萬字とは? わかりやすく解説

まん‐じ【×卍/×卍字/万字】

読み方:まんじ

インドビシュヌ神の胸の旋毛起源とする瑞兆の相。仏教入り、仏の胸など体に現れ吉祥の印の表象となった日本では仏教寺院記号紋章標識として用いる。

紋所の名。1図案化したもの。左まんじ・右まんじなど。

卍/卍字/万字の画像
卍の紋所

(萬字 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/08 16:26 UTC 版)

(まんじ、: swastika スヴァスティカ、スワスティカ: g.yung drung ユンドゥン)は、幾何学的な紋章や意匠・記号・文字の一つ。世界の多くの文化や宗教でシンボルとして使用されており、ヒンドゥー教仏教などの宗教的象徴、アメリカ州の先住民族、西洋では太陽十字からの派生などの例が存在している。日本では家紋漢字としても使用されている。


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「卍」の続きの解説一覧

万字(まんじ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/14 08:47 UTC 版)

エスケヱプ・スピヰド」の記事における「万字(まんじ)」の解説

鬼虫伍番式。人間時代本名五所川原龍之介二つ名は「奔王(ほんおう)の万字」。4巻までは九曜回想のみで登場変人知られる2m近い長身痩躯の男で、事あるごとに体に見合わない小さな字でメモを取る癖がある。言葉という存在深く愛し、暇さえあれば資料室こもって(いつになって完成しない小説執筆いそしんでいた。戦争末期特別攻撃術火焔操作フロギストン)」を使い帝国部隊道連れ自爆し死亡遺体はほぼ消し炭の塊となって四散し、のちに八洲捜索によって見つけた片腕登坂研究所保存されている。もう片方の腕は虎杖独自に回収し久留守渡した

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