初代「プレンくんのゆめ」(1989年11月~2009年7月)
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「プレンティ」の記事における「初代「プレンくんのゆめ」(1989年11月~2009年7月)」の解説
プレンティ開店と同時に設置。時計メーカーはセイコー。定時になると塔のカリヨンが鳴り、季節に合わせた曲を演奏する。その後、カリヨンの音色で居眠りばかりのプレンくんが目を覚まし、大きく背伸びをする。すると後ろの箱からタンバリンを叩く二人の少女が現れると、周りからグリム童話の人形が登場し、ワルツに合わせてダンスをする。その光景を見たプレンくんは楽しくなり、タクトを振って人形のダンスの指揮をする。全ての人形がいなくなった後、再びカリヨンが鳴り、プレンくんはまた眠くなる。大きな背伸びをした後に再び居眠りしだす。人形との楽しい時間はプレンくんのゆめの中での出来事だったのであろうかというストーリー。プレンくんの衣装は設置当時と晩年で異なっている。また、プレンくんはボイスレコーダーが内蔵されており、子供たちと対話できるイベントも存在した。またかなり大掛かりな仕掛けだった為か、設置から間も無い頃に故障や動作不良も見られていた。晩年は故障を繰り返した上、部品不足にも直面していた為、プレンティリニューアルに伴う改装工事で2009年7月に「引退」と称して終了し、その後撤去。撤去が確定した際、プレンくんからのメッセージに「ぼくたちはたびにでることになりました。」という子供向けの文章に、プレンくん自身の引退である「撤去」を意味すると思われる内容が記載されていた。撤去前はプレンくんの横に並んで記念撮影や、プレンティに来店する客に「プレンくんのゆめ」のDVDを配布していたが、DVDが大好評だった為、プレンティに残しておく予定だった分のDVDも全て配布してしまった。このためプレンティには稼働期のDVDは残されていない。なお、上記の対話イベントは晩年は行っていなかった。また、プレンくんはマスコットとしては2002年に引退した。
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