五天鞘
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/27 06:13 UTC 版)
「アラタカンガタリ〜革神語〜」の記事における「五天鞘」の解説
下記3人にカンナギ、ヤタカを含めた合計5人が該当。自然の力である「地、水、火、風、空」を司る。 アカチ 声 - 鈴木達央、田村睦心(少年時代) 「地」の十二神鞘で、ハニヤスの領主。外見年齢は21歳ぐらい。バイザー状の兜をかぶっており、額には十字型の傷跡があり、右頬と左耳にも傷跡が残っている。「大王」となるために、オヒカや他の属鞘たちを降して力を取り込み、女子供でも平然と手にかける冷血漢。カンナギを降すことに執着している。凄まじい豪剣の使い手で、クグラを圧倒した「逐力」の神意さえもものともしない。その強さは六ノ鞘が相手にするのを避けるほどで、体術はカンナギさえも凌ぐ。 実は139年前にカンナギとエミスがハニヤスから逃げた後、冤罪で処刑されており、死の淵で劍神「地龍(オコロ)」と「2度と誰にも負けない」という契約を結び再生する。カンナギとの決闘の末、お互い劍を捨て肉弾戦となり、カンナギから一撃を喰らったことで「一度でも俺に攻撃が当たったら負けを認める」という幼きころのカンナギと交わした約束が果たされ、「地龍」との契約が切れ、降下の誓言を唱えて「地龍」と自分が降した劍(カンナギの属鞘達)を託し、死人に戻った。劍神:「地龍(オコロ)」 「地」の劍神。槍の形状をしている。解放する時に地面に突き刺し、無数の土の剣を形成して攻撃する。 ヨルナミ 声 - 保志総一朗 「水」の十二神鞘で、ミヅハメの領主。外見年齢は19歳ぐらい。女と見間違う程の中性的な美しい顔立ちをしている。 幼いころより、母(声 - 深見梨加)からは次期領主となるべく「全て完璧でなくてはならぬ」と厳しく育てられていたが、その母の死により心を病んでしまい、属鞘たちにも完璧であることを強制し、わずかな失敗も許さない冷酷な人間になっていた。本来は争いごとを好まない穏やかな人物。革との戦いを経て、母の厳しさが未熟な自分を想っての行為だったと知り、属鞘と共に自ら革に降る。 その後、キクツネに騙されたヒルハが創世を神器にはめた影響でクグラと共に一時的な復活を果たし、革と死んだアカチを除く五天鞘全員で神器の暴走を止める(リマスター版では神器の設定がないためこの場面はないが、革が気絶した時に夢に現れて励ます)。革が「天ノ石座」での修行を終えて以降は創世に降った鞘達と共に革と交信が出来るようになり時折アドバイスを送っている。劍神:「哭多(ナキサワ)」 「水」の劍神。扇の形状をしている。解放と共に扇面から水を発し操ることが出来る。相手を貫いたり、水球に閉じ込めておくことが可能。また、水や雨を通して領地の状況を知ることができる。 クグラ 声 - 井上剛 「風」の十二神鞘で、カセフノの領主。色黒の少年の姿。ただし普段人前に出るときは劍神「極飛(シナド)」の能力で20歳ぐらいの青年の姿をとっている。 200年以上前、少年時代に神鞘になったことから、精神面においても子供のままであり、快活な性格をしており、口より先に手が出る傾向がある。成長しない身体へのコンプレックスから、古くから仕えているエト以外には大人の姿で接している。本人はその姿に負い目を感じていた(リマスター版では、子供のままであることから周囲に軽んじられた結果、前任の属鞘全員に謀反を起こされたことがあり、その際一兵士だったエトに救われたことから彼を新たな属鞘に取り立てた。)が、門脇との戦いで失った記憶を取り戻し、エトの想いや革の言葉によって救われ、門脇に倒された後、自ら革に降った。 その後は前述の理由でヨルナミ同様に一時的に復活し、属鞘だったヒルハの行動に怒りを覚えながらも、彼がキクツネに殺された際には、怒りを露にした(リマスター版では神器の設定がないためこの場面はないが、革が気絶した時に夢に現れて励ます)。前述の理由で革と交信が出来るようになってからは、時折現れるようになりアドバイスを送っている。劍神:「極飛(シナド)」 「風」の劍神。Y字型の分かれた部分が刀身となっている。手持ち状態でも風を操ることが出来るが、背中から出して翼のような形状に展開させ、風を操り飛行への応用が利く。また、時間制限はあるが変身能力を持ち、戦闘時は鎧を纏った巨体に変化する。
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