〈悪魔使い〉
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/30 05:03 UTC 版)
「ウィザーズ・ブレイン」の記事における「〈悪魔使い〉」の解説
すべての《魔法士》の雛形にして完成形。〈悪魔使い〉とは天樹月夜・真昼のつけた呼称で、アルフレッド・ウィッテンは〈元型(アーキタイプ)〉と呼んだ。本来書き換え不可能な《基礎領域》を書き換える事で、あらゆる能力を使用することが出来る。つまり他人の能力をコピーして使える(作中ではこの能力を『自己進化能力』と呼んでいる)。ただし、仮想的に能力を走らせるという性質上、〈悪魔使い〉の能力はオリジナルには及ばず、また能力によってはコピー出来ないこともある。錬とサクラもこれにあたる。 ハードウェアの製作者は錬が天樹健三、サクラがアルフレッド・ウィッテン。錬のソフトウェアは天樹真昼が作り、サクラのソフトウェアはウィッテンが(真昼のノートを元に)作った。 〈悪魔使い〉のシステム(ソフトウェア)は、アルフレッド・ウィッテンが研究中だった〈元型〉のI-ブレイン構造を想定して、天樹真昼がメモ書き程度にノートに書き散らかしたものが基礎となっている。そのため、元々サクラのために創ったシステムと言え、製作者が違う錬が使用できることは、不思議らしい(真昼談)。 以下は、真昼が考えた、〈元型(アーキタイプ)〉のシステムの根幹 操作 通常《基礎領域》は書き換えが不可能なため、制御もできない。この《基礎領域》を直に制御する。 並列 複数の能力を同時に使用する。錬のみの能力(ただし〈悪魔使い〉以外も含めればディーにも可能)。異なる能力だけでなく、同じ能力の二重使用も可能。 合成 異なる2つ以上の能力を合成して一つの能力として扱う。サクラのみの能力。 創生 蓄積した観測データを元に新たなる能力を創りだす。ただし〈悪魔使い〉自身のI-ブレインの限界を超える能力を創ることはできず、元の能力より劣った性能になる。 真昼曰く、「どんなI-ブレインを持ってしてもこの4つをすべて組み込む事が出来ない」(ディーのように複数のI-ブレインを持つ場合は不明)。原因については作中ではまだ触れられていない。
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