属鞘(ゾクショウ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/27 06:13 UTC 版)
「アラタカンガタリ〜革神語〜」の記事における「属鞘(ゾクショウ)」の解説
それぞれの十二神鞘の直属の部下である鞘のこと。その人数は神鞘によって様々。多くは神鞘同様に歳を取らず長い時を生きているが、家族を持つことを理由に時を動かす(不老化を解く)者もいる。
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属鞘
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「アラタカンガタリ〜革神語〜」の記事における「属鞘」の解説
十二神鞘に仕えている鞘。 カンナギの属鞘 オヒカ 声 - 小西克幸 戦いを好まない温和な人物で、カンナギから与えられた土地で、身重の妻フヨウや使用人達と共に平穏に暮らしていた。ガトヤを出てすぐ行き倒れた革達を保護し、事情を察して何も聞かず滞在させる。しかし、カンナギの属鞘を狙うアカチに妻やその場に居合わせた使用人達を人質にとられ、ホニに命じ革たちを逃がした後、アカチに降った。しかし結局、人質にされた妻達は皆殺しにされた。劍神:「鍛冶(カネリ)」 手にした武具や農具を鍛え直したり造ることが出来る。 ヨルナミの属鞘 ヒルコ 声 - 浪川大輔 ヨルナミからスズクラの統治を任されている。徹底的な拝金主義者。普段はヒモロゲを自分の身代わりにして、労働者「スエヒロ」と身分を偽り、自身も働きながら他の労働者を監視していた。元は捨て子で、名前を変えながら生きていたが、鞘になると同時にヨルナミからヒルコの名を与えられ仕え続けている。彼の心が変わってしまった後も、いつか元のヨルナミに戻ることを願いながら待ち続けていた。 スズクラで対峙し、自分の心の奥底を理解した革に「ヨルナミの心を変えたら、属鞘全員が革に降る」と約束する。そして約束が果たされた後、それを感謝しながら革に降った。 リマスター版では降る直前にヨルナミが下した命令に従って1人だけ降らず、彼がいなくなった後のミヅハメの統治を任されている。劍神:「多花邏(タカラ)」 刀身の両脇に熊手のような鉤と装飾が施されている。金銀財宝を生み出すが、それらに触れると身体が分解され、小判に変えられてしまう。 ヒモロゲ 巨大な肥満体系の中年男性。スズクラにてヒルコの替え玉をしている。ヒルコと革の約束が果たされたことにより、革に降る。 アニメでは登場しない。劍神:「御食(ミケ)」 槌の形状をしており、頭部が水槽になっていて、その内部に魚がいる。解放すると、通常より巨大な食物を放出して攻撃を行う。攻撃された相手の口に食物が勝手に入ってしまう。 シオツチ 声 - 魚建 老人。塩を統治している。劍神:「海塩(ウシオ)」 国中の塩を管理することができる。 クンヒラ 声 - 杉崎亮 頭巾と覆面を付けた男。ヨルナミの母が亡くなった際、呆然としたヨルナミの代わりに多くの涙を流した。劍神:「鳴噛(ナルカミ)」 両刃の剣の形状をしており、雷を纏うことができる。 キナ 名前はリマスター版で判明。劍神:「更衣(サラエ)」 衣装の劍。衣服を修繕したり作り出すことができ、革一行の旅においてよく使われている。 クグラの属鞘(八風陣) ヒルハの他に以下の属鞘が該当。クグラが革に降った後は、彼の命でカセフノを守っている。エト 八風陣を束ねている色黒の青年。クグラを守ることに極端にこだわり、敵対する者に対しては容赦はしない。実はクグラの兄で、偶然にも神鞘となり事故で記憶を失ったクグラを守るために自らその属鞘となり、真実を明かさないままずっと傍で守り続けていた。クグラを狙いカセフノを襲撃してきた門脇と戦うが力及ばず敗北、その際記憶を取り戻したクグラに親の形見の髪飾りを託し、「逐力」に吸収された。劍神:「八風陣・誉(ハップウジン・ホマレ)」 三日月刀の形の劍神。風を操り飛行したり、相手を切り刻んだりする。風の防御壁を作ることもできる。 タンデ 髪は逆立っており、顔に刺青がある。本来の仕事である「風を起こす」ことを怠っており、そのため風車が止まり、街の人々を苦しめていた。性格は短気で、暴力的。革達と交戦時にミクサに腕を斬りおとされる。その後、クグラに劍神を取り上げられる。劍神:「八風陣・誹(ハップウジン・ソシル)」 釘バットの先に斧の刀身をした劍神。風を操ることができる。 トルマキ 褐色の肌で、顔や体に渦巻の刺青があり、頭のてっぺんから植物のゼンマイのようなものがある。カナテのいた盗賊団に貯蔵庫を丸ごと奪われる。同じ髪色であるカナテを見つけ、殺そうとするがカンナギの顔を傷つけたため、逆鱗に触れボコボコにされる。その後、クグラによって劍神を取り上げられる。カンナギと会ったとき、「どこかの変態かと思った」と言われた。劍神:「八風陣・利(ハップウジン・トリ)」 ドリル状の刀身を持った劍神。風を操ることができ、持ち主を風で包み、竜巻状になることで相手を切り刻む。 フタイ 角刈りで髭が生えている中年男性。額に刺青がある。盗賊団に1人で突入し返り討ちにあっていたカナテを助け介抱した。カセフノに生まれた彼は最低階級で、「強くなりたい」という心の叫びをクグラに見出され、劍神を授かる。その後病を患い、寿命を迎えクグラに劍神を返却するまでおとなしくしているつもりだったが、カナテにかつての自分を見出し、彼に鞘の座を継がせて消滅した。劍神:「八風陣・苦(ハップウジン・ニガナ)」 ヤタカの属鞘 オキマ ウツロイへ向かう途中だった革達をアオイと共に攻撃するが、魂銷のるつぼに巻き込まれて、自分はテコの姿に、革が自分の姿になってしまい、ウツロイへの侵入を許してしまう。ヤタカが改心し革の一行に加わった後は、他の属鞘達と共にウツロイを守っていたが、浮舟でムロヤに駆け付けた際、キクツネにより舟ごと倒されそうになり、最後の力でヤタカに降った(リマスター版にはない)。 結婚してひと月のマルカという妻がいる。劍神:「空華(クウゲ)」 指揮棒のような形状。蜂の巣のような形をした箱に相手を捕らえ、相手の望む夢を見せ続ける。自力で起きることは出来ない。 アオイ ウツロイへ向かう途中だった革達をオキマと共に攻撃する。後にオキマと共にヤタカに降った(リマスター版にはない)。劍神:「破空(ソカラ)」 握りの部分がピストル状になっている。能力の詳細は不明。 ハルナワの属鞘 ムナカタ 外見年齢30歳程度の男性の姿。ヤマタを発つ前のハルナワからの言付けにより別人と入れ替わることはある程度知っていたため、門脇のことも受け入れ補佐や剣術指南を行っている。 元々は警察であり、仕事に打ち込んだ結果妻子を蔑ろにした末、「縛囚」に選ばれた一人息子が貴族殺害を起こし死刑になったという過去がある。その後息子は「頭部」だけがハルナワの素材とされ、別人となった息子に遣えるという「罰」のため現在の地位に就いていた。 上記の経緯もあって父性と慙愧の念から門脇を息子同様に見ており、門脇がアメエノに左腕を千切られた際には、自らの左腕を提供して移植させた。最後はハルナワの暴走を止めるため、ムメイの人形犬に仕込まれていた息子の脳を破壊、門脇から息子の真意を聞いて満足しながら彼に降った。劍神:「義貞(ギト)」 鉤爪の形状をしている。 アカチの属鞘 カバネ 「黄泉の谷」に本拠地を置く不治の病を持つ人の集団「巡礼者」の長。両親や同じ村人も病にかかった後にカバネ自身もかかったが、劍神「痍無」を手に入れたことで時間を止められたために病気の身で生き永らえることができている。ハニヤスに来た革を病に侵すが、それに屈せず立ち上がろうとする彼に敗北。アカチが降った後に劍神を制御し、自分や革の病を治した。劍神:「痍無(スクナ)」 矢じりの形をしている。対象の体内に侵入させ病を操る能力を持ち、病に侵すことも治癒することも可能。 ケルタ ハニヤスに来たカンナギとヤタカに襲いかかるが、ヤタカの「空奉鏡」で醜悪な怪物の姿に変えられ敗北。アカチが降った後で元に戻される。リマスター版ではヒルハと戦うが敗北。ムロヤに向かうための海底列車にコトハ達を案内した。劍神:「埜坤(ノズチ)」 野の劍神。植物を操ることができる。 劍神:「能槌(ノヅチ)」 リマスター版のケルタの劍神。石の劍神で、使用者も石になることができる。また、建物が崩れるのを抑えることができる。 ナチル 女性のような面立ち、言動をしているが中身は男性。ある少女が瀕死だったところを神意で作り上げた「花」によって、その少女に生命力を与えてきた。劍神:「咲耶(サクヤ)」 杖のような形をしている。「花」を操ることができ、また作り出すこともできる。 五人神楽 キクツネの属鞘。それぞれ楽器を模した劍を持つ。忠誠の証としてキクツネに鼓膜を差し出し聴覚を失っており、さらにキクツネの手により鬼化させられていたが、門脇に降されたバテイ以外の4人は革に鬼紋を砕かれ正気に戻った。タギリ 幼馴染のサラスのために曲を作るなど優しい性格の青年だったが、2年前に鞘になってからはサラスを守るためにキクツネの命令に従い続けていた。劍神:「笙(ショウ)」 聴通音(キツネ)を操る。 シチケ タギリと共に鬼化していた。カワイイ系の美少年。劍神:「鐘(カネ)」 炎の熱で音色を増す。 カダカ タギリと共に鬼化していた。美形の青年。劍神:「太鼓(タイコ)」 鼓膜を奪う力がある。 コキ タギリと共に鬼化していた。シチケ、カダカと違い美形でないため、革たちをがっかりさせた。劍神:「弦(ゲン)」 胡弓の形の劍神。 バテイ キクツネの命令で門脇を見張っていたが、劍ごと劍神「逐力」に強引に降された。劍神:「笛(フエ)」 アメエノの属鞘 ナサケ 中性的な容姿の少年でアメエノの実の息子。降し合いを嫌ってアメエノの下を出奔し革たちの前に現れ、彼らに同行する。アメエノがシムの戦闘機と戦う際に目を喰われるが、それでもアメエノをかばい、認められてアメエノを降す。その後、革に降った。劍神:「贔恋守(フレンズ)」 眼鏡の形状をしている。装着することで神意を発動させ、自分を見た相手の保護本能をかき立てて戦意を喪失させる。眼鏡が鍔になった剣の形になることも可能。 名称不明 劍神「創世」を先生に預けたままの革を襲い、彼の視界を奪い捕えた。劍神:「目封(メルフ)」 相手の視界を封鎖する。 名称不明 ヤタカを足止めしようとするが、敗れた。劍神:「目夷(メルエ)」 現在の全く違う場所に視界を飛ばす。 名称不明 劍神:「千里(セサメ)」 小さな望遠鏡型の劍神。遠くを見通せる。
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