月次祭とは? わかりやすく解説

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つきなみ‐の‐まつり【月次の祭】

読み方:つきなみのまつり

【一】陰暦6月12月11日に、神祇官(じんぎかん)で行われていた神事伊勢神宮をはじめ304座の全国主要神社幣帛(へいはく)を奉り天皇の健康と国家平安を祈る。もと月ごと行われるべきものであったので「月なみ」の名があるが、半年ずつまとめて夏と冬の2季催された。応仁の乱一時中絶したが、明治5年1872復興され、第二次大戦前まで続いた

【二】一般神社毎月行われる定例祭り


月次祭

読み方:ツキナミノマツリ(tsukinaminomatsuri)

古く神祇官行われたまつり。


月次祭

読み方:ツキナミノマツリ(tsukinaminomatsuri)

昔、六月および十二月十一日に神祇官行なわれ神事

季節 夏、冬

分類 宗教


月次祭

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/13 03:43 UTC 版)

月次祭(つきなみのまつり)は、神道における祭礼のひとつ。伊勢神宮では6月12月の月次祭と神嘗祭の3つの祭礼を三節祭(さんせつさい)、三時祭(さんじさい)と称される。

歴史

古くは毎月行われたようであるが、『延喜式』において6月と12月の11日に行うことが規定され、朝廷と伊勢神宮で行われた。

朝廷では、神祇官が11日の朝に、畿内304座の神の祝部(ほうりべ、旧仮名遣はふりべ)に幣帛を分け与えた(班幣)[1]。また、夜には中和院(ちゅうかいん)の神嘉殿で、前年に収穫した穀物(旧穀)を天皇が神と一緒に食する「神今食」(じんこんじき)が行われた[1]

その後、班幣は伊勢神宮のみとなり、室町時代に入ると応仁の乱などにより班幣は廃されるようになったが、明治以降に復活した。なお現在では、全国の多くの神社でも毎月一定の日を決めて月次祭が行われている。

脚注

  1. ^ a b 全国歴史教育研究協議会『日本史B用語集―A併記』(改訂版)山川出版社(原著2009-3-30)。ISBN 9784634013025 

参考文献

関連項目


月次祭(毎月1日)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/08 07:55 UTC 版)

鷲宮神社」の記事における「月次祭(毎月1日)」の解説

その月初め祭礼2018年平成30年4月1日より限定御朱印授与されるようになった

※この「月次祭(毎月1日)」の解説は、「鷲宮神社」の解説の一部です。
「月次祭(毎月1日)」を含む「鷲宮神社」の記事については、「鷲宮神社」の概要を参照ください。

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