F編成とは? わかりやすく解説

F編成

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 16:46 UTC 版)

新幹線200系電車」の記事における「F編成」の解説

1983年昭和58年11月デビュー12編成。240km/h走行対応。6 - 10次車グループ1000番台1500番台構成された。 6次車(1983/11 - 1236両) E37 - E39編成→F1 - F3編1000番台最初グループである6次車・E37 - E39編成1983年昭和58年)に36製造され年内にF1 - F3編成に改番された。 7次車(1984/6 - 11132両) F4 - F14編成 8次車(1984/11 - 1985/2・60両) F15 - F19編成 9次車(1985/4・24両) F20・F21編成 F4 - F21編成上野延伸に伴う増発用として1984年昭和59年)から1985年昭和60年)までに216製造された。7次車より先頭車221222形)の業務用縮小により各車の定員が5名増加し1500番台名乗った中間車1000番台の続番とされた。 10001500番台 編成表落成時) ← 東京 盛岡新潟号車1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 製造区分製造年製造メーカー形式221形(Mc) 226形(M') 225形(M) 226形(M') 225形(Mk) 226形(M') 215形(Ms) 226形(M') 237形(Mb) 226形(M') 225形(M) 222形(M'c) 座席普通車 グリーン車 普通車 ビュフェ車 普通車 E37→F11001 1001 1001 1002 1401 1003 1001 1004 1001 1005 1002 1001 6次車 1983 近畿車輛 E38→F21002 1006 1003 1007 1402 1008 1002 1009 1002 1010 1004 1002 川崎重工業 E39→F31003 1011 1005 1012 1403 1013 1003 1014 1003 1015 1006 1003 日立製作所 F41501 1016 1007 1017 1404 1018 1004 1019 1004 1020 1008 1501 7次車 1984 日本車輌 F51502 1021 1009 1022 1405 1023 1005 1024 1005 1025 1010 1502 日立製作所 F61503 1026 1011 1027 1406 1028 1006 1029 1006 1030 1012 1503 川崎重工業 F71504 1031 1013 1032 1407 1033 1007 1034 1007 1035 1014 1504 東急車輛 F81505 1036 1015 1037 1408 1038 1008 1039 1008 1040 1016 1505 近畿車輛 F91506 1041 1017 1042 1409 1043 1009 1044 1009 1045 1018 1506 川崎重工業 F101507 1046 1019 1047 1410 1048 1010 1049 1010 1050 1020 1507 日本車輌 F111508 1051 1021 1052 1411 1053 1011 1054 1011 1055 1022 1508 日立製作所 F121509 1056 1023 1057 1412 1058 1012 1059 1012 1060 1024 1509 近畿車輛 F131510 1061 1025 1062 1413 1063 1013 1064 1013 1065 1026 1510 東急車輛 F141511 1066 1027 1067 1414 1068 1014 1069 1014 1070 1028 1511 川崎重工業 F151512 1071 1029 1072 1415 1073 1015 1074 1015 1075 1030 1512 8次車 日本車輌 F161513 1076 1031 1077 1416 1078 1016 1079 1016 1080 1032 1513 日立製作所 F171514 1081 1033 1082 1417 1083 1017 1084 1017 1085 1034 1514 川崎重工業 F181515 1086 1035 1087 1418 1088 1018 1089 1018 1090 1036 1515 1985 東急車輛 F191516 1091 1037 1092 1419 1093 1019 1094 1019 1095 1038 1516 近畿車輛 F201517 1096 1039 1097 1420 1098 1020 1099 1020 1100 1040 1517 9次車 日本車輌 F211518 1101 1041 1102 1421 1103 1021 1104 1021 1105 1042 1518 川崎重工業 また、同時にE編成7本(E30 - E36)に240km/h対応を施してF編成(F51・F52・F61 - F65)に繰り入れられた。F61 - F65編成当初ATC改造のみだったため、高圧引き通し工事終了後にF53 - F57編成改番された。このあとE編成からF編成への改造進み最終的にはF1 - F21・F30 - F43・F51 - F59編成揃った10次車(1987/3・4両) 221-2001・2002 222-2001・2002 1987年昭和62年3月100系と同じシャークノーズ2000番台先頭車10次車)が川崎重工業で4両製造され、F52・F58編成組み込まれた。翌1988年には中間車改造したシャークノーズ200番台先頭車2両がF42編成組み込まれた。これら3編成にはピンストライプが入る塗装となった。 F編成 編成表1988年) ← 東京 盛岡新潟号車1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 形式221形(Mc) 226形(M') 225形(M) 226形(M') 225形(Mk) 226形(M') 215形(Ms) 226形(M') 237形(Mb) 226形(M') 225形(M) 222形(M'c) 座席普通車 グリーン車 普通車 ビュフェ車 普通車 F42225-43→201 131 45 112 427 133 27 134 27 135 54 226-104→201 F522002 151 61 152 431 153 31 154 31 155 62 2002 F582001 136 55 137 428 138 28 139 28 140 56 2001 太字:新製車 「とき」E編成10G編成化で生じた余剰車とF52編成からの先頭車両組み込んでF66編成組成された。F66編成グリーン車ビュフェ車225形普通車からの改造車215-102・237-102が組み込まれた。後にF59編成となり、さらにF91編成改造された。詳細はF90 - F93編成参照200番台先頭車はさらに6両改造され2階建て車両12製作し1991年平成3年3月改正合わせF42・F43・F52・F55・F57・F58編成から16編成のH1 - H6編成6本が組成された。これら6編成ピンストライプが入る塗装としている。 1991年6月23日東京駅乗り入れ時、同駅のホーム1面2線しかないことから、自由席を待つ乗客の列を分散させるため、上越新幹線「あさひ」の自由席5 - 8号車変更することとなり、同年5月9日 - 6月18日にかけて、7号車11号車の入れ替え実施。それ以後グリーン車11号となった1992年までにG・K編成組成先頭車両捻出のため、中間車6両をシャークノーズ200番台先頭車改造しF5・F8F40編成組み込む。これら3編成標準塗装である。 F編成 編成表1992年) ← 東京 盛岡新潟号車1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 形式221形(Mc) 226形(M') 225形(M) 226形(M') 225形(Mk) 226形(M') 225形(M) 226形(M') 237形(Mb) 226形(M') 215形(Ms) 222形(M'c) 座席普通車 ビュフェ車 普通車 グリーン車 普通車 F5225-26→205 1021 1009 1022 1405 1023 1010 1024 1005 1025 1005 226-64→205 F8225-69→207 1036 1015 1037 1408 1038 1016 1039 1008 1040 1008 226-1019→207 F40225-1011→206 121 49 122 425 123 50 124 25 125 25 226-1017→206 F編成は主に東京駅 - 盛岡駅間の「やまびこ」使われていたが、H編成とともに2004年平成16年3月13日ダイヤ改正定期運用終了その後臨時列車など充当されることがあり、上越区間の「Maxときたにがわ」(E1系使用列車)の代走運用入った事例もあった。 2007年平成19年)まで新潟新幹線車両センターDS-ATC搭載するF19編成残存していたが、同年3月25日燕三条駅開催された「さよなら200系F19編成展示会」を最後に運用離脱し5月9日新幹線総合車両センター廃車回送され、5月11日廃車、F編成は消滅したF80編成 12編成ラウンドノーズ前面形状。240km/h走行対応。F17編成改造して付番されたものである車両番号変化はない。 1998年平成10年2月長野オリンピック臨時輸送用北陸新幹線長野新幹線乗り入れ対応するため、30急勾配登坂モーター発電ブレーキ容量増大電源周波数50Hz/60Hz切り替え装置搭載したほか、装置増加により重量増したため、先頭車にあたる1・12号車座席E2系同等軽量のもの交換された。また市販時刻表においては200系車両で運転」の注釈があった。電源周波数切り替え装置臨時輸送終了後同年11月までに撤去され軽井沢以西への乗り入れ不可となったその後編成としては2004年平成16年6月18日付け廃車となったF80編成 編成表1998年) ← 東京 盛岡新潟号車1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 形式221形(Mc) 226形(M') 225形(M) 226形(M') 225形(Mk) 226形(M') 225形(M) 226形(M') 237形(Mb) 226形(M') 215形(Ms) 222形(M'c) 座席普通車 ビュフェ車 普通車 グリーン車 普通車 F801514 1081 1033 1082 1417 1083 1034 1084 1017 1085 1017 1514 臨時あさま時刻表下り列車東京 上野 大宮 高崎 軽井沢 長野 運転日 あさま6037時347時40分 8時00分 8時25分 8時44分 9時112月7 - 22日 あさま609号 13201326134714時1414時3315時002月7 - 22日 あさま6131944195020112040205921252月7, 9, 10,12 - 14, 16 - 21日 臨時あさま時刻表上り列車長野 軽井沢 高崎 大宮 上野 東運転日 あさま6021119114712時0512時3012時5012時562月7 - 22日 あさま60816時2416時5217時1017時3817時58分 上野終着 2月7 - 22日 あさま61622032230分 → 23時1023時3023時362月7, 9, 10,12 - 14, 16 - 21日 F90 - F93編成 12編成ラウンドノーズ前面形状上越新幹線下り上毛高原駅 - 浦佐駅間で275km/h走行対応するためにF54, F59, F14, F16編成改造して付番されたものである車両番号には変化はない。 具体的な改造内容下記の通りATC240信号275読み替えるトランスポンダ搭載 72%弱め界磁回路追加概ね、210km/h以上の速度弱め界磁制御が行われる 275km/hからの7ノッチフルブレーキによる抵抗器温度上昇を防ぐため、ブレーキカム軸進段停止装置追加 ブレーキ距離確保のために、ブレーキパターンを変更 222形運転台計器板をデジタル化信号240」の「245読み替え275km/h運転を実施するのは下り列車のみなので、その時運転台となる222形のみ実施 6, 8号車パンタグラフ撤去し通常時では4, 10号車のパンタグラフのみで対応 パンタグラフ数の減少に伴い集電容量上のためにパンタグラフ導線交換 騒音低減のためにパンタグラフ特高圧引き通し部分カバー装着 騒音低減のため、運転台側窓を平滑化 台車車輪検査厳格化車輪径は通常は910mmであり、磨耗などで850mmまで減少される交換となるがF90番台編成は880mm以下での交換となった 発電ブレーキ容量増加基礎ブレーキディスク圧力の向上とブレーキディスクライニング材質変更鋳鉄鍛鉄空転滑走検知装置出力調整変更 1997年平成9年3月22日500系山陽新幹線で最高300km/hでの営業運転開始するまで、日本営業列車としては最高速の275km/hでの運転を行っていた。ATC信号現示200系F90番台編成場合は「275」、300系場合は「270」であることから1992年平成4年)に営業運転開始した300系より速かったと言われていた。実際には、ATC頭打ち速度300系も275km/hだったためATC抑止速度考えた場合最高速は同速ということになるが、営業速度考えた場合にはこのF90番台編成最速であった。なお、この275km/h運転時には越後湯沢駅停車することができなかった。 275km/h運転は1999年平成11年12月4日まで続けられた。2002年平成14年)にまず、F90, F92編成廃車された。同年東北新幹線開通20周年記念として「想い出のあおば号」がF93編成によって運行された。その後残ったF91, F93編成2004年平成16年)に廃車となり、200系での275km/h走行編成消滅した。 F90 - F93編成 編成表1992年) ← 東京 盛岡新潟号車1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 形式221形(Mc) 226形(M') 225形(M) 226形(M') 225形(Mk) 226形(M') 225形(M) 226形(M') 237形(Mb) 226形(M') 215形(Ms) 222形(M'c) 座席普通車 ビュフェ車 普通車 グリーン車 普通車 F9033 161 65 162 433 163 66 164 33 165 33 33 F9131 127 47 117 423 113 51 142 225-53→902102 132 225-57→902102 31 F921511 1066 1027 1067 1414 1068 1028 1069 1014 1070 1014 1511 F931513 1076 1031 1077 1416 1078 1032 1079 1016 1080 1016 1513 F編成の推移編成該当編成その後編成E37 - E39 F1 - F3 K41 - K43 新造車 F4 - F9 新造車 F10 - F13 K44 - K47 新造車 F14→F92 新造車 F15 K48 新造車 F16→F93 新造車 F17→F80 新造車 F18 K49 新造車 F19 新造車 F20, F21 K50, K51 E1 - E3, E5, E6,E11, E14 - E17,E25 F30 - F40 E26 G26 F41 E27 G27 F42 H5 E29 G29 F43 H1 E30 F51 E31 F52 H3 E32 F61 F53 E33 F62 F54→F90 E34 F63 F55 H6 E35 F64 F56 E36 F65 F57 H2 E28 F58 H4 余剰車 F66 F59→F91 一部編成には新造車・他編成からの組替車を含む。

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