2年目
二年目
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/18 09:21 UTC 版)
「銀の匙 Silver Spoon」の記事における「二年目」の解説
勇吾が2年生になって新入生が入学し、エゾノー祭を見て進学と入部を決めた後輩女子も入部する。成績優秀な勇吾に桜木がフランスへの海外短期留学をもちかけるが、勇吾はかわりに吉野を推薦する。チーズを学ぶため意気揚々とフランスに乗り込んだ吉野だったが、留学先では観賞魚の世話をさせられる不運に。それでも逞しい吉野はチーズの味を舌で覚えて帰国するのだった。一方、アキが畜産大進学を目指していることを知ったあやめも大学への進学を決意するが体育以外がオール1という成績の上、アキ以上に狭き門という厳しい状況であった。勇吾はど田舎で塾はおろか家庭教師のアテもないあやめに慎吾を紹介する。 バイト先で現物支給された黒豚を食べるために飼い始めた大川だったが、大きくなった豚を持て余していた。アキの発案で繁殖用として育てることを決めた大川は富士に相談する。なにかと頼りになる富士だったが本年度をもって教師を退職し、猟師に転職すると語る。豚は馬を処分して放牧地が空いてしまった御影牧場に預けることに決まり、アキの祖父から馬小屋を解体して好きなように使って良いと言われた勇吾たちは豚小屋作りにとりかかる。率先して小屋作りに励む大川の姿を見た勇吾は彼を社長にすると決める。そんな中、勇吾は次期部長の人選について依田に相談される。依田は勇吾ではなくアキを部長にするつもりだった。アキは躊躇するが馬術部長の肩書きは推薦に有利だという桜木の勧めもあって渋々了承する。 社長に任命された大川はやる気満々で仕事も早かったが、二人の会社は事業を立ち上げないうちから胡散臭いペーパーカンパニー呼ばわりされて全校生徒の噂になってしまう。勇吾と数正の交渉がなかなか進まないことに苛立つ大川は自身の貯金を出し、事業で収益を上げてその業績と商品で出資させる方針に切り替える。養豚に必要な手続きを瞬く間に片付けた大川から金を作るよう促された勇吾は再び御影牧場でバイトを始める。その傍ら、真一郎がバイト先にしている養豚場に視察に向かう。完全放牧で手間がかからず広い土地が必要だが、豚がストレスを感じない環境に勇吾と大川は惹かれる。そこで最初に出荷する豚の使い道を大川から相談された勇吾はピザを作って売るという方向性に定め、ばんえい競馬場に石窯を設置して販売するための交渉を始める。二人の会社は着実な前進をはじめるのだった。
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