冷却曲線とは? わかりやすく解説

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冷却曲線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/04 20:35 UTC 版)

ナフタレンの液体から固体への冷却曲線

冷却曲線は、物質の変化を表すグラフ。一般的に気体から固体もしくは液体から固体への相変化を表す。独立変数(X軸)は時間で、従属変数(Y軸)は温度である[1]。下図は鋳造で用いられる冷却曲線の例である。

グラフの最初の点は物質の初期温度であり、ここでは"pouring temperature"(注入温度)と書かれている。相変化の間は温度変化が止まる(図中の"thermal arrest")。これは相変化後より相変化前のほうが内部エネルギーが大きいためである。相変化に必要なエネルギー量は潜熱として知られる。冷却速度は冷却曲線の勾配である(図中の"cooling rate")。

脚注

  1. ^ Garland, Nibler, and Shoemaker. Experiments in Physical Chemistry (7th ed.)



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