悪魔使い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/22 00:18 UTC 版)
「よんでますよ、アザゼルさん。」の記事における「悪魔使い」の解説
岡田法男(おかだ のりお) 声 - 飛田展男 32歳のニート。人気モデルの蛇原田(愛称「ヘビちゃん」)をストーキングしている変質者でもある。普段の物腰は丁寧だが、妄想癖が激しい。 ヘビちゃんと結ばれるためにサラマンダーを召喚したが、本人はグリモアの中身を把握しておらず、主導権はサラマンダーが握っていた。アクタベによればこれは「憑かれている」状態であったが、サラマンダーほどの悪魔を彼のような素人が召喚できたこと自体も奇跡に近かったようである。 やっと出逢えた当のヘビちゃんは、アクタベがアンダインの力を行使したことで二目と見られぬブスになっており、その姿を見て彼女と結ばれることを拒絶。その諍いの際に悪魔たちはアクタベによって取り押さえられてしまい、企みの全ては失敗した。最終的にはアクタベにサラマンダーのグリモアを奪われたため罰を受け、トカゲに変えられてしまった。その後は芥辺探偵事務所で飼われており、悪魔と契約することの恐ろしさを訓示するものとして度々登場する。 セーヤ 声 - 岩田光央 ホストクラブ「サンクチュアリ」のホスト。交際していた女性のサオリに言わせれば「クズ」「バカで夢見がちな、ただのヒモ」。 ホストとしての才能は乏しいものの、悪魔を視認できるという悪魔使いとしての才能の片鱗を見せ、それをアザゼルに付け込まれる。アザゼルの能力により超人気ホストに変貌、その代償としてさくまの持つグリモアを奪い、一時的にアザゼルのグリモア所有者となった。しかし元々の頭の悪さから悪魔との契約内容どころか、そもそも契約という単語の概念さえ理解していなかった様子。グリモアの奪回に来たさくまとベルゼブブを取り押さえ、アザゼルの正式な契約者となるのも時間の問題と思われたが、グリモアの破棄という最大の禁忌を犯す。その結果、正式な契約者ではなかったにもかかわらずグリモアの罰を受け、カマキリに変えられてしまった。その後は人間の姿に戻るため昆虫探偵ヨシダヨシミに依頼を行おうとしたが、自分が元人間であったことや悪魔の存在を全く信じてもらえず、その場にセーヤの捜索を依頼しに来たさくまとアザゼルに捕獲され、岡田と同様、芥辺探偵事務所にて飼われている。 陰光(いんこう) 光太郎の父方の祖父で、珍犯寺の元住職。アクタベの古い友人。本名は堂珍光三(どうちん こうざん)。 両親を亡くした光太郎を引き取って育てていた。葬式で「徳の高い僧侶」と呼ばれるなど非常に評判は良かったが、実は悪魔使いで、グシオンと契約していた。アクタベ曰く「表面は調子のいいことばかりぬかすくせに頭の中はろくでもないことでいっぱい…」だったらしく、光太郎とエロ本を読んだり、グリモアの読み方を教えたりするなど教育者としては問題がある。しかし、アクタベに死後の身辺整理を頼んでいたり、アクタベも葬式を汚すような光太郎の行為に怒って「葬式に出ろ」と言ったりと、それなりの親交はあった様子。光太郎がアクタベに渡した偽のグリモアは彼が用意したものである。 小山内治(おさない おさむ) 声 - 木村良平 光太郎の転校先で偶然出会った悪魔使い。眼鏡をかけたクールな少年。 自他共に認める優等生であり、何でもこなしてしまう才能と、科学技術などに対する純粋な憧れを持つが、クールな割に傲慢なほど徹底した行動が多く、契約しているオセからよくツッコミを受ける。悪魔に関する知識を持っており、ソロモンリングが使える人物でもある。特に一度も見たことのない女性器をはじめ、性的なものに関して過剰な執着心を年相応以上に持っており、そのためなら非常識かつ非合法な行為も厭わない行動力を持つ。不細工な女性や興味のない(または興味をなくした)物に対しては掌を返すがごとく容赦のない発言を見せる。両親は共働きで、冷たい家庭の下、一人暮らしをしていた模様。 光太郎の偽グリモア製作の頼みを断った際、その行動力を逆手に取られ、トラウマを植えつけられてしまった。その後、悪魔使い同士ということで、光太郎と互いに打算と下心を多分に含んだ友達になった。 千波十美子(せんば とみこ) 声 - 三石琴乃 ルシファーの契約者。666本木ヒルズにオフィスをもち、世界を飛び回る美人女社長。「666本木の妖怪」と呼ばれている。ルシファーの能力により、肉体は老化しないどころか若返っており、実年齢は不明。力を解除された時にはルシファーから「しわくちゃのクソババア」と呼ばれるなど、相当の高齢者である模様。 ルシファーを心から愛していると語るが、商談の途中であろうとルシファーの呼び出しに応じるなど、実際には隷属関係にある。また、彼のために極秘室内でイケニエ用のはっぱを栽培している。 丸米信希(まるこめ のぶき) 声 - 大塚明夫 エウリノームと契約していた男。通称マルコメ。37歳のハゲ頭で、重度の痔病を患っている。昔はNGOに所属し地雷処理を行っていた。 自分が関わった人間や期待に裏切られ続ける人生を送り、全てに絶望し自暴自棄となっていた。エウリノームと共に周囲の人間を絶望させていたが、さくまとアザゼルの活躍によりエウリノームと手を切り、悪魔使いを辞めて前向きに生きるようになる。しかし、自分が災害をもたらした人間のパートナー(同性愛者)に襲われ、再び絶望の淵に落とされた。 変人48面相 声 - 三木眞一郎 サルガタナスの契約者。パンストで作った仮面と黒いブラジャーを纏い、下半身は露出させた変態趣味の怪盗。股間は常に本作のアニメのタイトルロゴで隠されている。 怪盗は変態プレイの一環であり、窃盗もついでである。「48」という数字は彼のプレイスタイルを指すとも性癖の数を指すとも言われる。ベルゼブブの渾身の強制便意ですら「刺激的なプレイ」と言い放つ剛の者。 国立レジェンド美術館にあるグリモアを盗むためにサルガタナスと共に現れる。その際さくまを捕らえてアクタベ達と対峙、アザゼルの呪い「THE END OF SON」を喰らって性欲を失い、インポテンツになる。何とか逃げ出そうとアザゼルを騙したが、裏切られた怒りでアザゼルがつい放ってしまった二度目の「THE END OF SON」を喰らい、呪いの二度掛けによる副作用で逆にパワーアップして復活。巨大化した股間を武器に暴れまわるが、ベルゼブブの究極奥義「ファイナルビッグベン」で便意を誘発させられ、脱糞を残して逃亡した。 かつては神父を務めていた爽やかなイケメンで、隣人のマリアに憧れ、恋慕していた。しかし、アクタベが現れたことがキッカケでマリアの淫乱な本性を知り絶望。信仰を捨て、新しい世界を変態趣味に見い出し突き進んでしまった。この一件でアクタベを強く恨んでいたが、復讐よりも変態行為を優先する。 最終巻までは以上のような設定になっていたが、最終巻では「一見すると芥辺事務所に敵対・妨害しているように見せかけながら、佐隈さんのピンチの際には毎回誰よりも早く駆けつける」とベルゼブブに指摘され、その正体が娘を心配する「佐隈の父親」であることが明らかとなる。 マリア 声 - 水沢史絵 アクタベ以前にアザゼルと契約していた女性。孤児院の娘で、病気の父と身寄りのない子供らの面倒を見ていた。 見た目も優しげなかなりの美人であるが、実は生来のヤリマンであり、慈愛に満ちた笑みでアザゼルにパンツを見せることも厭わない。お金に困り、泣いていたところをアザゼルの能力によって救われたが、突如として現れたアクタベにグリモアを譲渡させられたことでアザゼルとの縁が切れた模様。
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悪魔と契約を交わした人間。才能の片鱗は悪魔が見えることで、「常人との決定的な違いはあるがままに受け入れる感性? 神が与えたもうた超能力? むしろ人としての何かが欠落している者にこそ悪魔は笑いかけるのかもしれない」と説明されている。なお、契約者でなくとも悪魔を呼び出すことは可能であり、悪魔は複数の人間と契約することも可能である。また、呼び出した者でなくとも契約は可能であり、人間によっては知らない間に悪魔に契約させられている(憑かれている)場合もある。
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