クオークグルオン‐プラズマ【quark-gluon plasma】
クォークグルーオンプラズマ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/27 05:39 UTC 版)
クォークグルーオンプラズマ (Quark-Gluon Plasma, QGP) とは、高温・高密度状態において存在すると予想されているクォークおよびグルーオンからなるプラズマ状態である。高密度状態におけるハドロンからのクォークの解放は1975年にJohn C. CollinsとMalcolm John Perry[1]によって予言され、同年、高温状態におけるクォークの解放がニコラ・カビボとGiorgio Parisi[2]によって予言された。
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- ^ Collins, John C.; Perry, Malcolm John (1975). “Superdense Matter: Neutrons Or Asymptotically Free Quarks?”. Physical Review Letters 34 (21): 1353–1356. doi:10.1103/PhysRevLett.34.1353.
- ^ Cabibbo, Nicola; Parisi, Giorgio (1975). “Exponential Hadronic Spectrum and Quark Liberation”. Phys. Lett. B 59 (1): 67-69. doi:10.1016/0370-2693(75)90158-6.
- ^ RHIC Scientists Serve Up "Perfect" Liquid
- 1 クォークグルーオンプラズマとは
- 2 クォークグルーオンプラズマの概要
- 3 重イオン衝突実験におけるQGPの証拠
クォークグルーオンプラズマ
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「物質の状態」の記事における「クォークグルーオンプラズマ」の解説
詳細は「クォークグルーオンプラズマ」を参照 クォークグルーオンプラズマは、欧州原子核研究機構で2000年に見つかった状態である。この中では、通常は陽子や中性子を構成しているクォークが自由になり、個別に観測される。この状態により、科学者は理論ではなく実際に個々のクォークの性質を観測できるようになった。
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