属領地アラスカ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 15:14 UTC 版)
詳細は「アラスカ地区」を参照 1884年、この地域は属領地アラスカとなった。このころワシントンD.C.の議員たちは南北戦争後の国内再建問題に取り組んでいたので、アラスカに構っている暇はなかった。1896年、隣接するカナダ・ユーコン準州での金の発見とゴールドラッシュは、大勢の鉱夫をアラスカへも引き付けた。当時はまだアラスカに金があるかどうかは定かではなかったが、内陸のユーコンとの中継でアラスカの港は大きく儲かった。 1899年、アラスカでもノームで金が発見されゴールドラッシュが起こり、フェアバンクスやルビー等の町が作られるようになった。1902年、アラスカ鉄道の建設が始まり、1914年にはスワードとフェアバンクスを結んだが、現在にいたるまでアラスカとアメリカ合衆国本土48州を結ぶ鉄道は建設されていない。しかし道路の建設により、ワシントン州への移動が数日短縮された。1900年代前半には銅鉱、漁業、缶詰製造業が盛んになり、大きな町々で合わせて10の缶詰工場が作られた。
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