さく‐ぶつ【作物】
さく‐もつ【作物】
さく‐もの【作物】
農作物
(作物 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/29 03:58 UTC 版)
農作物(のうさくぶつ、のうさくもつ)または作物(さくもつ)とは、農地に作る栽培植物全般を指す。
広義の農作物
広義の農作物は大きく分けて5分類に分ける事ができる。
- 普通作物(食用作物とも言う):主に人が食用に用いる作物のこと。人が食べる食物のなかでも主食にされることがあるものが挙げられることが一般的。たとえば麦類(小麦、大麦など)・稲類(水稲・陸稲)・トウモロコシ・イモ類・豆類等。
- 飼料作物:家畜の飼料に用いられる作物の事。たとえば牧草やソルゴーなど。
- 緑肥作物:栽培している植物を収穫せず、そのまま田畑にすきこみ植物と土を一緒にして耕し、後から栽培する作物の肥料にする植物の事。例:レンゲ・マリーゴールド・ウマゴヤシなど。
- 園芸作物:野菜・果樹・花卉の事。園芸作物はさらに細分化すると、野菜は葉や茎を食べる葉菜類(キャベツ・アスパラガス等)・実を食べる果菜類(ナスやキュウリ等)・根や地下茎を食べる根菜類(大根・人参等)、果樹は柑橘類を代表する常緑果樹と、桃や葡萄などの落葉果樹、花卉は、用途に応じて切り花・鉢花・苗物と分けられる。
- 工芸作物:比較的長期にわたる加工、製造の工程を経て製品になる農作物のこと。たとえば繊維用 綿、畳用い草、和紙用こうぞ、油脂用なたね、甘味糖料用さとうきび、デンプン・糊用サツマイモ、嗜好用茶、香料用ラベンダー、樹脂類漆、染料用藍、薬用除虫菊など[1]、養蚕に必要な桑もこの中に入る。
狭義の農作物
狭義には、園芸作物を除く、普通作物、飼料作物、緑肥作物、工芸作物を指す。
脚注
- ^ “消費者の部屋 工芸作物とはどのようなものを言うのですか?”. 農林水産省. 2020年9月16日閲覧。
関連項目
- 農産物
- コロンブス交換 - 大航海時代に西半球と東半球間で農作物が互いに交換された。東半球側から見て、トウモロコシとジャガイモ、トマト、トウガラシなどを含む多くの有用植物がもたらされた。
- 石器時代の食料
外部リンク
作物(さくもの)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/01 05:49 UTC 版)
軽妙でしゃれのきいた地歌。「蛙」「狸」などがあり、「蛙」はイソップ物語を元に作られたと言われている。
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作物
「作物」の例文・使い方・用例・文例
- 雨の量は作物の生育に影響する
- 彼らは作物を納屋に貯蔵した
- 作物の収穫量は年間の雨量と密接に関連する
- 作物を取り入れる
- 小麦,米,ジャガイモ,トウモロコシが世界の4つの最重要農作物だ
- 作柄のよい作物
- 霜で作物に大きな被害が出た
- 天候が作物の収穫量を左右する
- 太陽と水は作物の生長に欠かせない
- 作物の不作
- きのうひょうが降って農作物に被害をもたらした
- これらの虫は作物には無害だ
- 彼は農作物の被害を防ごうとした
- あらしで作物がなぎ倒された
- よい土壌からは良質の作物が取れる
- この畑の作物は輪作しています
- 作物は何列にも並んで植えられていた
- 洪水で作物がやられてしまった
- 長雨で作物が台なしになってしまった
- この畑は作物がよくできる
作物と同じ種類の言葉
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