ノヅチとは? わかりやすく解説

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の‐づち【野土】

読み方:のづち

腐敗した植物質を含む肥沃な黒土


の‐つ‐ち【野×槌】

読み方:のつち

《「のづち」とも》

《野の霊(ち)の意》野の神。

次にの祖(おや)草野姫(かやのひめ)を生む。亦は—と名づく」〈神代紀・上〉

野にすむマムシ・サソリの類。〈名義抄

化け物一種

「—といふは、常にもなきなり」〈沙石集・五〉


野槌

(ノヅチ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/06 16:26 UTC 版)

野槌(のづち)は、日本に伝わる妖怪野つ霊野椎とも。野の精霊(「野つ霊(ち)」の意)であるとも言われる。


  1. ^ a b 草野巧『幻想動物事典』新紀元社、1997年、232頁。ISBN 978-4-88317-283-2 
  2. ^ 水木しげる『妖怪大図鑑II』講談社〈講談社まんが百科〉、1996年、19頁。ISBN 978-4-06-259041-9 
  3. ^ a b c d e f 村上健司編著『妖怪事典』毎日新聞社、2000年、264-265頁。ISBN 978-4-620-31428-0 
  4. ^ 近畿民俗 通巻60・61号 7 信仰俗信”. 怪異・妖怪伝承データベース. 国際日本文化研究センター. 2008年10月8日閲覧。
  5. ^ 林宏. “近畿民俗 通巻44号 奥吉野の蛇と民俗”. 怪異・妖怪伝承データベース. 2008年10月8日閲覧。
  6. ^ 中京民俗 通巻9号 伝説”. 怪異・妖怪伝承データベース. 2008年10月8日閲覧。
  7. ^ a b 高田衛監修 著、稲田篤信、田中直日 編『鳥山石燕 画図百鬼夜行』国書刊行会、1992年、160頁。ISBN 978-4-336-03386-4 
  8. ^ 多田克己『幻想世界の住人たち IV 日本編』新紀元社〈Truth in fantasy〉、1990年、90頁。ISBN 978-4-915146-44-2 
  9. ^ 【新撰字鏡】”. 平成30-09-11閲覧。
  10. ^ 新撰字鏡. [2 - 国立国会図書館デジタルコレクション]”. 平成30-09-11閲覧。
  11. ^ 新撰字鏡. [2 - 国立国会図書館デジタルコレクション]”. 平成30-09-12閲覧。
  12. ^ 古名録. 第5 - 国立国会図書館デジタルコレクション”. 平成30-09-11閲覧。
  13. ^ 節用集 - 国立国会図書館デジタルコレクション”. 平成30-09-11閲覧。
  14. ^ アダム・カバット校注 編『大江戸化物細見』小学館、2000年、44頁。ISBN 978-4-09-362113-7 
  15. ^ 伊藤龍平『ツチノコの民俗学』青弓社、2008年。ISBN 978-4-7872-2029-5 


「野槌」の続きの解説一覧

ノヅチ(野槌)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/29 08:17 UTC 版)

討鬼伝2」の記事における「ノヅチ(野槌)」の解説

長大な体を持つ鬼。人に興味示さず異界をのんびり徘徊している。時折地面咀嚼し正体不明物質吐き出しているが、これは世を異界作り変える行為とされる異界最奥潜む希少な朧型が存在し見ると幸せになれるという噂が流れている。

※この「ノヅチ(野槌)」の解説は、「討鬼伝2」の解説の一部です。
「ノヅチ(野槌)」を含む「討鬼伝2」の記事については、「討鬼伝2」の概要を参照ください。

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