常装とは? わかりやすく解説

常装(=狩衣等)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 07:04 UTC 版)

神職」の記事における「常装(=狩衣等)」の解説

常装は「小祭月次祭旬祭など)」、「恒例式遥拝式、大祓式など)」で着用する狩衣奴袴色目正服準ずる)、烏帽子出雲国造小豆色差袴(剣唐花菱)、立烏帽子懸緒懸緒打紐。笏または中啓用いる。 狩衣色目紋様禁色除いてまったく自由である(後述の忌色は別)。禁色とは高貴な人が着る色目で、神社本庁では天皇御服である黄櫨染皇太子着用する黄丹の2色が禁色指定されている。 狩衣は、「雑祭(各種祈願祭地鎮祭などの出張祭典神前結婚式など)」の際にも着用する。なお、大祓式などの特に清浄を必要とする場合には、身分拘らず無紋の白い狩衣である浄衣着用するまた、神葬祭神前結婚式装束以下のとおりである。 神葬祭装束 神葬祭では、身分拘らず無紋鈍色衣冠、あるいは無紋鈍色狩衣着用する。この時、斎主衣冠、祭員は狩衣着用することが多い。この神葬祭装束鈍色鼠色)は忌色とされ、禁色とともに普段着用禁じられている。なお、神葬祭を行うことが少な地域神社地方小規模神社では、神葬祭装束揃えていないこともあり、その場合は斎服浄衣といった白色装束着用することもある。 神前結婚式装束 神前結婚式については特に規定はないが、「雑祭」ということ狩衣浄衣着用する複数神職で式を行う場合は、斎主斎服衣冠、祭員は浄衣狩衣で行うこともある。 この他、その神社特有の故実がある場合は、その故実従った服制定めることができたり、祭典内容神職身分によって、束帯直衣明衣布衣格衣直垂などを用い場合もある。

※この「常装(=狩衣等)」の解説は、「神職」の解説の一部です。
「常装(=狩衣等)」を含む「神職」の記事については、「神職」の概要を参照ください。


常装

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/09 07:56 UTC 版)

防衛大学校本科学生の制服」の記事における「常装」の解説

常装(第2種夏服を除く)は、冬服に関して海軍兵学校制服デザインとの類似性見られる

※この「常装」の解説は、「防衛大学校本科学生の制服」の解説の一部です。
「常装」を含む「防衛大学校本科学生の制服」の記事については、「防衛大学校本科学生の制服」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「常装」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「常装」の関連用語

常装のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



常装のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの神職 (改訂履歴)、防衛大学校本科学生の制服 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS