FLUIDとは? わかりやすく解説

fluid

別表記:フルイド

「fluid」とは、液体流動物水分のことを意味する英語表現である。

「fluid」とは・「fluid」の意味

「fluid」とは、液体流動物水分という意味で用いられる名詞・形容詞である。名詞としては、流動的固体ではない物質という意味で用いられ形容詞としては物質状況考えなどが滑らかで連続的な固くないという意味で用いられるまた、医学用語としては体液という意味、工学用語では油圧油という意味でも用いられるそのほか、「fluid」はスラングとしては、同性惹かれ同性恋に落ちるが、ゲイでもレズビアンでもない人という意味がある

「fluid」の発音・読み方

「fluid」の発音は、カタカナ語では「フルイド」と表記される発音記号では「flúːid」と表記されるため、カタカナにすると「フルゥーイドゥ」という発音になる。「フ」は日本語の「フ」ではなく前歯下唇軽く噛みながら「フ」の音を出すと、ネイティブ発音近くなる

「fluid」の語源・由来

「fluid」の語源は、流れるという意味の印欧語根の「plew-」である。印欧語根の「plew-」が、流体のという意味のラテン語「fluidus」に変化し、「fluid」になった流暢なという意味の英語の「fluent」と同じ語源である。

「fluid」を含む英熟語・英語表現

「serous fluid」とは


serous fluid」とは、漿液しょうえき)のことを意味する英熟語である。透明か淡い黄色状の液体で、臓器とそれらを覆う膜の間の空間多く見られる大量に発生する場合は、肝硬変心不全、または外科的合併症可能性がある。

「correction fluid」とは


correction fluid」とは、修正液意味する英熟語である。タイプミス書き間違い塗りつぶすのに使われる

「fluid dram」とは


「fluid dram」とは、イギリス用いられている容量測定単位である。液体固体測定単位として用いられており、1fluid dram1/8オンス等しい。

「lighter fluid」とは


lighter fluid」とは、ライターオイル、軽油意味する英熟語である。ライター燃料のほか、バーベキューなどで練炭点火するために使用される液体促進剤としても使われる

「fluid」に関連する用語の解説

「Gender fluid」とは


Gender fluid」とは、性別流動的であるという意味の英語表現である。男性であるのか女性であるのか、自認する性別固定されていない人のことを指す。時間の経過とともに、または日々変化することもある。「Gender fluid」は性的指向ではなく性自認または性表現の一形態である。

「Free fluid」とは


Free fluid」とは、医療用語遊離体液という意味の英語表現である。「Free fluid」は月経女性健康な若い男性少量見られることがあるが、大量に存在する場合腹水呼ばれる腹水肝硬変一般的な症状であり、アルコール大量摂取大きな要因とされる

「fluid」の使い方・例文

・She was severely dehydrated and needed fluids urgently.(彼女は重度脱水状態だったので、緊急に水分が必要であった
・These tanks are used for storing the flammable liquids such as oil, petrol and kerosene.(これらのタンクは、油、ガソリン灯油などの可燃性液体保管するために使用されている)
Keep all your household cleaning fluids where children and pets cannot reach them.(家庭用洗剤はすべて、子供ペットの手届かない場所に保管してください
There's some kind of clear fluid oozing from the trunk of the tree.(木の幹から透明な液体がにじみ出ている)
・His flute playing was beautifully fluid, adding grace to every song he played.(彼のフルート演奏美しく滑らかで、彼が演奏するすべての曲に優雅さ加えていた)
・For travelers whose plans are more fluid, try looking for flights to a different destination.(計画がより柔軟な旅行者は、別の目的地フライト探してみてください
・She warmed the jam until it was fluid, then spread it over the cake.(彼女はジャム滑らかになるまで温めケーキの上広げた
・The plan is extremely fluid and it can be changing from day to day.(計画は非常に流動的で、日々変化する可能性がある)
I think we should try and keep your project fluid at this stage.(この段階では、プロジェクト流動的に保つように努めるべきだと思う)
Most people with heart problems suffer from fluid retention.(心臓問題抱えているほとんどの人は、体液貯留苦しんでいる)
During fever, a large amount of fluid is lost in perspiration.(発熱時には大量水分が汗で失われる

フルイド【fluid】

読み方:ふるいど

フルード


フルード【fluid】

読み方:ふるーど

《「フルイド」とも》流体流動体


りゅうたい 流体 fluid


体液

英訳・(英)同義/類義語:body fluid, fluid

動物体内液状成分総称脊椎動物では、体液を血液リンパ液組織液3つ分ける。

液体

英訳・(英)同義/類義語:liquid, fluid

気体固体並び物質の三態のひとつ。
「生物学用語辞典」の他の用語
化合物名や化合物に関係する事項:    氷酢酸  浸透圧  液体  液体空気  液体窒素  液相

体液、水分、液体

【仮名】たいえき
原文】fluid

液体

流体

(FLUID から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/03/20 01:57 UTC 版)

連続体力学


流体(りゅうたい、: fluid)とは、静止状態においてせん断応力が発生しない連続体の総称である[2]

一般的には液体気体であるが、液体と気体が混ざったものやこれらに微量の固体が混ざった混相流体のように特殊な流体として扱われるものもある[3]

定義

流体に共通の性質は流動性である。これは体積一定で準静的変形には力を要しないことであり、さらに言い換えると、静止状態において接触面に平行な内部の力が発生しない(せん断応力接線応力が発生しない)となる。これより、上述の「静止状態においてせん断応力が発生しない連続体」という流体の定義が得られる。

この「流動性」という定義は熱力学的・物性的なものでなく、運動学的なものである。よって、連続体としての固体と流体の区別は、物質の形態としての固体と液体・気体の区別と厳密には一致しない。例えば、非常に急激な力を加えるとも固体のような性質を示し、非常に緩慢な力が働いているとも流動する[4]ことからも、同じ状態の物質でも運動の時間・空間スケールの違いによって流体とも固体とも観ることができる(粘弾性を参照)。また、塑性を持つ固体や、分散系と呼ばれる液体・気体中に固体が分散した状態のものも流体として扱われることがある[5]

体積変化を伴う変形には力が必要だが、これは接触面に垂直な内部の力は発生してもよいからである。いかなる方向の接触面に関しても面に平行な内部の力が発生しないことから、「静止流体において内部の力は接触面に垂直でその大きさは接触面の方向によらず面積に比例すること」が導かれる[6] [2]。この定理を発見者の名前からパスカルの原理と呼び、垂直な内部の力と面積の間の比例定数を圧力、あるいは静水圧[7]と呼ぶ。なお、以上のことから流体の定義を「静止状態において等方的な応力をもつ連続体[7]」とすることもできる。

連続体モデル

実在流体は互いに衝突をする離散的な分子から構成される。しかし、連続体モデルでは流体を連続であると、すなわち、密度・圧力・温度速度といった量は各点で定義され、空間に対して連続的に変化すると考える。これは、各「点」を十分に小さいが多数の分子を含む領域と考え、諸量はこの領域での平均量として定義することで実現できる。

連続体モデルは、不連続に変化する量を連続的に変化するとみなす近似である。クヌーセン数 Kn(分子の平均自由行程長と、考えている物理問題に現れる特徴的な長さスケールとの比)が1より十分小さければ(たとえば Kn < 1/5 ならば[7])、近似の精度は十分に高く、実在流体を連続体とみなしてよい。

希薄流体力学

通常のモデルの流体は多くの分子で構成される連続した物質として捉えられるが、分子数が極めて少ない場合には個々の分子運動の性質に大きく影響されるものであり希薄流体力学という分野で扱われる[8]

分類

密度の変化による分類

連続体力学の巨視的な視点において、気体と液体には定性的な違いはない。定量的な違いとして密度以外に圧縮性(圧力変化に対する密度変化の比)の大小があげられるので、

  • 非圧縮性流体 - 密度の流れに沿った時間変化がない流体[7]。圧縮性が小さい流体(液体など)のモデルとして多く用いられる。
  • 圧縮性流体 - 圧縮性が無視できない流体

という分類が考えられる。ただし、特徴的な速さが音速より小さい場合は気体も非圧縮性流体として考えてよく、液体でもその内部を伝わる音波(密度の粗密波)を議論するときには圧縮性流体として考えなければならない[2]

なお、密度が一様で一定な流れ(非圧縮性流体の一部)もバロトロピック流体の一つである。

粘性による分類

運動中の変形に対してはせん断応力が発生してもよい。準静的でない変形に対してせん断応力が発生する性質を粘性と呼ぶ。せん断速度で変形の速さを定義できるので、流体は、

  • 粘性流体 - 粘性を持つ流体
  • 非粘性流体 - 粘性を持たない(運動状態によらず常に界面に垂直な内部の力しか発生しない、つまり、圧力のみで内部の力を記述できる)流体

に区分される。

完全流体

非粘性流体を理想流体あるいは完全流体と呼んで粘性流体である実在流体と区別する。実在流体でも粘性が相対的に小さい流れの場合、粘性の影響が無視できない境界層衝撃波などの領域は比較的薄く、それ以外の領域で完全流体の流れとみなせる場合が多いので、完全流体の力学は実在流体を考察する上でも重要である[9]

なお、この完全流体・理想流体の定義は文献や分野により異なることがある。物理の分野では、粘性だけでなく熱伝導性を持たない流体を完全流体と呼ぶことがある[9] [10]、また、水理学や土木工学などの分野では非粘性・非圧縮性流体を完全流体と呼ぶこともあり[11]、非粘性・非圧縮性流体を理想流体として完全流体と区別する文献[12] もある。

運動の記述

  • ある瞬間における各点の速度ベクトルに沿ってできる曲線を流線、同一点から次々と流れる複数の粒をある瞬間に結んでできる曲線を流脈線(流条線)、1粒の移動経路を継続追跡して描かれる曲線を流跡線と呼ぶ。定常な流れでは三者は同一となるが、非定常な流れでは異なる線となる[9]
  • 非粘性流体の速度場の変化を支配する運動方程式は、重力などの外力を除けば、圧力のみで記述できる。1755年にレオンハルト・オイラーにより定式化されたオイラー方程式と呼ばれる1階非線型偏微分方程式が非粘性流体の支配方程式である。粘性流体の支配方程式はナビエ-ストークス方程式とよばれ、オイラー方程式に粘性散逸項を加えたものである。

出典

  1. ^ この問題はミレニアム懸賞問題でもある
  2. ^ a b c d 今井功『流体力学(前編)』裳華房〈物理学選書 ; 14〉、1973年11月25日。ISBN 4-7853-2314-0全国書誌番号: 69025715 
  3. ^ 山田英巳; 濱川洋充; 田坂裕司『流れ学 流体力学と流体機械の基礎』森北出版、2016年、5頁。 
  4. ^ 湯川秀樹他 『新装版 現代物理学の基礎 古典物理学I』 岩波書店、2011年8月26日第1刷発行、ISBN 978-4-00-029801-8
  5. ^ 小峯龍男『よくわかる最新流体工学の基本』秀和システム、2006年4月6日。 ISBN 4-7980-1283-1 
  6. ^ 谷一郎『流れ学』岩波書店〈岩波全書〉、1967年5月30日。 ISBN 4-00-021431-4全国書誌番号: 67003365 
  7. ^ a b c d 巽友正『新物理学シリーズ21 流体力学』培風館、1982年4月15日。 ISBN 4-563-02421-X全国書誌番号: 82029938 
  8. ^ 山田英巳; 濱川洋充; 田坂裕司『流れ学 流体力学と流体機械の基礎』森北出版、2016年、6頁。 
  9. ^ a b c 神部勉『流体力学』裳華房、1995年9月20日。 ISBN 4-7853-2063-X 
  10. ^ シュッツ (Bernard F. Schutz); 江里口良次・二間瀬敏史訳『相対論入門』丸善、2010年11月30日。 ISBN 978-4-621-08309-3 
  11. ^ 後野正雄 流れの科学講義ノート
  12. ^ 大橋秀雄『流体力学 1』コロナ社〈標準機械工学講座 ; 11〉、1982年12月10日。 ISBN 4-339-04010-X全国書誌番号: 83007052 

関連項目



英和和英テキスト翻訳

英語⇒日本語日本語⇒英語

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「FLUID」の関連用語

1
100% |||||

2
78% |||||

3
78% |||||

4
エフ‐ディー‐ビー デジタル大辞泉
78% |||||

5
ロフト デジタル大辞泉
78% |||||

6
流体動圧軸受 デジタル大辞泉
78% |||||

7
78% |||||

8
72% |||||



FLUIDのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



FLUIDのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
実用日本語表現辞典実用日本語表現辞典
Copyright © 2026実用日本語表現辞典 All Rights Reserved.
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ダイキン工業ダイキン工業
Copyright (C) 2026 DAIKIN INDUSTRIES, ltd. All Rights Reserved.
JabionJabion
Copyright (C) 2026 NII,NIG,TUS. All Rights Reserved.
がん情報サイトがん情報サイト
Copyright ©2004-2026 Translational Research Informatics Center. All Rights Reserved.
財団法人先端医療振興財団 臨床研究情報センター
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの流体 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2026 GRAS Group, Inc.RSS