常行堂とは? わかりやすく解説

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じょうぎょう‐どう〔ジヤウギヤウダウ〕【常行堂】

読み方:じょうぎょうどう

常行三昧(ざんまい)を修する堂。阿弥陀堂常行三昧堂


常行堂

読み方:ジョウギョウドウ(jougyoudou)

阿弥陀仏本尊とし、「般舟三昧経」に基づいて常行三昧勤修する堂舎

別名 常行三昧堂般舟三昧院阿弥陀三昧堂


常行三昧堂

(常行堂 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/10/15 00:09 UTC 版)

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常行三昧堂(じょうぎょうざんまいどう)とは、天台宗において四種三昧のうち常行三昧の行を修するために建てられた仏堂である。常行堂とも称される。

阿弥陀如来本尊とするが、信仰の対象として建てられた阿弥陀堂と異なり常行三昧行を修するための仏堂であることから、比叡山延暦寺をはじめとする天台宗の修行道場をおく寺院に建てられることが多い。

歴史

日本における常行三昧堂については、851年仁寿元年)円仁が比叡山に建立したものが始まりとされる。

構造

常行三昧堂では、90日間阿弥陀如来の周囲を念仏を唱えつつ、また心に阿弥陀如来を念じながら歩く常行三昧の行を行うことから、常行三昧堂は堂の中心に阿弥陀如来を安置した方形の堂であり、屋根は宝形造が多い。常行三昧とともに天台宗の重要な行とされる法華三昧を修するための堂である法華堂とともに建てられることあり、両堂を廊下で結んで「荷い堂」(にないどう)とも称されることもある。

関連項目


常行堂

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 04:24 UTC 版)

弘法寺 (瀬戸内市)」の記事における「常行堂」の解説

創建年代不詳であるが、現在のもの天明元年1781年)の建造正面7.74m(三間)、側面7.74m(三間)の重層上層部花頭窓がある。平成16年2004年11月1日指定

※この「常行堂」の解説は、「弘法寺 (瀬戸内市)」の解説の一部です。
「常行堂」を含む「弘法寺 (瀬戸内市)」の記事については、「弘法寺 (瀬戸内市)」の概要を参照ください。

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