営業運転終了とさよなら運転
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 16:55 UTC 版)
「新幹線300系電車」の記事における「営業運転終了とさよなら運転」の解説
2011年11月時点では、JR東海5編成・JR西日本3編成の計8編成まで数を減らした。 2012年3月17日のダイヤ改正において、300系はJR東海所属編成のほかJR西日本所属の9編成についても同社に残留していた100系とともに運用終了となった。JR西日本保有のF編成9編成の代替として、JR東海からJR西日本に同数の700系(C編成)9編成を譲渡した。 東海道新幹線における2012年1月10日以降の定期運用は次の通り。 「こだま」697号(三島6:50→新大阪9:53、F編成、3月12日まで) 「ひかり」501号(東京6:26→新大阪9:30、J編成、2月1日まで) 「こだま」659号(東京13:26→名古屋16:16、J編成、2月1日まで) 「ひかり」477号(東京15:03→岡山19:17、F編成、3月12日まで) 「こだま」807号(東京20:56→三島21:51、F編成、3月11日まで) 「ひかり」512号(新大阪10:13→東京13:10、J編成、2月1日まで) 「こだま」650号(新大阪10:50→東京14:47、F編成、3月12日まで) 「ひかり」482号(岡山16:26→東京20:40、F編成、3月11日まで) 「こだま」680号(名古屋19:28→東京22:17、J編成、2月1日まで) また、山陽新幹線における2012年1月以降の定期運用は次の通り。 「こだま」727号(岡山6:50→博多9:53、F編成、3月13日まで) 「こだま」734号(博多7:10→岡山10:53、F編成、3月11日まで) これにより、東海道新幹線での定期運用はJ編成は同年2月1日の「こだま」680号がJ57編成を使用して、F編成は同年3月12日の「ひかり」477号が、山陽新幹線での定期運用は同年3月13日の「こだま」727号がいずれもF8編成を使用してそれぞれ最終となった。 さよなら運転は2012年3月16日に以下の臨時列車により運行された(いずれも全車指定席)。このうち、山陽新幹線で運転された「のぞみ609号」については、同日に営業運転を終了する100系のさよなら列車「ひかり445号」と岡山駅の同一ホームでさよなら列車同士が並ぶ演出が行われた。 東海道新幹線:「のぞみ」329号、J57編成、(東京10:47→新大阪13:23) 山陽新幹線:「のぞみ」609号、F7編成、(新大阪10:52→博多13:28) J編成はさよなら運転に使用されたJ57編成が2012年3月23日付で廃車されたのをもって、全車廃車された。F編成は2012年度初めの時点でF7編成、F8編成、F9編成が残存していたが、2012年10月20日付でF9編成が廃車され形式消滅した。 本系列は0系・100系・500系のような短編成化されて山陽新幹線内の「こだま」や博多南線に転用された車両は1両もなく、全車が16両編成のまま東海道新幹線と山陽新幹線から同時に撤退した。
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