初代から登場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 09:09 UTC 版)
ハンゾウ(服部半蔵:はっとり はんぞう) 主人公。 服部半蔵をモチーフとする日本国籍の忍者キャラクター、伊賀忍軍頭目。年代は西暦1581年。身長175cm、体重69kg。修行好き。 キャラクターネームの表記が初代ではHANZOだったが、『2』以降ではHANZOUになっている。 『2』では髪切りデスマッチに負けると半刈りにされる。 フウマ(風魔小太郎:ふうま こたろう) ハンゾウのライバル。風魔一族の頭領の風魔小太郎をモチーフとする日本国籍の忍者キャラクター。風魔忍軍若頭。年代は西暦1581年。身長175cm、体重70kg。 生まれながらの才能を活かし負け知らずでいたが、19歳の時に初めてハンゾウに敗れた。以後、ハンゾウを倒すため修行を続けてきた。 タイムマシンを利用して、現代の金髪でメガネのサラリーマンとして二重生活を送る。女癖が悪い。 現代の世界が舞台の『痛快GANGAN行進曲』にも登場。そちらではハンゾウのような「ござる」口調になっているが、理由はエンディングで明かされる。 『ニンジャコマンドー』に登場するリュー・イーグルは「32代目風魔小太郎」で、フウマの子孫という設定。 『2』では髪切りデスマッチに負けると頭頂部を剃られる。 ジャンヌ(ジャンヌ・ダルク) ジャンヌ・ダルクをモチーフとするフランス国籍の女剣士。ブロンドのロングヘアが特徴の美人。年代は西暦1431年。身長168cm、体重53kg(自称)。 聖剣「バスタードバスター」を使い、聖鎧「シャイニングフォース」を着用する。剣と鎧は武器屋の親父から色仕掛けで騙し取った物である。 高飛車で、自分より弱い男を嫌うが、逆に自分より強い男には夢中になる。そのため、初代のエンディングでは「自分より強い男と結婚するのが夢」と語っている。 『2』から登場するリョウコに強い対抗意識を持っている。 愛剣のバスタードバスターは蛇腹剣の機能があり、必殺技の「フラッシュソード」などを繰り出す際は鞭状になる。さらに『パーフェクト』では究極奥義「エンジェルアロー」の使用時、弓に変形する。 「フラッシュソード」は初代において全キャラクターの技中で屈指の性能を誇った。下方向への溜め技であるが、初代では「溜め時間の継続」が可能だったため、「しゃがみ→立って近距離を歩く→しゃがみ」の繰り返しで「フラッシュソードを溜めながら移動」して、対戦相手にプレッシャーをかけることもできた。 『2』では「小スラ」と通称される弱足払いの対空性能が高く、前出の「フラッシュソード」や同じく対空技の立ち強キックなどを使い分けることによって、キャラクターによっては近づくことすら難しいことがある。一部のキャラクター以外は試合開始直後に「後ろにジャンプする」以外の行動をとると、そのまま即死させられる。 デスマッチモードでの登場ステージが2作とも髪切りデスマッチになっている。『2』でも髪切りデスマッチに負けると初代と同じく坊主頭にされる。 ドラゴン(金龍:キム・ドラゴン) ブルース・リーをモチーフとする拳法家。アクションスターであり、歌手としても活躍している。年代は西暦1967年。身長165cm、体重50kg。 初代では無地の茶色いズボンを穿いているが、『2』以降は赤いラインの入った黒いズボン。 『2』から登場するシュラからは「アニキ」と慕われている。 『2』のキャラクター選択画面では中国の国旗が表示されているが、ホームステージには韓国の国旗が翻っている。また『2』の説明書には「中国の格闘家だが、撮影で韓国を訪れた」と記載されている。公式設定の国籍は中国である。 『2』以降のキャラクター名表示は「K.DRAGON」で、『2』のゲーム内の音声では「キム」と呼ばれている。彼の母親は韓国出身。 ラスプーチン ロシアの怪僧グリゴリー・ラスプーチンをモチーフとする魔法使いで教祖も兼ねる。戦いがいかに空しいかを人々に伝えるために戦っている。自分の手や足をオーラで巨大化させるなど、奇怪な攻撃を得意とする。防御の際は両手からバリアを発し、『2JET』以降は石化する。年代は西暦1914年。身長180cm(?)、体重68kg(?)。 『パーフェクト』の究極奥義「秘密の花園」は当人いわく「身を以て愛の素晴しさを教えている」とのこと。戦いの虚しさを人々に諭すため、何かと冷たい世間に対して妄信的に愛を説こうとする。 『2』から登場するマッドマンをライバル視し、一方的に「邪教の使徒」と決め付けている。 『2』では髪切りデスマッチに負けると頭頂部を剃られる。 『パーフェクト』におけるジャックの勝ち台詞によると、彼の血は変な味がするらしい。そのため、吐き出している(マッドマン、ブロッケン、NEO-DIOも同様)。 見習い魔法使いの孫娘「ラスプーチコ」がおり、『パーフェクト』のネオジオCD版とセガサターン版ではゲームクリア時に彼女の登場するおまけ漫画を閲覧可能(一部例外あり)。 ブロッケン ナチスのサイボーグ。陸軍少佐とされている。年代は西暦1922年。身長185cm、体重200kg。 形式番号は『パーフェクト』の時点でODC-005。この“ODC”は「おいら(Oira)ドイツの(Deutsch-no)サイボーグ(Cyborg)」の略。腕や足を伸ばす、ミサイルなどを発射する、手から電撃を発生させるなど、サイボーグならではの攻撃手段を多数擁する。飛行能力も有しており、『ADKワールド』収録のシューティングゲーム『19YY』では自機として登場。『パーフェクト』では究極奥義で自爆攻撃まで行うが、すぐに再生する。 血液型はサイボーグのためカストロールのオイルとなっている。ジャックがオイルを嫌うのは彼の血を吸おうとして吐き出したため。なお、彼自身はレギュラーガソリンが嫌い。 初代では密着した状態からしゃがみ弱パンチを連発するだけで気絶から気絶にすることが可能だった(いわゆる「しゃがみ小パンチはめ」)。また、ごく初期のバージョンではしゃがみ弱キックのダメージ幅がやたらと広く設定されており、減る時は一発で投げ以上に減り、最大ダメージが出続けると数発入れただけで相手を倒すことができた。 髪切りデスマッチで負けると頭部の機械部分の剥き出しになる面積が通常敗北時より広くなる。 デスマッチモードでの登場ステージが2作とも針壁デスマッチになっている。 マッスルパワー(クリス・ハンガー) ハルク・ホーガン(1953年8月11日 - )をモチーフとするアメリカ国籍のプロレスラー。初代ではよく似た風貌であったが、『2』以降は口ヒゲが無くなった。初代での気絶時とコンティニュー時のコール「ナンバーワン」の由来は、モデルであるホーガンの日本での決めゼリフ「イチバン!」から。性格は典型的な肉体派。年代は西暦1984年。身長200cm、体重135kg。 自分の名前であるクリスを「女々しい」と思っており、本名が嫌いという面もある。 J.カーン(成吉思汗:ジンギスカン) チンギス・ハーンがモチーフ。肥満体格の大男で、黒い兜と鎧を着用している。年代は西暦1198年。身長170cm、体重120kg。 美人が好きだが、ジャンヌのようなプライドの高いタイプは大の苦手。 『2JET』から登場するリョフを、同じ武人として尊敬している。 初代では必殺技「蒙虎覇極道」はガードされた場合の跳ね返りが小さく、すぐ投げに移行することができた。これがいわゆる「覇極道はめ」だが、『2』以降の作品ではバランス調整で跳ね返りが大きくなり、投げはめは不可能になった。 『2』では髪切りデスマッチに負けると頭頂部を残して剃られる。 GEEGUS(ギガス) CPU専用キャラクター。本作のボスキャラクターで、液体金属の生命体。自称「うちゅう最強のおとこ」。自己の格闘スタイルを持たず、ランダムで登場キャラクターの誰かに変身して攻撃してくる。通常は同キャラクター戦が無いが、誰に変身するか分らないため、この時に限り同キャラクター戦が起り得る。 世界征服を企む秘密結社「ダムド」によって生み出された液体金属兵士であり、対戦相手のデータを分析し、最適と判断した姿に変身して戦うはずだったが、頭脳プログラムにバグがあり、適当に変身するようになってしまった。その上、「うちゅう」(宇宙)、「ちきゅう」(地球)、「おとこ」(男)などの小学生レベルの漢字変換ができなくなっている。
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