営業運転の終了
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営団が東西線のATCを新型に更新することが発表し、2002年(平成14年)秋には正式に置き換えが発表された。このため、同年12月1日のダイヤ改正でJR車の東西線直通運用が削減され、逆に中央・総武緩行線の地上線運用が増加しており、E231系0番台10両編成1本が代替として新製投入されている。これに合わせて検査期限の近かったK1編成が廃車となった。 2003年(平成15年)1月からE231系800番台の導入が開始され、順次定期運用を離脱していった。同年6月20日の09K運用のうち朝の1往復の営業運転をもって定期運用を終了した。 東西線直通運用からの離脱後、習志野に疎開していたK4編成は2003年(平成15年)夏まで車籍を有しており、同年8月3日にK4編成を使用した臨時快速「さよなら301系」号としてさよなら運転イベントを行った。立川駅では301系の他、E231系800番台、165系、201系、205系500番台を電留線に留置した上での展示撮影会も行われた。 さよなら運転については、当初は「定期列車として中央・総武緩行線→東西線→東葉高速線→東西線経由でそのまま行徳検車区へ入線」という計画もあったが、営団との調整がまとまらなかったため、旅客営業運転では最初で最後となる中央線・南武線・武蔵野線・京葉線での運行を実施した。 最後まで残留したK4編成は翌8月6日に東京総合車両センターへ廃車回送され、これをもって301系は系列・番台区分消滅した。 本系列は廃車後に車体のアルミ材をリサイクルする予定となっていたが、具体的なリサイクル状況については公表されなかった。
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営業運転の終了
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 08:41 UTC 版)
常磐緩行線には2008年(平成20年)に千代田線直通用のE233系2000番台が新製されることが発表され、翌2009年(平成21年)5月に第1編成が落成した。 これにより、203系とともに本系列は置き換えられる事となり、同年9月上旬までに定期営業運転から離脱する予定と報道された。その後、同年12月5日にさよなら運転を実施することが報道された。当日は「ありがとう 207系 松戸車両センター 2009.12.5」と表記された三角形のヘッドマークが両先頭車貫通扉部分に装着され、団体専用列車として常磐緩行線松戸 - 取手間を1往復し、その後松戸車両センター内において当該列車の乗客を対象とした車両撮影会が実施された。 2010年1月5日に長野総合車両センターへ配給輸送され、翌6日付で廃車された。
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営業運転の終了
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「神戸新交通8000型電車」の記事における「営業運転の終了」の解説
2006年(平成18年)に神戸空港開港にともなう輸送力増強用として新型車両2000型を導入した。この時点では本型式の代替はなされなかったが、開業当初から海浜部という特殊環境下で走り続けていることから、2008年(平成20年)度から3年間かけて全車両を2000型に置き替えることが決定した。 その後、塩害による機器の故障が頻発したことなどから、当初の予定より早く2009年(平成21年)11月8日に営業運転を終了することが発表された。同年10月31日から11月7日までさよなら運転として三宮駅 - 神戸空港駅(もしくは中埠頭駅)間を臨時列車として運転し、硬券記念乗車券も発売され、11月8日に最後の1編成である第06編成が三宮-神戸空港間を臨時列車として運転し、営業運転を終了した。
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営業運転の終了
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「東葉高速鉄道1000形電車」の記事における「営業運転の終了」の解説
2001年(平成13年)1月に行われた運輸政策審議会答申第18号において、営団地下鉄東西線の輸送力増強対応として同線の保安装置をWS-ATC装置から新CS-ATC装置へと更新することが決定された。同線と相互乗り入れを行う東葉高速鉄道側も対応することを受け入れ、この時点で車両を改造で対応させるのか、新車で対応させるのか長期視点で種々検討を行った。 検討の結果、本形式に新CS-ATC対応改造を実施した場合、経年を考慮すると近い将来に車両の更新が必要となり、改造費用が無駄となることも判明した。2001年9月、当初の計画より車両更新時期を早め更新用の新車を導入することが決定された。 その後、2004年(平成16年)12月7日より後継車である2000系の営業運転が開始された。これにより本系列は順次置き換えられ、2000系の導入から2年を経た2006年(平成18年)12月3日に東葉高速線内での営業運転を終了した。 最後まで使用された06Fは、12月4日に深川検車区への移動を兼ねて東西線の朝ラッシュ時の東京メトロ車の運用に入り、東西線での営業運転も終えた。この際、1061は最初で最後の女性専用車指定を受けた。営業運転終了に際し、2007年初頭に大々的にイベントが行われた5000系とは異なり、記念パスネットカードの発売はされたものの、車両への記念シールの貼り付けなど特別なことは一切されなかった。 なお、2006年11月20日から東西線に女性専用車が設定されたが、1000形は営業運転終了が間近で休日運用のみの予備扱いとされたため、06F以外は告知シールは貼付されなかった。 運用離脱車は順次解体されていたが、最後まで残存していた06Fを含む最終3編成については解体されず、東京メトロ5000系ステンレス車と共に、インドネシアの鉄道会社であるPT. Kereta Api(現.PT Kereta Commuter Indonesia)にジャカルタ近郊の通勤電車用として売却されることとなり、2006年10月に09Fが、11月に08Fが、2007年1月に06Fがそれぞれ深川検車区から甲種車両輸送されている。06Fは現地でholeckと衝突事故を起こしたが、無事に営業復活した。現在は東葉塗装から現地塗装に塗り直されている。
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