第1部「幸福の魔女編」とは? わかりやすく解説

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第1部「幸福の魔女編」

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 09:59 UTC 版)

マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝」の記事における「第1部「幸福の魔女編」」の解説

2017年8月から2019年3月にかけて、メインストーリー全10章配信され完結した副題である「幸福の魔女編」は、第2部開始告知時に発表された。 プロローグ「幾度目かの魔女」 見滝原市の魔法少女暁美ほむらは、親友鹿目まどか迎えてしまう悲惨な運命変えるべく、自身が持つ「時間操作」の能力使って幾度となく同じ時間繰り返して戦っていた。 そんなほむらの元にある日突如として謎の少女現れ、「運命変えたいなら神浜市来て。この町で魔法少女救われるから」とだけ告げると、姿を消してしまう。ほむらは今までになかった出来事動揺する同時に、その言葉にまどかを救う可能性感じる。 第1章 メインストーリー「はじまりのいろは」 あるときから頻繁に見知らぬ少女の夢」を見るようになった魔法少女環いろはは、その夢の真相を知るべく、夢を見るきっかけとなった新興都市神浜市訪れる。 いろははそこで神浜の魔法少女秋野かえでから手がかり1つだと考えている小さキュゥべえについての情報を得ると同時に十咎ももこから紹介された「調整屋」で八雲みたまから調整受けたことがきっかけで、「自分がどんな願いキュゥべえ契約したのか」を忘れてしまっていることに気づく。 いろはは小さキュゥべえ捜索再開するが、そこに七海やちよ立ちはだかる。やちよは「神浜では力量不足魔法少女生きていけない」としてここから出ていくように諭すが、いろはは戦い通してやちよに自身の力を示す。 再会した小さキュゥべえ抱きしめたことによって、いろはは夢に出てきた少女自分の妹環ういであったことを思い出し、ういを探し出すことを決意する第2章 メインストーリー「うわさの絶交ルール」 いつの間に世界から存在抹消されていたういを探すために、いろはは再び神浜市訪れる。手がかりとして、ういの親友であった里見灯花柊ねむ入院していたはずの病院訪ねるが、2人の姿はなく、捜索手詰まりになる。落胆しながらの帰り道でいろははやちよと遭遇し、神浜に流れている様々なうわさの中の一つである絶交ルールのうわさについて教えられる。 うわさが現実化するという話をにわかに信じられないでいたいろはだったが、水波レナとかえでがうわさどおりの行動をした結果、謎のバケモノ絶交階段ウワサ)に攫われてしまう。いろははももことやちよの協力受けてウワサ呼ばれるバケモノから2人助け出しレナ助けられお礼としてういの捜索協力したその結果いろはは「灯花とねむは実在していた」という情報を得る。 アナザーストーリー「この町だけが違う」 巴マミ見滝原市内に出現する魔女減少したことから、グリーフシード求めて他の町まで活動足を伸ばしていた。その過程で、魔女減少するどころか大量発生している町・神浜市存在を知る。 神浜に出現する魔女使い魔通常のものより強力で、さらに市内には魔女とは異な魔力反応まで存在したマミはその異常事態真相を知るべく、神浜の調査始めることにする。 第3章 メインストーリー「神浜うわさファイル」 ういがうわさに巻き込まれている可能性考え、いろはは神浜市のうわさについて調査し始める。訪れた水名区知り合った魔法少女由比鶴乃同じくうわさを調べていたやちよの2人協力し、いろはは口寄せ神社のうわさの調査に当たることになる。 うわさの舞台として突き止めた水名神社にて、いろははういの幻影と、やちよは行方不明になっていた幼馴染梓みふゆ偽物対面する。うわさの内容逆らってみふゆの偽物倒した後、3人はうわさの大元マチビト馬のウワサ交戦苦戦を強いられる中、いろはは穢れ溜め切ったソウルジェムから予期せず謎の力(ドッペル)を顕現させウワサ撃破する直後にいろはは、その光景目撃していろはのことを「人型魔女」と誤解した見滝原市の魔法少女巴マミから攻撃仕掛けられるが、ももこが助太刀入ったことで難を逃れる今回一件経て信頼深めたいろはとやちよは、今後協力してうわさの調査進めていくことを決める。 アナザーストーリー「私たちと同じ姿」 神浜市調査続けていたマミは、そこで出会った魔法少女のかえでとレナから、謎の魔力反応正体は「ウワサ」によるものだと教えられる。 その真偽確かめるべくウワサ気配辿り、そこでいろはが謎の力を顕現させる様子を目にしたマミは、いろはを「人型魔女」だと誤解する。ますます神浜への警戒心強めたマミは、かつての仲間であった佐倉杏子元へ向かい、「神浜は危険だら行かないで」と忠告する第4章 メインストーリー「ウワサの守り人」 乃から得た情報元に、いろはは参京区でねむの家を探し始める。その最中に「フクロウ印の給水所」を名乗る無料給水所提供され飲んだことがきっかけで、どこからともなく数字書かれた紙」が降ってくるという現象見舞われる。 その奇妙な紙について調査する過程で、いろはは同じ現象悩まされていた自称傭兵深月フェリシア再会し、彼女とも協力することになる。 いろはたちは現象正体であるミザリーウォーターのうわさを止めるためにウワサ打倒目指すが、「魔法少女解放」のためにウワサを守るマギウスの翼妨害されるマギウスの翼一員である天音月夜天音月咲退け同じくウワサ巻き込まれていた佐倉杏子とも協力し、いろはたちはうわさの大元ミザリーリュトンのウワサを倒す。ウワサ討伐後、やちよはマギウスの翼一員となっていたみふゆと再会する。 やちよはみふゆを連れ戻すために、いろははマギウスの翼関与している可能性があるういの手がかりを見つけるために、今後マギウスの翼接触しうわさを消していく決意新たにする。傭兵続けようとしていたフェリシアと、両親海外出張神浜市引越すことになったいろはは、やちよの提案で彼女の家みかづき荘)に住むことになる。 アナザーストーリー「アイツから聞いた町」 マミから受けていた忠告無視し神浜市訪れた佐倉杏子。彼女はそこで「うわさ」に巻き込まれてしまい、結果的に目的同じくするいろはたちと協力して問題解決へと臨むことになる。 「うわさ」を追う戦いの中で月夜ドッペル顕現させる様子目の当たりにした杏子は、これがマミ言っていた「人型魔女」のことかと理解する問題解決して神浜から戻った杏子は、マミ誤解を解くべく「あれは魔女ではなくドッペルという現象だ」と説明する第5章 メインストーリー「ひとりぼっちの最果て」 マギウスの翼に繋がる手がかり求めて現時点では「うわさ」なのか「普通の噂」なのかが判然とていない電波少女」の話について調べることにしたいろはは、その調査の中で鹿目まどか暁美ほむら出会う彼女らはこの町で行方が判らなくなった先輩マミ探し見滝原市から来たと言いマミがうわさに巻き込まれている可能性考えていろはたちの調査に加わる。 それぞれ得た情報から、電波少女だと噂されているのは水名女学園に通う少女二葉さなということと、彼女が自らの意志名無しさんのうわさに取り込まれていること、そしていろはの元に届いていた謎メール差出人こそが、うわさの大元名無し人工知能ウワサということ判明するアイ名乗るそのウワサからさなの救出頼まれウワサ討伐向かったいろはたちは、そこでマギウスの翼束ねるマギウス一人アリナ・グレイ遭遇するアリナ妨害消耗強いられるいろはたちだったが、さなの協力もあってウワサ討伐成功するマギウスの翼との戦闘後、さなはやちよの提案で彼女の家に住むことになり、いろははマギウスの翼がねむについて話していたことをさなから聞くアナザーストーリー「その秘密を知りたい」 謎の少女告げられ言葉が気にかかっていたほむらは、神浜市へと向かったマミが行不明となったことを受けて自身も神浜へ行くことにする。そこにほむらの身を案じたまどかも同行現地出会ったいろはたちとも協力しマミ行方探すこととなる。 結局今回探索ではマミを見つけることができず、再び神浜を訪れることを胸に決めるほむらとまどか。ほむらは今回一件出会ったドッペル」という現象と「マギウスの翼」という集団対し、まどかを救う可能性一端感じる。 第6章 メインストーリー「真実を語る記憶」 ねむ・ういとマギウスの翼の関係について思い悩んでいたいろはの元にある日突然みふゆが訪問してくる。彼女はいろはに対しマギウスの翼目的である「魔法少女解放」がどういうものかを理解してもらうため、講義を開くので来て欲しと言う講義会場記憶ミュージアム」へと向かったいろはたちは、マギウス一人となっていた灯花対面する灯花による講義通して魔法少女真実知ったいろはたちは記憶ミュージアムのうわさに取り込まれ、やちよの仲間であった雪野かなえ安名メル失ったみふゆの過去追体験する。いろははみふゆたちから再度誘いを断るが、乃・フェリシア・さなの3人は洗脳によってマギウスの翼一員となり、灯花たちとその場を去る。 いろはは3人の奪還記憶ミュージアムからの脱出のためにやちよに協力求めるが、自身が持つ固有能力を「他者犠牲にして生き残る」だと考えて思い悩んでいたやちよは、周囲被害出さないために孤立しようとしてそれを断る。その言動に対して強い怒り覚えたいろはは、単独記憶キュレーターウワサを倒すという行動持ってやちよの懸念否定する。 うわさから脱出した先で、いろはとやちよはマギウスの翼となったマミホーリーマミ)に襲撃され再び窮地陥るが、見滝原市の魔法少女美樹さやか助太刀辛くも生還帰宅したみかづき荘でももこやまどかの優しさ触れた2人は、自分たちにはまだ仲間が居るということ再認識しこれから戦いへの決意新たにする。 アナザーストーリー「運命との対峙」名無しさんのうわさ」の一件終えて見滝原市へと戻ったほむらたちは、事情があって神浜市へと同行できずにいた友人美樹さやかに神浜で起きた事の顛末伝える。マミ強く慕っていたさやかは神浜へと向かい、そこで「魔法少女真実」を知ってしまう。 さやかから真実聞き動揺する見滝原面々。まどかは何らかの解決法があるはずだとし、マギウスの翼について調べていくことを決意する一方杏子単独マギウスの翼接触することを決める。 第7章 メインストーリー「楽園行き覚醒前夜」 洗脳され仲間奪還するために、いろはとやちよは神浜市のうわさを消してまわることでマギウスの翼との接触試みる。うわさが集中していた里見メディカルセンターにて、いろはたちはみふゆの手引きでマギウスの翼から脱出していたフェリシア・さなと再会する。 残る1人乃の行方と「遊園地のうわさ(キレーションランドのうわさ)」を調べるため、市内東部工匠区大東区)へ行く必要が出てきたいろはたちは、東を統べる魔法少女和泉十七夜接触する事情聞いた十七夜協力快諾し、いろはたちと共に遊園地のうわさ」の舞台へと向かう。 うわさの場所にたどり着いたいろはたちは、そこでマギウスたちと、キレートビッグフェリスのウワサ一部となっていた乃(ウワサ乃)と出会う。いろはたちは仲間助太刀もあって乃の救出成功しマギウスたちの計画挫くことにも成功する。しかしそこにマギウス1人となっていたねむが現れる。ねむたちは「魔法少女魔女化の運命から救うために、エンブリオ・イブを羽化させることを目指している」と語るが、犠牲厭わないそのやり方考え方をいろはたちは受け入れられず、話し合い平行線で終わる。 戦い終え、再び5人で揃うことができたいろはたちは「チームみかづき荘としての結束新たにする。そしていろはは記憶に残る万年桜のうわさの調査を、マギウスたちはワルプルギスの夜利用考えて動き出すアナザーストーリー「みんなで分かち合えるなら」 まどかたちが「魔法少女真実」について思い悩む最中見滝原突如として多数魔女現れる。それらを手引きしていたのはマギウスの翼だった。彼女ら相対したまどかたちはその理由問いただそうとするが、そこに現れマミアリナによって、拘束されてしまう。 一方単独マギウスの翼近付こうとしていた杏子は、無事に組織への侵入果たしていた。杏子は事が順調に進みすぎていることに警戒心覚えるが、そのまま潜入続ける。 第8章 メインストーリー「偽りに彩られ神浜」 遊園地での計画邪魔されたことで手段を選ばなくなったマギウスたちは、羽根たちを使って神浜の魔法少女たち襲撃する彼女ら目的魔法少女殲滅だと知ったいろはたちは、手分けをして魔法少女たち保護し調整屋へと避難させることにする。当初中立立場であるから協力難色を示すみたまだったが、ももこの説得受けて覚悟決め集まった魔法少女たちにいま神浜で起こっている事と、「魔法少女真実」を告げる。 一方羽根たちの暴走にはウワサ絡んでいると考えたやちよは、十七夜合流して異常の原因を知るべく黒羽根たちの後を追いマミ戦闘になっていた。多勢に無勢苦戦を強いられるやちよたちだったが、そこに乃・フェリシア駆けつけ、フラワースピーカーのウワサを倒すことで羽根たちの暴走止めるマミ一対一となったやちよは死闘の末にマミからウワサを剥がすことに成功しマミから剥離した神浜聖女ウワサも、増援に来た魔法少女たちによって倒される。 やちよたちの戦いと時同じくして。さなと共に万年桜のうわさ」の場所へ向かったいろはは、そこで灯花・ねむと遭遇する二人に対して自分が持つ記憶(うい・灯花・ねむ・いろはの四人過ごしていた過去)は確かなのである説くいろはだったが、頑として聞き入れられず、遅れて現れアリナの手によって捕らえられてしまう。 残され万年桜のウワサから、いろはがマギウスの翼本拠地「ホテルフェントホープ」へと連れ去られたことを聞いたみかづき荘の面々と、ももこ・レナ・かえで、そしてみたまは、「魔法少女真実」とどう対峙すべきかを悩みながらも、マギウスたちを止めるべく後を追うアナザーストーリー「ここからもう一度」 マギウスの翼潜入していた杏子はそこで洗脳状態にあったマミ出会い記憶にあるマミとはかけ離れた言動をとる彼女の姿に怒り覚える。みふゆの手引きで見滝原へと戻った杏子は、マミによって囚われていたまどかたちを救出自身は神浜の件からは手を引こうとするが、マギウスやり方への怒り抑えられず、あくまで自分自身のためだとして神浜へ戻る決意をする。 第9章 メインストーリー「サラウンド・フェントホープ」 ホテルフェントホープの地下牢捉えられていたいろははさなによって救出され自身ソウルジェム奪還のために行動始める。一方、さなに遅れてホテルフェントホープへの侵入果たしていたやちよたちは、ソウルジェム奪われ仮死状態となっていたみふゆと天音姉妹蘇生させるべく移送されていたソウルジェム追い別行動とっていたももこやいろはたちと合流する各々ソウルジェム奪還果たし、みふゆらとも和解して全員合流するが、発現し女王グマウワサによって再度分断される中に残されチームみかづき荘十七夜の6人は、マミ協力もあってマギウスイブ元へたどり着く。外にはじき出されたみふゆたちと駆けつけ見滝原魔法少女たち女王グマウワサ交戦苦戦の末に、みふゆが自爆ともとれる禁じ手使いホテルフェントホープを一掃。こうしてマギウスらの思惑通りイブが外へと解き放たれる。 いろははイブ対峙し、その時突如として万年桜花開く。いろは・灯花・ねむ・ういが居なければ開花しないはずのその見て、いろははイブこそがういだったのだと直感する。 アナザーストーリー「この手を引いて、一緒に」 やちよとの一戦経て正気戻ったマミは、自身がしたことのけじめをつけるために戦い続け黒羽根たちの元へと向かう。マミ黒羽根たちにマギウス計画どういうのであるかを説き黒羽根たちのもつみふゆへの信頼思い出させて混乱収める。そして自身自分弱さ認めると同時にまどかたちとの絆を再確認し、ホテルフェントホープへと向かう。 第10章 メインストーリー「浅き夢の暁」 解き放たれイブ呼び寄せられたワルプルギスの夜による脅威が神浜を襲い、いろはたち神浜の魔法少女とほむらたち見滝原魔法少女は、一致団結してそれらの討伐へと向かう。いろははイブ囚われたういを救うべく戦いその際小さキュゥべえイブ接触したことで、灯花とねむの脳裏過去記憶る。そして本来の記憶取り戻した2人加勢もあって、遂にいろははういを救出するイブ利用して世界破滅目論んだアリナ(ホーリーアリナ)は死力尽くしたねむによって倒され残されイブ小さキュゥべえの力によって消滅する最後脅威であったワルプルギスの夜も、別の時間軸概念となっていたまどか(アルティメットまどか)の協力と、全員力を合わせることで撃破される。 ういに関する記録世界戻った後、ういはみかづき荘に入居することになり、灯花とねむは神浜市魔法少女たちマギウスがやろうとしていたことを説明し、いろはは消えたはずの小さキュゥべえ再会するアナザーストーリー「辿り着いた場所」 ワルプルギスの夜倒したことでまどかを救うことができたほむらだが、それで全ての魔女消えたではなくこれからも続く魔女との戦いでまどかを守り続けられるのか、この時間軸自分居場所なのかと悩んでいた。 そんなある時、見滝原風見野を転々とする魔女現れる。ほむらたち見滝原魔法少女はその魔女との戦い通じて互い思い打ち明け、ほむらはこの時間軸自分居場所として受け入れる。

※この「第1部「幸福の魔女編」」の解説は、「マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝」の解説の一部です。
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