師ノ鞘
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/27 06:13 UTC 版)
「アラタカンガタリ〜革神語〜」の記事における「師ノ鞘」の解説
鞘の教育係を務める特別な鞘。 ムメイ 五天鞘、六ノ鞘のいずれにも属さない最後の神鞘。機械の犬(後述の「ハルナワの脳」が格納されている)を引き連れた子供の姿で、レースをあしらったフードで目元を隠し、頭に種類の異なる2つの時計のようなものをはめた眼鏡のような装飾品をフードにかけている。 「死者の蘇生」の人体実験のために、複数人間の死体を継ぎ接ぎした「人形(ヒトガタ)」を多数制作・所持している。同じ十二神鞘であるハルナワはその最高傑作であり、他すべての人形をハルナワ(の元となったムナカタの息子)の脳と連動させている。 秘女王暗殺については、ほか十二神鞘を宥めたり降し合いにも不戦を表明したりと穏健派を通していたが、実際はハルナワによる地球での秘女族の女性抹殺を主導するほか、シムとも結託し指示を送るなど、事実上の黒幕として暗躍していた。2人からは「師」として敬われており、シムから「先生(セオ)」と呼ばれるのを聞いたムナカタに秘女族かどうか問われると「そう…君も知ってのとおり秘女族は『医師(クスシ)』か『先生(セオ)』となる。」と言葉を濁している。 アメエノとの戦いで左腕を失った門脇の治療を行うべく彼の前に姿を表し、ムナカタの左腕を接合する手術を行った。治療後、門脇にハルナワの出自を明かすも、ハルナワの暴走を見かねたムナカタによって彼の脳を破壊されてしまったことから、脳を失い単なる怪物と化したハルナワを見限る。
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