相同関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/02 07:06 UTC 版)
上述のようにクモの糸疣は先祖的な形態では四対あり、普通のクモ類ではそのうち前方内側の対が退化したものと考えられる。その位置は篩板のある位置に当たる。また、三対の糸疣を持つものでも、その前疣の間、少し前に小さな突起を持つものがあり、これを間疣(かんゆう、colulus)と言う。これには糸を出す機能がないが、これらはいずれも相同のものであると考えられる。他方で、篩板に続く糸腺である篩板腺は、他の糸腺とは起源を異にするとの説もある。
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