FinePix Fシリーズとは? わかりやすく解説

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FinePix Fシリーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/13 02:21 UTC 版)

富士フイルムのデジタルカメラ製品一覧」の記事における「FinePix Fシリーズ」の解説

初心者向けのモデルからマニュアル露出機能付き高機能ものまで多彩なコンパクトシリーズオート撮影重視している。F60fdまでの品番fdと付く機種F200EXR以降は「顔キレイナビ」(顔認識機能)が付いている。 FinePix F601(2002年2月発売) - 縦型ボディモデル。画素加算信号処理技術により1メガピクセル記録時に高感度ISO1600を実現撮像素子は1/1.7型スーパーCCDハニカムIII。 FinePix F401(2002年6月発売) - これまでの縦型ボディからスクエアボディへと小型化進化し国内市場長くベストセラーの座をキープした撮像素子は1/2.7型スーパーCCDハニカムIII。 FinePix F401 全体 FinePix F401 前面 FinePix F401 背面 液晶今ほど大きくない ファインダー付いている FinePix F401 横の部分スライドさせる電源が入るギミック 青いライン出てくる FinePix F402(2002年10月発売) - 撮像素子に1/2.7型スーパーCCDハニカムIII搭載薄型スクエアボディの単焦点レンズ機。 FinePix F410(2003年3月発売) - 撮像素子に1/2.7型スーパーCCDハニカムIV HR搭載。F401の後継機。 FinePix F700(2003年9月発売) - 撮像素子に1/1.7型スーパーCCDハニカムIV SR搭載機2003年2月に「2003年5月上旬発売」と発表されたが、その後発売大幅に遅れたため話題となった。 FinePix F4202003年11月発売) - 撮像素子に1/2.7型スーパーCCDハニカムIV HR搭載。 FinePix F610(2004年1月発売) - FinePix700から続く縦型ボディモデルとしては当機種最後となる。スーパーCCDハニカムIV HR搭載し有効画素数630万画素、最大記録画素数1230万画素を実現した撮像素子は1/1.7型。 FinePix F710(2004年2月発売) - 世界初アスペクト比16:9液晶モニタ搭載撮像素子は1/1.7型スーパーCCDハニカムIV SR。 FinePix F440(2004年7月発売) - 撮像素子は1/2.5型CCD。 FinePix F450(2004年7月発売) - 撮像素子は1/2.5型CCD。 FinePix F810(2004年8月発売) - 撮像素子は1/1.7型スーパーCCDハニカムIV HR。 FinePix F455(2004年11月発売) - 上級機F7xx/8xxシリーズ除いた一般機では久々となる横型ボディモデル。撮像素子は1/2.5型CCD。 FinePix F460(2005年11月発売) - 毎秒60フレーム表示液晶モニタ搭載撮像素子は1/2.5型CCD。 FinePix F480(2006年11月発売) - 広角28mm 4倍ワイドズームレンズ搭載撮像素子は1/2.5型CCD。 FinePix F102005年2月発売)- 撮像素子第5世代の1/1.7型スーパーCCDハニカムV HR採用。最高感度ISO1600を有効画素数6.3メガピクセル実現させたコンパクトモデル高感度モード発生するノイズ解像度低下というそれまでデジタルカメラ全体弱点大幅に改善しコンパクトデジタルカメラでもきれいに高感度撮影ができると評判になった同機ヒット機にメーカー各社高感度重視モデル次々発表した公称バッテリ撮影枚数500。 FinePix F11(2005年8月発売)- FinePix F10絞り優先AEシャッター速度優先AE追加。 FinePix F302006年5月発売)- 撮像素子を1/1.7型スーパーCCDハニカムVI HR進化。FinePix F11を上回る高感度ISO3200実現。iフラッシュ搭載バッテリはNP-95を採用公称バッテリ撮影枚数も580に向上。バッテリは後のFinePix REAL 3D W1や、X30/X100/X-S1と互換性がある。 FinePix F31fd(2006年11月発売) - FinePix F30に、FinePix S6000fdで初搭載された「顔キレイナビ」を搭載筐体の形が微妙に変化。1/1.7型の630万画素機としては当機種最後となり、後述F200EXR発売される頃まで、専ら高感度に強いモデル評されていた。 FinePix F40fd - 有効画素数8.3メガピクセル撮像素子1/1.6型スーパーCCDハニカムVI HR搭載。xD/SD両対応スロット搭載。 FinePix F50fd - 画素数12メガピクセル撮像素子1/1.6型スーパーCCDハニカムVII HR搭載。ISO6400を3メガピクセルモードで実現CCDシフト式手ぶれ補正機構搭載。xD/SD両対応スロット搭載2007年8月31日発売。 FinePix F100fd - スーパーCCDハニカム第8世代進化させ、FinePix F50fdの機能加えダイナミックレンジ従来比の400%に進化。3メガピクセルモードではISO12800、フル画素でもISO3200が可能。2008年3月15日発売。FinePix10周年記念フラグシップモデルでもある。撮像素子は1/1.6型。光学5倍ズームレンズ搭載35mm換算で28mm-140mm)。赤外線通信機能による画像転送にも対応。 FinePix F60fd - FinePix F50fdをベースに、シーン認識機能の追加液晶画面大型化、さらに顔認識機能の「顔キレイナビ」がFinePix F100fd相当に強化されている。撮像素子は1/1.6型スーパーCCDハニカムVII HR2008年8月23日発売FinePix F200EXR - 人間の目仕組み応用したスーパーCCDハニカムEXR搭載しダイナミックレンジ設定従来比の800%まで進化撮影方式撮影時シーンに応じて自動的に切り替えるEXR AUTOモード搭載。FinePix S100FSに採用されたフィルムシミュレーションモードも搭載するまた、富士フイルムデジタルカメラとしては初めハイビジョンテレビへのフルHD出力機能搭載撮像素子は1/1.6型。背面LCDは約23ドットレンズまわりはF100fdと同じで、光学5倍ズーム搭載35mm換算で28mm-140mm)。ボディもF100fdをほぼ踏襲しているが、赤外線通信機能省略されている(赤外線発光部のみ存在)。2009年2月21日発売。 FinePix F70EXR - F200EXR同様スーパーCCDハニカムEXR搭載する画素数1000万画素撮像素子は1/2型になっているため、F200EXR弟分と言える。スリムボディに光学10ズーム搭載35mm換算で27mm-270mm)。背景自動的にぼかす「ぼかしコントロール」と数連続撮影した合成する連写重ね撮り機能採用2009年8月8日発売。 FinePix F80EXR - F70EXRの後継。F70EXRと比べ撮像素子は1/2型CCDと同じであるが画素数1200万画素にアップ。Z700EXRに搭載されている「ペット検出」と「ピクチャーサーチ機能」を搭載。顔情報登録することで、家族の写真サーチできる「個人認識」も搭載した再生画像縦横自動回転機能も追加マイクロHDMI端子搭載するHD動画(720p)にも新たに対応したF200EXR廃止され高速赤外線通信機能復活2010年4月17日発売FinePix F300EXRブラック2010年9月4日発売シルバー2010年9月18日発売) - 型番としてはF200EXR後継のように思われるが、継承している機能撮像素子のサイズからするとF80EXRの後継と言える同時発表されたZ800EXR同様、「瞬速フォーカス」「ぐるっとパノラマ360」を搭載位相差画素イメージセンサー埋め込んだのはこの機種世界初。ツインシフトレンズ採用光学15倍(35mm換算で24mm-360mm)ズーム採用しており、発売当時光学15倍ズームモデルとして世界最小という触込みだった。アルゴリズム見直しで、手ぶれ補正機能強化された。「フォトブックアシスト」も搭載される。背面LCDは約46ドットになったスーパーCCDハニカムEXR搭載した最後のFシリーズ。 FinePix F550EXR(2011年2月26日発売ブラックのみ2011年3月5日発売) - F300EXRの後継イメージセンサーこれまでのスーパーCCDハニカムEXRから、裏面照射型の1/2型1600万画EXR CMOSセンサー変更された。動画撮影機能フルHD1080p、30fps)に対応、RAW記録にも対応したFinePixシリーズでは初のGPS機能同日発表のXP30とともに搭載また、EXR AUTO49パターンの中から最適な物をカメラ自動判別し撮影するプレミアムEXR AUTO進化した。インテリジェントブレ防止機能搭載しプレミアムEXR AUTOにて自動的に4連写合成する設定も可能となったダイナミックレンジ拡大設定はF300EXRまでは800%が最高だったが、新たに1600%が選択可能となった。 FinePix F600EXR(ブラック・シャンパンゴールド:2011年8月27日発売、レッド・ホワイト:2011年9月10日発売) - F550EXRの後継イメージセンサーは前機種と同じ、EXR CMOS。前機種比べて超解像技術採用したことにより30ズーム相当での撮影可能にした。また、GPSには電子コンパス搭載されコンパクトデジカメでは世界初カメラ向けた方向にあるランドマーク表示させる機能である「ARランドマークナビ」を追加プレミアムEXR AUTOは、被写体動作検出加わったことにより全99パターン増加したまた、GPSからの情報元にカメラ時刻自動補正する機能追加された。 FinePix F770EXR(ブラック・シャンパンゴールド:2012年2月18日発売、レッド・ホワイト:3月3日発売) - F600EXRの後継光学ズーム20倍(35mm換算で25mm-500mm)に変更され超解像2倍デジタルズーム併用最大40ズーム可能になった。GPSアンテナ高感度になり、測位時間高速化され自動オフ機能にも対応。2回撮りによる「3D撮影機能搭載したプレミアムEXR AUTOは、HS30EXR同様103パターン増えている(三脚使った夜景撮影に対応)。また、顔キレイナビが進化し一度フォーカス合えば、顔が正面向いていなくても追尾する「顔追尾AF」が搭載された。 FinePix F800EXR(2012年8月11日発売) - F770EXRの後継GPS及び電子コンパス無くなった代わりに無線LAN機能搭載しスマートフォン位置情報ジオタグ付与ARランドマークナビ機能実現している。同時発売のZ1100EXR同様、様々なエフェクト楽しめる「アドバンストフィルター機能」を搭載する。 FinePix F820EXR(2013年3月9日発売) - F800EXRの後継かつF900EXRの弟分センサーはF800EXRと同じEXR CMOSだが、EXRプロセッサーII搭載により最速0.21秒のAF速度起動時間1.1秒を実現。F900EXR同様、フルHD動画まで60fpsに対応している背面液晶も約92ドットのものに進化。F800EXRと比べるWi-Fi機能割愛されており、光学ズーム18になっている同日発売のF900EXRの下位機種で、(F800EXRに存在していて)F900EXRで廃止され機能はF820EXRでも廃止されている。 FinePix F900EXR(2013年3月9日発売) - F800EXRの後継で、同時発売されたF820EXRの上機種センサー位相差画素内蔵CMOS II光学ズームはF800EXRと同じ20ズーム撮像面位相差AFによる世界最速0.05秒の高速AF実現している。Z2000EXR同様、撮影した画像スマートフォン用アプリPCに、WiFi機能により一括して最大30まで送信出来る。F550EXR以降フルHD動画撮影可能だったが、最高30fpsだった。機種と、同時発売されたF820EXR、後継のF1000EXR(全てEXRプロセッサーII搭載)はさらフルHD動画まで最高fps対応していたた、背面液晶はF300EXRからF800EXRまでは約46ドットのものだったが、同時発売のF820EXRともども92ドットのものに進化した。F800EXRに存在していたランドマークナビ」「高感度二枚撮り」「ナチュラルフォト」「ペット検出」「個人認識」「3D撮影機能廃止された(F820EXRでも廃止されている)。 FinePix F1000EXR(2014年2月8日発売) - F900EXRの後継EXR CMOS II搭載。前機種同様像面位相差AF機能備え世界最速0.05秒の合焦速度を誇る。また、動画撮影時のAF追従速度従来比べて30%高速化され、センサーシフト式の動画時の手ブレ補正強化された。新たにスマートフォン用アプリにてリモート撮影機能利用できるようになった。「RAW撮影」「赤外線通信機能廃止された(F200EXRの時とは異なり赤外線発光部塞がれている)。一方、F900EXRで一度廃止された「高感度二枚撮り機能復活している。

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