代表的品種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/12/09 02:58 UTC 版)
ごく有名なもののみを挙げる。 覆輪 銀竜(ぎんりゅう):中型、標準的な姿に白覆輪が入る。入門用だが斑が美しい。 横綱(よこづな):矢が太く、葉も大きい。 昭代(しょうだい):背が低く、葉は楕円形、縮緬地に白覆輪。 満月(まんげつ):葉は円に近く、羅紗地に白覆輪、出芽時は紅をさす。 縞 大同縞(だいどうしま):やや広めの葉に黄色の縞が入る。 黒牡丹(こくぼたん):太い軸から楕円形で凹凸の激しい葉が出る。葉には白の斑が入る。 蜀紅錦(しょっこうにしき):やや長めの葉に、白く細かい縞が入り、芽出しのころには紅がかかる。 中斑 天賜丸(てんしまる):茎はごく短く、白っぽく透け、葉は卵形で白い中斑がはいる。 紅雀(べにすずめ):葉は細くて薄く、巻き込む。白い中斑が入り、芽出しでは紅色が乗る。アメ矢に変化すると金光簾(きんこうれん)になる。 濡鷺(ぬれさぎ):茎も葉も非常に細く、白い中斑が入る。アメ矢に変化すると隼(はやぶさ)。 金兜(きんかぶと):アメ矢で、葉には幅広いクリーム色の中斑。 月宮殿(げっきゅうでん):葉も軸も太短い。白の中斑は後にほとんど見えなくなる。 青竜(せいりゅう):矢が青く透ける。 黄金丸(こがねまる):楕円形の葉に、べったりと黄色い中斑が入る。 その他 青葉笛(あおばのふえ):アメ矢で、それ以外の姿はすべて並物。 紫金城(しきんじょう):株全体に紫が強い。 金星(きんぼし):楕円形の葉の周辺部に粒状の突起が出て、その部分だけが黄色になる。花は八重咲き。 狂獅子(くるいじし):茎も葉もねじれて乱れる。 富士丸(ふじまる):葉はサジのようにくぼみ、外側は反り返り、中心部はやや透ける。
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代表的品種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/11/27 03:06 UTC 版)
金九十九(きんつくも):枝先が細かく分かれる。黄色く出芽し、成長すると枝先に赤みを帯びた黄色い斑が深く入る。 錦玉(きんぎょく):金九十九に似て、斑の色は白っぽい黄色。 九十九金斑(つくもきんぷ):中軸、枝が先端に向かって細かく分かれ、その先が短く詰まったようになる。次第に先端に黄色い斑が入る。 富士の雪(ふじのゆき):細軸、形は素直。とても白い斑が入る。古い品種。 富岳の虹(ふがくのにじ):中軸、やや細みでまばらな分枝。斑は始めは白く、次第に黄色や紅、紫など季節の変化で多彩に変わる。 水晶楽(すいしょうらく):細軸で枝先が特に細くなる。株全体が透け、次第に赤みを帯びる。 鳳凰柳(ほうおうやなぎ):太軸で無地、枝先が枝垂れ柳のように垂れる。 鳳明竺(ほうめいじく):細軸無地、分枝が互いに強く密着するように伸び、細い束になる。 折鶴(おりづる):細軸無地の枝が高く伸び、あちこちで石化し、枝先に折り鶴が出る。 霊芝角(れいしかく):中軸、無地、羅紗地を見せる。枝分かれが少ない枝がほぼ直立し、先端が巻き込む。 麒麟角(きりんかく):太くて無地、石化があちこちに見られ、数少ない枝分かれは不規則で大きい角度で出る。 八重麒麟(やえきりん):一年芽に麒麟角と似た枝が出て、二年目にその一部が伸び上がり、やはり同じような枝振りに育つ。 福禄寿(ふくろくじゅ):太くて無地。ほとんど枝分かれせず、単独の枝が直立する。 青竜角(せいりゅうかく):太くて無地、茎は根元で枝分かれし、屈曲しながら伸び上がる。
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代表的品種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/02/08 00:24 UTC 版)
以下に代表的な品種を挙げる。古いものは二百年以上も栽培され続けているが、現在も新しい品種が命名されてもいる。 梅弁 棒心に兜があり、三弁の幅が広いものである。三弁は先が丸く、平肩か三角に決まり、棒心は寄り添って、全体として梅の花を思わせるような姿のものがよいとされる。宋梅(そうばい)・西神梅(せいしんばい)・老十円(ろうじゅうえん)・萬字(まんじ)・翠桃(すいとう)など 荷花弁 花弁の幅は広いが、兜をもたないものをこう呼ぶ。花弁は楕円形で幅広く、花全体が抱えるように丸まって、蓮の花を思わせるような姿のものを良しとする。大富貴(だいふうき)・翠蓋(すいがい)など 水仙弁 梅弁と同じく棒芯に兜をかけるが、花弁が細長く、やや抱えるような形で咲くもの。竜字(りゅうじ)・汪字(おうじ)・翠一品(すいいっぴん)など。 素心 唇弁や花弁に出る赤い斑紋が全く出ないもの。楊氏素(ようしそ)・老文団素(ろうぶんだんそ)・王氏素(おうしそ)など 奇種 花の型変わりである。八重咲きの余胡蝶(よこちょう)・緑雲(りょくうん)、側弁下部が舌化する胡蝶咲きの素蝶(そちょう)・笑蝶(しょうちょう)、二つの花が背中合わせになった形の四喜蝶(しきちょう)、棒心が舌化する蘂蝶(ずいちょう)などがある。 この中で、宋梅・萬字・老十円・竜字を四天王と言う。 また、荷花弁で素心の楊氏素などは二芸品と言うこともあり、特に貴重であるとされる。
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