大学生シリーズ
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大学の若大将(1961年・東宝/杉江敏男監督)若大将は京南大学の学生 水泳 芦ノ湖ロケ 浄化槽の蓋を鉄板代わりに焼肉を焼く。 加山の実父上原謙が出演。 青大将役の田中邦衛は、出演クレジットではラスト近くで、半裁ポスターには記載されていない。 興行収入2億8千900万円。配給収入1億4千万円。観客動員は387万人の大ヒットとなった。 銀座の若大将(1962年・東宝/杉江敏男監督)若大将は京南大学の学生。対するライバル校は本作のみ「城東大学」。 拳闘 (拳闘部の助っ人として大会に出場、部会活動としては音楽部に所属) 銀座のレストラン「ノースポール」で暴れたことで、賠償を兼ねて丁稚奉公に出される。 澄子に「あなたの名前は?」と聞かれた雄一は「私の名前は椿三十郎」と答える。 講義中に早弁(青大将が告発)、合宿のスープの具にレストランの残飯を流用。 久太郎の友人でレストラン「ノースポール」のオーナーとして上原謙が出演。 澄子が勤めるブティックの客の役で塩沢ときが出演。 興行収入1億9千300万。配給収入9000万。観客動員は260万人のヒットを記録した。 日本一の若大将(1962年・東宝/福田純監督)若大将は京南大学の学生 マラソン(マラソン部に所属)、水上スキー 照子の縁談を壊したこと、店の金を持ち出したことが原因で勘当。 若大将のみならず、青大将・江口も同時に勘当になる(江口の場合、照子と一緒に暮らしたい為の偽装だった)。 面接試験で、青大将のことについて面接官である青大将の父親(上原謙)と喧嘩をして退席する。しかし、これが逆に好印象となり就職試験に合格する。 芦ノ湖ロケ 観客動員数は347万人。 ハワイの若大将(1963年・東宝/福田純監督)若大将は京南大学の学生 ヨットレース(ヨット部に所属) 牛肉と馬肉のすり替え事件とカンニングによる停学処分が原因で勘当。 ハワイロケ 青大将がヨット部に提供した馬肉をりきが牛肉とすり替え馬肉を客に提供、客に出すはずの牛肉は若大将が合宿へ持って行く。 そうとは知らぬ板前(藤木悠)が誤って馬肉を出した後、口直しに鹿肉を出し客を憤慨させる。 青大将に初めて(唯一?)のガールフレンド大川夏子(演:清水由記)ができる。 ハワイの化粧品店のオーナーとして上原謙が出演。 シリーズ初の海外ロケ、興行収入2億9200万円、配給収入1億4000万円、観客動員295万人を記録した。 海の若大将(1965年・宝塚映画/古澤憲吾監督)若大将は京南大学の学生 水泳(水泳部に所属) カンニング疑惑(実際には誤解) による停学処分と所属学部を久太郎に偽っていたことが原因で勘当。 肉の缶詰と間違えてドッグフードの缶詰を買い置きし、合宿で振る舞う(他の部員が空き缶を見て発覚)。 加山の持ち船「光進丸」が劇中で登場、青大将、江口、澄子と八丈島近海へ向かう(設定では青大将の所有)。 停電中のステージで恋は紅いバラを歌う(カラオケは停電中にもかかわらずフルオーケストラ)。 その際、停電前まで演奏していたバンドは青大将+寺内タケシとブルージーンズ。 興行収入3億4400万円。配給収入1億7000万円。 エレキの若大将(1965年・東宝/岩内克己監督)若大将は京南大学の学生 アメリカンラグビー(アメリカンラグビー部に所属)、乗馬 久太郎が融資を依頼している銀行の頭取の息子(ジェリー藤尾)と喧嘩騒動を起こして勘当、さらに田能久が倒産。 「エレキの神様」寺内タケシがそば店員役で(若大将のバンドで共演)、のちの加山夫人松本めぐみが別のバンドで、内田裕也がエレキ合戦の司会者で出演。 バンドに加入できた嬉しさのあまり、隆が出前の天丼(カツ丼?)をメンバーに分けてしまう。 日光で雄一と澄子が「君といつまでも」をデュエットするシーンで雄一は、仏帳面でセリフも早口でしゃべってしまうが、後日加山は「設定(雄一が澄子のためを思って作った曲を雄一と澄子がデュエットする)が、おかしいためわざと演じた。」と語っていた。 日光ロケ この作で、300万枚を超すミリオン・セラーとなった「君といつまでも」が登場する。 興行収入2億1150万円。配給収入1億円。 アルプスの若大将(1966年・東宝/古澤憲吾監督)若大将は京南大学の学生 スキー(スキー部に所属) スイスアルプス(ツェルマット、マッターホルン)、ウィーン、ローマ、苗場スキー場ロケ 青大将が旅先でナンパしたフランス人女性(イーデス・ハンソン)が来日、田沼宅にホームステイさせるよう頼む。 青大将がホテルに備え付けの痰壺を丼代わりにラーメンを食べる(部屋に入ってきた清掃係に注意される)。 プロスキーヤーのトニー・ザイラー、パンアメリカン航空のデビッド・ジョーンズが出演。 興行収入4億6000万円。配給収入2億3323万円。本作はシリーズ最多に次ぐ入場動員(380万人)を記録している。 日劇「加山雄三ショー」より歌う若大将(1966年)日劇で開催された「加山雄三ショー」&「大学の若大将」から「ハワイの若大将」までの名場面集&タヒチで遊ぶ加山のプライベートショットで構成される。 「お嫁においで」が、若大将シリーズで歌われるのはこの作品だけである。 レッツゴー!若大将(1967年・東宝/岩内克己監督)若大将は京南大学の学生 サッカー(サッカー部に所属) 青大将が勘当されて田沼家に転がり込む。 香港・マカオロケ。 宝田明、ザ・ワイルドワンズが出演(ワイルドワンズはLD・DVDのオーディオコメンタリーも担当) 日本人客室乗務員の役で酒井和歌子(2代目マドンナ)、澄子の同僚役でひし美ゆり子(当時:菱見地谷子)が出演。 興行収入4億7000万円。配給収入2億3980万円。本作はシリーズ最多に次ぐ入場動員(380万人)を記録している。 南太平洋の若大将(1967年・東宝/古澤憲吾監督)若大将は日本水産大学の学生 音楽監督は弾厚作 柔道(柔道部に所属)、水上スキー、スキューバダイビング 青大将が食パンに挟んでハワイに持ち込んだ生ワサビがホノルルの税関で見つかり、係員に指示されて「生ワサビサンドイッチ」を食べてしまう。 ハワイ、タヒチロケ 元TBSの名アナウンサー渡辺謙太郎が、若大将の柔道の試合を実況している。 劇中前田美波里がソロで「忘れさせて」を歌っているが、シリーズ中加山以外の出演者がソロで歌を歌うのは異例である(大矢茂が若大将対青大将で、青大将が帰ってきた若大将で、中尾ミエがリオの若大将で歌っているだけで、澄子は雄一とのデュエットはあるが1人では歌っていない)。 ゴー!ゴー!若大将(1967年・東宝&宝塚映画/岩内克己監督)若大将は京南大学の学生 モータースポーツ(ラリー)、駅伝競走(陸上部に所属) 鈴鹿サーキット、京都、琵琶湖ロケ(ラリーでは京都から名古屋→日本ライン→飛騨→琵琶湖→京都のコースを走る) 若大将が挿入歌「幻のアマリリア」を歌うシーンが2シーンあるが、1回目と2回目の歌詞が異なっていた(レコード化されたのは2回目の方)。 公園で若大将が「幻のアマリリア」を歌う最初のシーンで、若大将と澄子のまわりにいたカップルがいきなり若大将の歌とトランペットに合わせて踊りだす。 劇中青大将が澄子にダットサンのいわれを説明するシーンがあるがNHK-BSで放送された際、その場面はカットされて放送された。 鈴鹿で出逢った京都の舞妓が田能久へ来るが、若大将が紹介するはずだった澄子と間違えて久太郎が応対する。 若大将が合宿所の枕から詰め物の小豆を抜いて汁粉を作る(小豆に染み込んだ体臭と枕を壊したことで発覚)。 舞妓役で浜木綿子が出演。 若大将と喧嘩をするダンプカーの運転手役で吉本新喜劇の桑原和男、原哲男が出演。 ザ・ランチャーズが若大将のバックバンド役で初出演、2代目若大将:大矢茂が初登場。 興行収入4億7200万円。配給収入2億2047万円を記録した。 リオの若大将(1968年・東宝/岩内克己監督)若大将は京南大学の学生 フェンシング(フェンシング部に所属) リオデジャネイロロケ 若大将は石川島播磨重工業(実名で登場)の就職試験に合格する。 青大将(田中邦衛)、赤マムシ(堺左千夫)以外の澄子を巡るライバル(久保明)が登場する(若大将シリーズでは初めて)。 中尾ミエ、今東光、宮口精二が出演。 エレキの若大将に続き、内田裕也が司会者役で出演。
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