現代の状況
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国立国語研究所は、1956年の雑誌の語彙について大規模調査を行っている。そのうち、語種ごとの異なり語数(同じ語が複数回出現しても1と数える)を見ると、和語が36.7%、漢語が47.5%、外来語が9.8%、混種語が6.0%で、語の多彩さの点では、漢語が和語を圧倒している。一方、延べ語数を見ると、和語が53.9%、漢語が41.3%、外来語が2.9%、混種語が1.9%で、繰り返し使われる語には和語が多い。 ところが、それから約40年後の1994年の雑誌語彙を調べた同研究所の報告(ウェブ公開版)では、和語の使用は退潮している。異なり語数では和語が25.7%、漢語が34.2%、外来語が33.8%、混種語が6.4%で、外来語が著しく増加している。一方、延べ語数では和語が35.7%、漢語が49.9%、外来語が12.3%、混種語が2.1%で、繰り返し使われるという点では、なお漢語・和語が外来語に勝っている。 『新選国語辞典』は収録語についての統計を裏見返しに公表している。2002年発行の第8版によれば、一般語73,181語のうち和語は24,708語(33.8%)、漢語は35,928語(49.1%)、外来語は6,415語(8.8%)、混種語は6,130語(8.4%)となっている。 和語:漢語の比率は、2回の現代雑誌調査がほぼ 8:10 であるのに対し、『新選国語辞典』では 7:10 であって、辞書の方が漢語の比率が高い。また、近年雑誌にあふれる外来語は、必ずしも辞書に登録されていないことが分かる。
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現代の状況
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/05 14:43 UTC 版)
カカアコの街の中心(シヴィック・センター)はワード・センターとニール・S・ブレイズデル・センターである。海側にはハワイ大学マノア校の一部であるジョン・A・バーンズ医学校(John A. Burns School of Medicine)がある。カカアコを走る主要道路はアラモアナ通りとカピオラニ通りである。近年では、当地域はより多くの住居開発によって多様化されている。 HCDAはこの地域に30もの新しいビルの建築を構想している。その構想は住民の反発を招いた。HCDAのルールでは400フィートまでの高さが許可されていた。カカアコの公共交通指向型開発は、いくつかのタワーが市の定める高さ制限の2倍の700フィートに達することを許可するだろうと提案された。 デベロッパーはホノルル土地利用委員会(Hawaii Land Use Commission)やホノルル市評議会(Honolulu City Council)に優越することができる。HCDAスタッフは批評を吟味して、知事の任命した委員会が承認権限を持つ。2005年に反抗グループ「Save Our Kakaʻako Coalition」はアレクサンダー&ボールドウィンによる「カカアコ・マカイ」として知られる海沿いのマンション建設プランに抵抗し、議会にプロジェクトの廃案を働きかけた。 2014年3月8日に、グループはカカアコの海沿いでの住居開発プランへの反抗を続けた。グループは海岸へのアクセスが新たな住居の住人のみに制限され、ハワイの法にも習慣にも反してハワイアンの人々が完全にそこから排除されることを恐れたのである。ハワイ人問題事務局(OHA)理事のピーター・アポはOHAはカカアコ・マカイの高層ビル群を開発する意図はないと人々に保障した。アポはOHAはこの地域開発を指揮しており、開発は地域の価値と彼らが奉仕する人々を裏切ることになると言い加えた。反抗グループのメンバーであるレラ・ハバード(Lela Hubbard)はOHAはお金のことしか考えていないと批判した。
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現代の状況
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/26 06:40 UTC 版)
比較発生学は発生学の主流からは離れた格好であるが、進化系統論がなかなか決着のつきにくい分野であり、また個々の記載はそもそもの基本である。その後も多くの努力がその方向に向けられ、それが絶えたことはなかった。 他方で、比較しているものが本当に比較可能なものであるか、というのはやっかいな問題である。動物の各群の体制を比較する場合、相同関係を調べることは重要だが、比較解剖学においては仮定された相同性が妥当であるかの判断には根拠が乏しかった。比較発生学はそれらに対して発生の経過によってその根拠を与えたが、改めて考えると、それが与えた根拠とは何か、はやはり不明確であり、それが系統関係に由来するとの判断は全くの推察にすぎない。しかし、20世紀後半の遺伝学の発達により、ホメオティック遺伝子といった直接に形態に関わる遺伝子が発見されたことは重要である。これによって、比較発生学は新たな武器を手に入れたことになる。系統論については分子系統がより直接的に系統関係に関する情報を与えてくれるが、それは単なる分岐図を与えてくれるにすぎない面があり、特に各個の器官の相同性などに関しては比較発生学は現在も大きな役割を持っている。
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現代の状況
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/27 06:36 UTC 版)
都市部では、カーストの意識も曖昧になってきており、ヒンドゥー教徒ながらも自分の属するカーストを知らない人すらもいるが、農村部ではカーストの意識が根強く残り、その意識は北インドよりも南インドで強い。アチュートの人々にヒンドゥー教から抜け出したり、他の宗教に改宗を勧めたりする人々や運動もある。
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現代の状況
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/13 00:50 UTC 版)
「イタリアのイスラム教」の記事における「現代の状況」の解説
イタリアの公式統計によれば、ムスリムは2005年1月1日時点でイタリアに住む約240万人の外国人居住者の内約34%を占めている。これら82万人の外国人ムスリム居住者は合法的にイタリア国内に居住しているが、イタリアのカトリック系社会奉仕団体カリタスによる年次予測によれば、イタリアの不法移民の内ムスリムは約40%に相当することから、合法居住者の他に約10~15万人の不法滞在中のムスリムがいるとみられる。イタリア国内のイスラム教多数派はスンナ派であり、シーア派は少数派である。 不法移民はイタリア国内のムスリムの中では少数派であるにも関わらず、現代イタリアにおけるイスラム教の問題を複数の政党(特に北部同盟)が移民、特に不法移民と結びつけて考えている。船一杯の不法移民(clandestini)がやってきたとの報道がニュース番組で、特に夏季に大きく取り上げられるため、移民問題は政治課題として目につきやすい。イタリア警察はイタリアの海岸へと上陸する何千もの不法移民をせき止めることにはあまり成功していない。これは主にイタリアの海岸線が合計で約8,000kmという長距離に渡ることによる。しかし、イタリアに上陸する不法移民の大部分は他のEU諸国への通過点としてのみイタリアを利用している。これは、イタリアではドイツやフランスよりも移民に対する経済的機会や社会福祉が貧弱であることによる。 イタリア国籍を有する移民のムスリムの数は約3~5万人と推定されている。一方。イタリア人のイスラム教への改宗者は1万人以下と推定されている。 ムスリムはイタリアの総人口の約1.4%を占めているが、この比率は他の主要なEU諸国よりもかなり低く、しかも、1300年にムスリムがプーリアにおける最後の支配拠点を失う以前、つまり9世紀半ばから13世紀末までにイタリアで記録されたムスリム人口よりもやや少ない。 中世には現在のイタリア領土内に居住するムスリムはその大多数が島嶼部(シチリア島)とイタリア南部(カラブリア州、プーリア州)に集中していたが、現代ではイタリア全土に分散して、イタリア北部に55%、中部に25%が居住しており、南部にはわずか20%のみとなっている。移民に占めるムスリムの割合は近年減少傾向にあり、イタリア内務省とカリタスによる統計報告によれば、新たな移民に占めるムスリムの割合は1990年代の50%以上(主にアルバニア人とモロッコ人)から2000年代には25%以下に減少している。 イタリア現地住民とイスラム教徒移民の間の近年の対立点のひとつに、学校の教室、市庁舎、病院の病棟など公共建築物における十字受難像の掲示がある。アデル・スミスは公共施設において十字架を除去するよう主張し、メディアで大きく報道された。イタリア国務院は2006年2月13日の556号判決において、政府助成施設における十字架の掲示を承認した。その後スミスは2006年にカトリック中傷の罪で起訴された。
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