師の書斎鈴屋の由来とは? わかりやすく解説

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師の書斎鈴屋の由来

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/29 15:18 UTC 版)

帆足長秋」の記事における「師の書斎鈴屋の由来」の解説

宣長28歳の頃に帰郷後、松坂魚町一丁目自宅内で内科小児科医開業し、その余暇には宅にて古典講釈塾を開き源氏物語」等を町人教えていた。宝暦13年1763年江戸国学者賀茂真淵松坂に於いて一夜対面し翌年入門文通指導を受け約6年交流続いた入門弟子増え宣長の家の二階53歳のとき改造して新し書斎作った。この工事天明2年1782年)の冬に出来上がり静かに勉学打ち込め学問出来書斎となつた。明くる年3月9日門人とともに初め歌会催された。その時宣長は、この部屋に鈴をかけてこれを鳴らし、その清い音にむかしをしのぶことを歌に詠んでいる。そして、この家の書斎鈴屋名付けた。大変鈴を愛でておられた宣長は珍しい鈴を集めておられた。 現在松坂鈴屋遺跡保存会には八角鈴・三つ独胡鈴・巾着型古鈴・茄子型古鈴・駅 鈴人面の古鈴・八面型古鈴など7種類の鈴が保管されている。○「鈴屋集」五に鈴屋をよんだ長歌の後に次の記事書きその由来次第明らかにしている。「鈴の屋とは、三十六の小鈴を、赤き緒にぬきたれて、はしらなどにかけをきて、物むつかしきをり引きなして、それが音をきけば、こゝちもすがすがしくおもほゆ、そのすずの歌は、☆とこのべにわがかけて いにしへしのぶ 鈴がねさやさや☆ かくて、此屋の名にもおほせつかし。」

※この「師の書斎鈴屋の由来」の解説は、「帆足長秋」の解説の一部です。
「師の書斎鈴屋の由来」を含む「帆足長秋」の記事については、「帆足長秋」の概要を参照ください。

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