初代『闘神伝』から登場
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エイジ・シンジョウ 声 - 大倉正章 3月31日生まれ。A型。身長175cm(『闘神伝 昴』では178.5cm)。体重63kg。年齢 21歳。国籍 日本。 福島県出身の日本人男性。失踪した兄・ショウを追って世界を巡る冒険家となる。『闘神伝』および『闘神伝2』の主人公。『闘神伝2』では22歳だが、それより11年後の設定の『闘神伝 昴』では36歳になっている。幼いころから唯一の家族の兄に教えられていた剣術を活かし、世界各地で活躍している冒険家をしている。親代わりで、剣の師である兄は『闘神伝』では行方不明で、冒険家をしている目的の一部は兄を探すためでもあった。 武器は日本刀・白虎の太刀(『闘神伝 昴』では普通の刀)。元は室町時代より前の夜鬼一族の武器だったが、いつの間にか流出し、エイジの家に伝わっていた。「白虎の太刀」という名は、故郷会津の白虎隊にちなんでエイジがつけたものだが、それは偶然にも本当の名前と同じものだった。 『昴』では戦闘スタイルが居合斬りになり、頭髪が白髪になりコスチュームも鎧になっているなど、大幅にデザインが変化している。『昴』限定の隠し武器はバット。 カイン・アモウ 声 - 『闘神伝』『2・3(勝利ボイスのみ)』STEVE "BANG" PANG 、『闘神伝S』以降置鮎龍太郎 ※Sと2は日本語台詞のみ 12月24日生まれ。AB型。身長178cm。体重64kg。年齢 22歳。国籍 イギリス。 エイジとはよきライバル関係にあるイギリス人男性、共にショウに師事した。日本での修業の後、謎の人物に殺された父の仇を討つべく賞金稼ぎとなり、裏の世界では「ストーム」の通り名で知られていくこととなるが、自分が仕留めた賞金首にナルという娘がいたと知って彼女を引き取り育てる。そして闘神大武会において父の仇がショウであることや、(表向きは)貿易商の父・アモウが肉親ではない上に秘密結社と敵対する組織(『3』に登場する古代組織)の暗殺者であったという事実を目の当たりにする。なお『3』のエンディングにおいては「アモウがなぜカインを養子にしたのかをカイン自身が戦いの中で悟り、それはカインがナルを養女としたのと同じ心境からであった」と語られている。23歳(『闘神伝2』当時)。 武器は西洋刀のキャリバーン。これは伝説のアーサー王の愛剣エクスカリバーであるが、カインはそれと知らずに使っている。またカインの技名はエイジの技名を英語にしたものが多い。 ソフィア 声 - 鉄炮塚葉子 ※サターン版『闘神伝URA』のみ冬馬由美 2月6日生まれ。A型。身長172.5cm。体重50kg。年齢 24歳。国籍 ロシア。 元諜報員。「風裂きのソフィア」という異名をとっていたほどのムチの使い手。ロシア出身の私立探偵。気高い雰囲気を持った芯の強い女性。自分の過去に関する記憶を失っており、過去を知る手がかりを求めて闘神大武会(秘密結社主催の格闘大会)に参加した。実は秘密結社が作り出した強化人間の1人であり、肉親と思っていた母と妹も秘密結社の構成員にすぎなかった。25歳(『闘神伝2』当時)。武器は革の鞭・クラースヌイブーリァ。 金髪ポニーテールで、SMの女王様の如き格好をしている。そのため、ことぶきつかさも「プレステ倫理ギリギリのデザイン」と言っている。 ラングー・アイアン 声 - 岸野幸正 7月4日生まれ。A型。身長190cm。体重92.6kg。年齢 30歳。国籍 アメリカ。 鉱山責任者を務めるアメリカ人男性。偶然見つけたウラン鉱脈を、悪用を恐れて封印するが、鉱脈の情報を欲した秘密結社によって身重の妻と息子を拉致されてしまい、2人を取り戻すために大武会に参加する。武術に関する経験は浅いが、持ち前の怪力と天性のカンで他の武道家にひけをとらない闘いぶりを見せる。巨大な金棒を武器とする。なお、PS版のチョロQシリーズに登場する「悪魔のホーン」は初代のラングーの叫び声である。 ホー・ファイ 声 - 大倉正章 中国人男性、106歳(『闘神伝』当時)。身長154cm。体重48kg。国籍 中国。 普段は手品師として好々爺を装っているが、その実態は人を殺さずにはいられない殺人鬼。妖術を使い、年齢からは想像できないほどの素早さで立ち回り、相手に襲いかかる。武器は鉄の鉤爪・魂葬牙爪(こんそうがっか)。無数の人間の血に濡れ、それを吸い続けたために呪われ、いつからかこの名前がつけられた。自身の奇行も、この武器に少なからぬ影響を受けている。 モンド 声 - 岸野幸正 血液型 AB型。身長179cm。体重66kg。年齢42歳。国籍 日本。 一応は日本人男性だが、大和民族とは一切交流を持たずに暮らしてきた「夜鬼(ヤァーキ)一族」の1人。とある組織(実は「アゴーン・テオス教団」)から秘密結社の調査を依頼され、大武会に参加する。 武器は伸縮自在の槍・青龍の槍。なおエイジの白虎の太刀、カオスの玄武の盾、ウラヌスの朱雀の弓は、元々この夜鬼一族の武具だったが、それがいつの間にか流出した。 デューク・バルテルミ・ランバート 声 - 塩沢兼人 2月3日生まれ。A型。身長190cm。体重75kg。年齢29歳。国籍 フランス。 フランスの片田舎の領主。かつて領地を訪れたエイジと勝負をし、家宝の剣を叩き折られて敗北した過去があり、彼とのリターンマッチのために大武会へ参加した。 武器は両手剣のデルニエ・ヴァンクール。この剣はエイジとの勝負で折られた剣とつがいである。 騎士道精神に忠実で、戦う際には剣技のみを使い、蹴り技などは全く使わない。また、ダウン攻撃が追加された『2』以降も彼だけは倒れた相手に攻撃ができず、ダウン攻撃コマンドを入力すると「早く立たないか!」と相手を急かす(その代わり相手のオーバードライブゲージを強制的にゼロに出来る)。 エリス 声 - 鉄炮塚葉子 6月5日生まれ。O型。身長155cm。体重46kg(『闘神伝』当時)。身長160cm。体重47kg。年齢16歳。国籍 トルコ。 旅芸人一座の踊り子であるトルコ人。実はガイアの娘で、その身を案じるガイアによって旅芸人一座に預けられた。ガイアもその妻(エリスの母)も日本人であるため、エリスは日系トルコ人ということになる。 ティンカーベルがモデル。本シリーズのマスコット的キャラクター。武器はダーク(短剣)。緑色のセミロングヘアで、ほとんどの作品でシースルー部分のある衣装を着ている。また、同社から発売のスーパーファミコンソフト『スーパー億万長者ゲーム』のキャラクターとしても登場する。 ガイア 声 - 郷里大輔 6月16日生まれ。O型。身長214cm。体重96kg。 日本人男性。秘密結社の四大幹部の1人。自分の家族を謀殺したウラヌスに復讐するために闘神大武会を開催して、自分の部下になる強者を集めようとする。40歳(『闘神伝2』当時)。武器は特製の斬馬刀・バッドエンド。 初代『闘神伝』では副腕を持つ鎧を身につけていたが、『闘神伝2』以降は鎧を脱いでいる。『闘神伝2』では通常キャラクターとなり、著しく弱体化された。『闘神伝3』では大幅に強化され、スタッフからも「武器を振り回すだけで驚異的に強いキャラへと生まれかわった」と紹介されている(『闘神伝3オフィシャルガイド』より)。勝利ポーズで『ジャンピングあぐら座り』を披露する。 『熱闘』では『1』版と『2』版のガイアが同時に登場。『1』版の方は鎧を引き継いだ別人という設定で、本来のガイアは「ガイアII」という名義で『2』版のデザイン・性能で登場している。 ショウ 声 - 『闘神伝2』『闘神伝S』置鮎龍太郎、『闘神伝3』『パズルアリーナ闘神伝』『闘神伝昴 ※声のみ』小野坂昌也 8月1日生まれ。A型。身長176cm。体重63kg。 エイジの実兄である日本人男性。「血色の天使」と恐れられ、各地に旅人のように現れる事から「エトランゼ(異邦人)」とも呼ばれている。エイジとカインの剣術の師匠であり、彼らの優れた技がほぼ全て使える上にモーションも高速化しているという高性能キャラクター。 『闘神伝3』では未熟であるエイジたちが組織に立ち向かう事が無用の犠牲として、彼らの前に立ちはだかる。飛び道具の「烈空斬」はエイジと違い、2発の気弾が出る。『闘神伝』と『闘神伝2』では隠しボスとして登場する。武器は飛燕剣。実はショウという名は仮名らしい。 ジム 声 - ダン・カステラネタ 北米MS-DOS版の初代『Battle Arena Toshinden』(日本未発売)のみ登場。『アースワーム・ジム』からのゲスト出演で、同作の主人公。性能はラングーのコンパチキャラクターとなっている。
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