神浜市(かみはまし)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 09:59 UTC 版)
「マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝」の記事における「神浜市(かみはまし)」の解説
9つの区から成る人口300万人近い大都市で、魔法少女に関する噂が多く、後述するドッペルにより「魔法少女がそのままの姿であり続けられる場所」とされている。見滝原市をはじめとする様々な都市で魔女が減少している中、神浜にだけは潤沢に魔女が出現している上に、ここに出現するものは使い魔も含めて他の町よりも強力なものばかりだという異常事態に見舞われている。 市の東西で経済格差や対立があり、魔法少女の間でもやちよ・みふゆが率いる西側(新西区・水名区・参京区・栄区)と十七夜が率いる東側(大東区・工匠区)、そしてひなのが率いる中央地帯(中央区・南凪区)でおおよその派閥がある。 神浜市の区 新西区(しんせいく) ももこ・かえで・レナのチームが活動する地区で、やちよの自宅である「みかづき荘」や、みたまの「調整屋」、うい・灯花・ねむが入院していた「里見メディカルセンター」などがある。 地区内にある学校は神浜市立大附属学校で、いろはやももこたちが通っている。 水名区(みずなく) かつての城下町で、歴史を感じさせる古い街並みが残る地区。隣接する新西区とは水名大橋で結ばれており、電車でアクセスできる。ある男女の悲恋にまつわる昔話や、会いたい人に会える「口寄せ神社のうわさ」があり、それに関連した町おこしのスタンプラリーが行われている。また、古くから「水名の女子は格式と伝統を重んじ、歴史と土地に恥じない立派な女子になるよう努めるべき」という風習がある。 地区内にある学校は水名女学園で、さなや月夜が通っている。 参京区(さんきょうく) 鶴乃の実家が経営している中華料理店「万々歳」や、時女一族が神浜での拠点とする水徳寺がある。 地区内にある学校は参京院教育学園で、ねむが通っている小中高一貫の学校。 中央区(ちゅうおうく) 東側と西側のどちらにも属さない中立地帯。巨大な電波塔がそびえ立っており、この電波塔に纏わる「電波少女」の元になったのが、「名無しさんのうわさ」である。第2部ではピュエラケアの拠点となるトレーラーハウス「ケアトレーラー」が停車している。 地区内にある学校は中央学園で、フェリシアが通っている。 栄区(さかえく) 中央区に隣接し、ファッション街などがある。 地区内にある学校は栄総合学園で、アリナとかりんが通っている。また、ひめなが所属する「神浜未来アカデミー」もある。 工匠区(こうしょうく) 「男子は職人として尊重されながら仕事をし、女は男を支えながら家を守る」という、やや時代錯誤な風習が残っている地域。プロミストブラッドが神浜での拠点とする旧車両基地がある。 地区内にある学校は工匠学舎で、月咲が通っている。 大東区(だいとうく) 神浜市の中でも特に治安の悪い地区として知られている地区。眞尾ひみかが住んでおり、みと・れいら・せいかが住む神浜大東団地、ネオマギウスの拠点となっている神浜市民会館もあるほか、南凪区との区界近くには神浜監獄がある。 地区内にある学校は大東学院で、みたまと十七夜が通う小中高の一貫校。 南凪区(みなみなぎく) 蒼海幇が活動の拠点としている海に面した地域。午前0時のフォークロアはこの地域の水族館を拠点としている。 地区内にある学校は南凪自由学園で、メインストーリー第1部終了後、桜子こと万年桜のウワサがこの学校に通い始める。 北養区(ほくようく) 市の北側の山に面した地区。まなかの実家が経営している洋食屋「ウォールナッツ」や「万年桜のウワサ」、ワルプルギスの夜を呼び出すのに使用した電波望遠鏡のある天文台があるほか、マギウスの本拠地「ホテルフェントホープ」もここにあった。 地区内にある学校は 聖(セント)リリアンナ学園で、灯花が通っている。 鏡屋敷 神浜市内の東側の廃墟にある、鏡の魔女が果てなしのミラーズと呼ばれる特殊な結界を張っている館。結界自体は元々は中央区に出現したものだが、その特殊性から普通の魔法少女にとっては危険と判断され、鏡によって誘導されるという魔女の性質を使って一般人が立ち入らない廃墟に誘導し、みたまを管理人として立てる形で厳重に管理されるようになった。 結界内部は鏡によって構成されたような複雑な迷宮構造となっており、また本人とは鏡映しながら正反対の性格のコピー魔法少女も出現する。 使い魔が成長して魔女と化した場合にも同様の結界が生成されるが、かつて大東区のまやかし町にこの結界が発生した際には鏡屋敷にある大元の鏡の魔女の結界とも接続されていた。このことからミラーズは2つの地点を行き来できる一種のワープゾーンとなっており、やちよとみたまはミラーズを経由することで少なくともプロミストブラッドが二木市と神浜市を行き来していること、さらに鏡の魔女の成長に伴い使い魔の魔女化と結界生成に応じて鏡屋敷内の結界はそのターミナルとして機能していると推察している。 また、灯花とねむが調べた事による推論として、同一時間軸上にある過去あるいは未来と、もしくは並行世界とも鏡屋敷内のターミナルを介して相互接続している可能性が出てきており、事実過去にまどかたちが倒した見滝原市に出現する魔女が現在の神浜市に出現している。ただし、時間軸・並行世界と接続している場合はターミナルにある合わせ鏡となっている鏡を壊すことでこの現象は解消でき、記憶も白昼夢のような状態で残らないという特性も持つ。 クレセントハウス メインストーリー第2部第4章終盤から第10章までの、いろはたちの拠点。他のグループからの襲撃を避けるため、いろはたち「みかづき荘」の住人の避難先として灯花が提供した隠れ家。元々は、神浜の要人や里見グループの避難用に作られたシェルター施設である。通常の生活を過ごせる住居としての設備のほか、管理用のスーパーコンピュータやメディカルルームなども設けられている。
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