲家
Day 2 トップ・オブ・ザ・ワールド カーペンターズ
Day 3 "Rescue Aid Society" ディズニー映画『ビアンカの大冒険』の挿入曲

Gallery

出典

  1. ^ NASA. “STS-51D Press Kit”. 2009年12月16日閲覧。
  2. ^ Walker, Charles D. (14 April 2005). "Oral History Transcript". NASA Johnson Space Center Oral History Project (Interview). Interviewed by Johnson, Sandra. |access-date=を指定する場合、|url=も指定してください。 (説明)
  3. ^ Fries, Colin (2007年6月25日). “Chronology of Wakeup Calls” (PDF). NASA. http://history.nasa.gov/wakeup%20calls.pdf 2007年8月13日閲覧。 

外部リンク



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