断章の登場人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/13 07:40 UTC 版)
「コードギアスシリーズの登場人物」の記事における「断章の登場人物」の解説
これらに登場するギアス能力者の契約相手は不明だが、一部の能力者はC.C.と契約した事を示唆している。 『消えた王女』登場 エリーサ・リヒテンシュタイン リヒテンシュタイン公国の姫。C.C.と出会い、王女である自分を嫌っていた事から透明化するギアスを与えられる。このギアスは自分や相手が触れる事は出来るが、自分の目にさえ見えないのでそれは困難である。しかし、城を抜けたり悪戯に使いすぎた結果、気がついた時には力の増大によりギアスの制御が出来なくなり、半年以上周囲の視界から消えており、声のみでやり取りをしている。アナを守るためハンネス他、ブリタニア軍を虐殺し何処かへと去る。 アナ・リヒテンシュタイン エリーサの妹。姿が見えなくなった姉の代わりにハンネスに嫁ぐことを決意する。 ヨーゼフ・リヒテンシュタイン リヒテンシュタイン公国元首。 ハンネス・グァ・ブリタニア 神聖ブリタニア帝国第36皇子。武力を盾にエリーサを手に入れようとする。年齢的にはルルーシュと大差ないが、既に10人もの妻を迎え入れている。 幼い頃の母の教育に端を発するトラウマで、妻とする女性の四肢を切断する嗜虐趣味を持つ。エリーサの身代わりになったアナも他の妻達と同じことになるのを恐れたエリーサが、ギアスで情事の最中に殺害する。 ローレン ハンネスによって四肢を切断された妻の一人。 『四日間』登場 オーソン・マクギリス ユーロ・ブリタニア第9旅団ジェルマン中隊・第29歩兵小隊隊長。曹長。 自分の罪を告白させ、後悔しながら自殺させるギアスを持つ。娘がいたが5年前に殺害されており、今回の復讐劇を仕組み、トッディ殺害後に拳銃自殺。 トッティ・クロスロード 第29歩兵小隊の兵士。最年少。暴行殺人事件である女性を殺している。 ウーノ、ソロ、キンパラ、トッティの4人は長く同じ隊で過ごした悪友の関係。4人は5年前にチェスターフィールドで暴行殺人事件を起こしている。 キンパラ・エニアクル 第29歩兵小隊の兵士。巨漢で楽天家。最初の犠牲者。 ソロ・ガレット 第29歩兵小隊の兵士。小心者。2人目の犠牲者。 ウーノ・ベアード 第29歩兵小隊の兵士。屈強な体つき。ソロ死亡後にトッティを疑い、彼に撃たれる。 カラス・エーカー 第29歩兵小隊の最近配属された通信士。真面目な性格。応援を呼ぶために小隊から離れ、ただ1人事件から逃れる。 ターニャ・マッツ 5年前、皇暦2012年5月のチェスターフィールドでの暴行殺人事件被害者。当時15歳。オーソンの娘。 『ゼロの男』登場 ジェイムズ・アエロ 記憶喪失のブリタニア人の男。矯正エリア・エリア20で突如ゼロの記憶を思い出すが、所持していたIDカードはジェイムズ・アエロとなっている。渡航制限中のエリア11に帰る手段を得るため、宅配サービスの会社に就職し、裏では非合法の運送業も営んでいる。デラとは何度も映画を観に行くうちに好意を持つようになる。 元俳優志望のジェイムズ・アエロであり、シャルル皇帝によってC.C.を呼び寄せる餌として記憶を書き換えられていたが、自分を思い出し盗んだブライトンと共に破壊された。 デラ・バレッタ ジェイムズに助けられた20代のブリタニア人女性。ナイトメアフレームの女性パイロット訓練生であったが、子爵の位を持つ両親に妨害されエリア20のブリタニア軍基地研究開発部に回される。ジェイムズと映画を観に行く内に、彼に好意を持つようになる。 クリスティナ・パーラ デラの同僚であるナイトメアフレーム・ブライトンの開発主任。ギアスに関与しているかは不明だがC.C.捕獲作戦のためにビスマルクの命により、ジェイムズ・アエロを餌として手引きしていた。 『夢で逢えたなら』登場 伏見 悠一(ふじみ ゆういち) 皇暦2017年、エリア11・シンジュクゲットーで暮らす日本人男性。名誉ブリタニア人。7年間、結婚式に妻の聡美がブリタニア軍の攻撃で殺される夢を見続けている。現在は、シンジュクゲットーと東京租界の境界線で租界を広げるための基礎作りの仕事をしている。 シンジュクゲットーでの争い(アニメ第1期第1話)に巻き込まれた際、真相を知ると共に彩奈を失い、黒の騎士団に志願する。 伏見 聡美(ふじみ さとみ) 悠一の妻。トウキョウ租界のレストランでウェイトレスとして働いている。7年前に酷い火傷をしておりそれを見られるのを嫌がる。 実際は7年前に亡くなっており、彩奈が身代りを演じていた。 伏見 彩奈(ふじみ あやな) 悠一の妹。ブリタニアの大学に留学し、現在ブリタニアにいる研究者。いくつも論文を学会で発表しており、多忙の身である。 実際は相手に別人だと思わせるギアスで聡美を演じており、悠一を庇って亡くなる。 山田さん 通称ヤマさん。悠一の仕事仲間。年齢は40-50歳くらい。18歳になる息子がいる。後に黒の騎士団に志願する。 ディンゴ・フリードマン 彩奈の指導教官。サクラダイトの実用化研究が専門の大学教授。 彩奈をブリタニアに行かせようと説得中、シンジュクゲットーでの争いに巻き込まれて亡くなる。 『ひとごろし と ひとごろし』登場 ブッチ・パーカー ハーレム地区担当の殺人事件担当ブリタニア人刑事。妻と娘がいる33歳。スラムで怒っている謎の不審死事件を探り、犯人を突き止めたものの殺害される。 トーマス・ラス ブリタニア軍諜報部諜報員を名乗る男性。右手だけ黒い手袋をしている。事件を追っているブッチに接触、神経ガスが流出した可能性を話し、ブッチに調査を依頼する。 実際は特殊能力者(ギアス能力者)を処理することに特化したブリタニア軍特殊部隊〈プルートーン〉の工作員。右手は義手。オイアグロやサーベラスとの関係性は不明。 ジェラルド・ハイドニック ハーレム地区の神父で元外科医。トーマスが越してきたアパートの住人で、ブッチの幼馴染。奇跡の神父、又はゴッドタッチと呼ばれている。料理が上手い。 不審死事件の犯人であり、手で触れた部分の体の感覚を失わせるギアスの力を持ち、心臓に当てることで殺害していた。ブッチを(結果的に)殺害し、トーマスも殺害しようとしたが死闘の末倒される。真相は貧しい者のために安楽死を行っていたもので、ブッチの死も瀕死の彼を楽にさせようとしたものだった。 ロバート・スミス 小柄な初老の検死官。 『彼に見られたパンツを忘れさせるためにギアスをかけたいけど、恥ずかしくて目を合わせられるわけがない』登場 ワンダ・リープ アッシュフォード学園高校2年生。ブリタニア育ちで、エリア11移住の転校生。クリスに一目惚れし乗馬部に入部するも「ナイトオブセブン歓迎会」のイベントで思いっ切りパンツをみられてしまい、幼い頃の契約で得た相手の目を見ることで「人の部分的な記憶を消すギアス」でその記憶を消そうとするものの、憧れ過ぎて目を合わすこともできないでいる。 そのまま時間が経っていき、第二次トウキョウ決戦の日にクリスからの言葉で自分が本当の意味でクリスを見ていなかったと実感して告白しようとした矢先に第二次トウキョウ決戦に居合わせ、フレイヤでクリスとアマンダは両親を失う。両親を失った現実を受け入れられずにいるアマンダを見かね、一時凌ぎなのを承知でフレイヤが撃たれた日の夜以降の記憶を消すが、クリスにそれを見られてしまったために混乱する彼のこれからの幸せのために自分がエリア11に来る直前の記憶を消した。しかし、その後もう一度出会ったクリスと結婚して一児の母になっている。 これまでの契約者と異なり、ワンダはギアスが知られることで周りの人々が自分から遠ざかるのを恐れて、ギアスをほとんど使っていなかった模様。 力に溺れたマリーベルやシン、その力の恐ろしさを知りながらも失念したルルーシュや契約自体を忘れていたレイラともまた異なり、自分が契約で手にしたその力自体を恐れながら、大切な人のためにその力を行使した契約者である。そのためか、C.C.のものと思しきモノローグでは彼女の幸せな結末は意外なものであった模様。 クリストファー・トッド 愛称クリス。乗馬部3年生の先輩。恋愛に鈍感と言われている。1年の頃にエリア11に来て、慣れない土地で苦労する自分と比較してすぐに馴染んだワンダを気にかけていた。生徒会を除く元々の生徒達はブラックリベリオン後に本国へ帰国したため、彼は他の学校からの転校生だと思われる。 第二次トウキョウ決戦で両親が死亡し、ワンダがアマンダにギアスを使う場面に遭遇して彼女を問い詰めるがギアスでワンダが来る以前の記憶を消される。しかし、数年後にはもう一度ワンダと出会い、何かの原因で記憶が戻っており、また記憶を消されても彼女を愛すると誓う。 アマンダ・レイカー ワンダの同級生。乗馬部所属。ワンダの恋愛に何かと世話をする。 第二次トウキョウ決戦にてフレイヤで両親を失い、それを理解しながらも現実を受け入れられずにいた彼女の姿を見かねたワンダによって、フレイヤが撃たれた日以後の記憶を消される。その後は不明だが、ワンダ自身は両親を失った彼女を支えると誓っている。
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