攻撃呪文
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「ドラゴンクエストシリーズの呪文体系」の記事における「攻撃呪文」の解説
相手に直接ダメージを与える、または相手を倒すことを目的とした呪文。戦闘中にのみ使うことができる。
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攻撃呪文
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「DRAGON QUEST -ダイの大冒険- の呪文・技」の記事における「攻撃呪文」の解説
いずれもランクが低い呪文は連発が可能。 メラ系統(火炎系呪文) メラ・メラミ・メラゾーマの系統となる呪文。ダイ・ポップ・アバン・マトリフ・ハドラー・フレイザードなど、ダイ側・魔王軍側のどちらにも使用者が多く、本作品オリジナルの派生技も多い。物質の分子運動を活性化させ生じた火炎を用いる呪文とされる。ヒャド系呪文や氷を溶かす描写もあった。 呪文ではないが、派生技としてハドラー親衛騎団のヒムが使用したヒートナックルも存在する。フィンガー・フレア・ボムズ(五指爆炎弾) ◎ 正確にはオリジナル呪文ではなく、メラゾーマを指1本から1発ずつ、合計5発を同時に放つ技。禁呪法に近い荒技で、体に大きな負担がかかる。フレイザードの必殺技だが、マトリフ曰く、フレイザードがこの技を好んで使うのは「生死をかえりみない化け物だからできる」との事。ポップも使用したが、当初は一度に3発が限界であり、使用後の負担も大きい。後に一度に5発使えるようになるが、十数発分のメラゾーマの威力を無傷で防いだヒムを目の当たりにし、より強大な呪文を欲してマトリフに師事を仰ぎ、メドローアを伝授されることになる。劇場版のオリジナルキャラクターであるデスカールは、両手で計10発放つバージョンを披露した。 カイザーフェニックス ◎ 厳密に言えばオリジナルの呪文ではなくメラゾーマであるが、バーンのそれはあまりにも魔力が高い故に火球の形状を超え、文字通りフェニックスの形(厳密には、そのように見える形状)をしたものである。詳しくはバーン (ダイの大冒険)を参照。終盤では、ポップが直感で魔法力を集中させた指先をカイザーフェニックスの口の中に突き刺し、引き裂いて分解するという離れ業をやってのけた。 ヒャド系統(氷系呪文) ヒャド・ヒャダルコ・ヒャダイン・マヒャドの系統となる呪文。ポップ・マトリフ・フレイザード・フォブスター・まぞっほ・ノヴァ・レオナなどが使用。 なお、ゲームと異なり本作品でのマヒャド・吹雪で相手を凍り付かせて、防具や体を破壊するための補助の用途で使用する描写がある。また、受けた側が凍り付いて動けなくなる描写や、メラ系呪文や火炎を消す描写もある。物質の分子運動を沈滞化させ、生じた冷気を扱う呪文とされる。マヒャド ヒャド系の最上級呪文。マトリフ・フレイザード・ノヴァのみが使用。なお、マトリフが使用したのは、『勇者アバンと獄炎の魔王』でのみ。 メドローア(極大消滅呪文) ◎ 正(メラ系)と負(ヒャド系)の熱エネルギーを操作する(=物質の分子運動を制御する)魔法力をスパークさせることで、触れるもの全てを消滅させる効果を持つエネルギーに変え放つ呪文。メラ系とヒャド系呪文双方の頂点に位置する極大呪文。弓を射るようにして放たれたこのエネルギーのビームが触れたあらゆる物質は原子レベルで崩壊し消滅してしまうため、事実上この呪文を強度で防げる物質は存在しない。アストロン状態や凍れる時の秘宝での時間停止状態、オリハルコンも、この攻撃に耐えることは不可能である。 その特異な性質から、凍れる時の秘法(後述)で時間停止している物質を破壊できる唯一の方法でもある。16年前の皆既日食の日に目の前でアバンが凍れる時の秘法でハドラーもろとも止まり、自らの無力を嘆いたマトリフが最終決戦用に開発した。しかしあまりの威力に、開発者であるマトリフですら数えるほどしか使ったことがない(マホカンタ等で反射されれば、自分のみならず味方も消滅してしまう可能性がある為)。 ドルオーラと並んで作中で最強の呪文と目される(物理的に耐えることが不可能なため、単純な攻撃力だけなら純粋に魔法力だけを使う呪文の中で間違いなく最強)。この呪文を正面から防ぐには同じエネルギーの呪文(メドローア)を放って相殺するか、バーンパレス心臓部などの魔法力そのものを吸収する物質や、マホカンタやシャハルの鏡といった「魔法反射」の効果を使うしかない。 消費魔法力は莫大でメラゾーマを20発以上放てるポップが「2、3発で限界」とのことから、少なくともメラゾーマの7倍以上の魔法力を消費する。 なお、この呪文は極大呪文の例に漏れず両手を使うが、右手と左手で異なる魔法力を発生させ、さらに2つの呪文を全く同じパワーで合成しスパークさせなければならず、生半可な技術の者やセンスのないものには使えない。ポップは元々炎呪文が得意であるため、左手の炎の呪文の力の方が強くなりがちであり、修行の際はそれが原因で氷の呪文の力を放つ右腕を焦がしてしまうことが多かった。作中でこの呪文を使用したのはポップとマトリフのみであるが、この2人はどちらも2つの呪文を同時に使用する場面がある。また、もう少し成長していればフレイザードにも使えた可能性があるとマトリフが評価している。 技での人気投票では、(アバンの同技、ライデインストラッシュなどに分散したこともあるが)ダイのアバンストラッシュを抑え1位となった。名の由来はメラ+ヒャド+アロー(矢)。効力がやや異なるが、『ドラゴンクエストモンスターズ2 マルタのふしぎな鍵』や『ドラゴンクエストソード 仮面の女王と鏡の塔』等ナンバリング以外の派生作品に多数登場しており、ナンバリング作品では『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』の主人公とベロニカのれんけい技として初登場した。 ギラ系統(閃熱系呪文) ギラ・ベギラマ・ベギラゴンの系統となる呪文。メラ系とは異なり、火炎そのものではなく熱エネルギーを扱う呪文とされる。高熱のエネルギーをビーム状に放つため、調整次第ではその見た目をメドローアに近くすることが出来、ポップはこれをフェイントに用いた事がある。また、メラ系呪文や火炎に放って誘爆・相殺させたり、爆弾に放って爆発の効果を増幅させる描写もあった。ダイ・ポップ・マトリフ・ハドラー・ザボエラなどが使用。 呪文ではないが、派生技としてハドラー親衛騎団のアルビナスが使用したニードルサウザンドやサウザンドボールも存在する。 バギ系統(真空系呪文) バギ・バギマ・バギクロスの系統となる呪文。ダイ・マトリフ・バラン・ずるぼんなどが使用。空気中に真空を生じさせて強い旋風を作り用いる呪文。 呪文としての使用ではないが、同効果を持つ真空の斧というアイテムも登場している。 バギ・バギクロスは本編に登場。バギマは、ダイのプロフィールには使用できるとされながら、本編未登場だった。しかし、スピンオフ作品『勇者アバンと獄炎の魔王』にて、レイラが使用する形で登場。また同作でのバギクロスの表記は「真空呪文」で、「極大」呪文とは表記されなかった。 ゲームと異なり、本作品でのバギ系統は真空の斧の効果によるものも含め、相手の動きを止めるための手段として補助系として使われる描写が多く、直接ダメージを与える手段としてはほぼ用いられなかった(直接的な攻撃描写としては、ダイがキラーマシーンにバギクロスを放ったシーンがある)。また、バルジ島に向かう船を止めるためにも使われた。 イオ系統(爆裂系呪文) イオ・イオラ・イオナズンの系統となる呪文。ポップ・ハドラー・でろりんなどが使用。空気中成分を合成し対象に当たると炸裂する球状のエネルギーとして放つ呪文として描かれる。ゲームでは全体攻撃呪文だが、本作では爆心地周辺に効果がある。 呪文ではないが、派生技としてハドラー親衛騎団のシグマが使用したライトニングバスターも存在する。 デイン系統(電撃系呪文) ライデイン・ギガデインの系統となる呪文。ダイ・バランが使用。雷雲を召喚し、強烈な雷を相手に落とす呪文。金属に伝導する電撃による攻撃であるため、大半の攻撃呪文や冷気や熱といった物理的な攻撃への耐性が強い鎧の魔剣や魔槍の素材である金属も、これを防ぐことは出来ない。ダイ・バラン共に直接攻撃にも用いるが、魔法剣とし斬りつけることで相手に与えるダメージを上乗せさせる技として使う事が多い。ダイが使用できるのはライデインのみで、初期のダイに至ってはライデインも使いこなせず、ラナリオンを使って雨雲を召喚するポップの補助が必要であった。 ベタン(重圧呪文) ◎ 局地的に高重力を発生させて相手を押し潰す呪文。マトリフのオリジナル呪文で、後にポップが伝授された。魔法力の消費は大きいが、複数の相手にまとめて効果を発揮し、ダメージと足止めを一手にこなせる。重量級や巨体の相手に効果が高いが、空を舞う敵には効きづらい。並のドラゴン系モンスター程度なら数体まとめて圧死させることも出来るため超竜軍団との戦いではポップの主力魔法であったが、当時からある程度の力量以上の相手には全く効果がないこともしばしばで、後にメドローアを覚えてからは使用しなくなった。 後に『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2』に、相手の最大HPに応じて定量のダメージを与える呪文として登場した。ゲームでは、ベタドロン・ベタロール・ベタランブルという上位呪文も登場している。 ドルオーラ(竜闘気砲呪文) ◎ 「竜の騎士」が使える最強の呪文。竜の口の形に組み合わせた両手の中で、魔法力を用いて竜闘気(ドラゴニック・オーラ)を超圧縮し、放出する。超圧縮された竜闘気が対象にぶつかることで凄まじい爆発を生じる。発射までかなりの「溜め」が必要となるが、「溜め」が完了すれば発射のタイミング、射程、効果範囲などを調節できる上に、一国を消し去るほどの圧倒的威力を持つので、生き残るには回避するか、ドルオーラレベルのパワーで堪えるしかない。また、魔法であるものの、攻撃自体は魔法力によって超圧縮された竜闘気を放出しているため、マホカンタ等での反射や魔法力を吸収する物質で消失させることは不可能である。 ただし、超圧縮した竜闘気を発射する際、大量の魔法力を消費するため、バランですら2発撃つのが限界。エネルギーの放出の反動の大きさも生半可では無く、本来は強靭な肉体を持つ竜魔人の姿でないと使えないが、ダイはバランの紋章を受け継いだことで父を超える竜闘気を身につけたため、変身せずとも使えるようになった。 さらに究極の魔法剣として「ドルオーラの魔法剣」ができないか、という意見が連載当時著者に寄せられたが、ダイが通常攻撃時に竜闘気を剣に伝わらせているものが実質的に「ドルオーラの魔法剣」に相当すると解説本で解説されている。このため、光魔の杖でも双竜紋発動時のダイの剣は折れず、バーンも少なからず意表を突かれている。 ドラゴラム(火竜変化呪文) 巨大な竜に変身し相手を攻撃する呪文。アバンが使用。本作では古の魔法使いが用いたもので、現在では使い手がほとんどいない幻の呪文とされているが、アバンは勇者ながら、これを使いこなす非凡さを見せている。消費する魔法力が大きい呪文であり、デルムリン島でこれを用いてダイを訓練した直後に、ハドラーの襲撃を受けたアバンが劣勢に陥る一因となった。 メガンテ アバン・ポップ・ばくだんいわ・ジャッジが使用。 ゲームでは敵をその場で爆発させる事で敵全体を全滅させるのに対し、本作では生命エネルギーを爆発力に変換して攻撃する呪文となっており、アバン、ポップが使用した際は一人に対してのみ致命的なダメージを与える呪文として使用している(周りにも爆風は及ぶ)。メガンテの爆発の源である生命エネルギーが強調されており、相手に直接触れた状態で、しかも極大呪文と同じように両手を使って初めて発動する。モンスターの爆弾岩が使用した際はゲーム内と異なり、自らが爆発している(ゲームでいうと「はじけ飛ぶ」という技に近い)。ポップによれば、神に祝福された僧侶は蘇生する可能性があるが、僧侶以外のものがメガンテを使った場合、蘇生することはないばかりか、全身が砕け散って欠片ひとつ残らないことさえあるという。つまり、原作ゲームと異なりメガンテを使うことそのものは僧侶以外の者でも魔法を使うことができれば可能となっている。アバンの場合はアイテム「カールの守り」のおかげで死なずに済んだ。 ザラキ(死の呪文) 原作ゲームでは相手を即死させる呪文とされているが、作中では呪文をかけた相手の頭に呪いの言葉が響き渡り、これに耐えられない場合死亡するように変更されている。作中では、バルジ島での戦いでザボエラがバダックに使用している。
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攻撃呪文
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/18 04:33 UTC 版)
「ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2」の記事における「攻撃呪文」の解説
前作では廃止になっていた「ギラ系」が復活している。相手の残りHPに応じてダメージが変動する「ベタン系」が加わった。元ネタは「ドラゴンクエスト~ダイの大冒険~」に登場するオリジナル呪文。今回は二つのタイプを持つ呪文が登場している。二つのタイプを持つ場合、相手の耐性が低い方のダメージを与える(例えばヒャド系弱点メラ系吸収のフレイムにメドローアを撃つとヒャド系のダメージを与える)。
※この「攻撃呪文」の解説は、「ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2」の解説の一部です。
「攻撃呪文」を含む「ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2」の記事については、「ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2」の概要を参照ください。
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