世界概略
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「タンクライフRPG ダークブレイズ」の記事における「世界概略」の解説
『ダークブレイズ』の舞台となるのは、かつて高度な科学文明が存在していた世界である。世界のほとんどの地域は「ダークブレイズ」と呼ばれる謎のエネルギーに汚染されていて、人類が住める場所でなくなっている。人類は汚染されていないわずかな地域で少人数の集落を作り暮らしている。集落と集落の間は汚染地域が広がるため、交流はないに等しい。 文明レベルは集落によって異なるが、ゲームの主要なホームタウンである「ユグドラシア」では洗濯機や冷蔵庫に似た機能がある道具を家庭に置ける程度まで文化生活が復興している。ただしこれはこの世界での最高レベルに属する。また、道具を作る金属素材自体が不足しているため、生活の基盤は木工製品が占めている(武器については鉄が使われている)。ユグドラシアは緑に守られた街ということもあり、街の外見的にはかなり牧歌的なイメージが強い。また、ユグドラシアには人間以外にもエルフやドワーフなどのおなじみの種族がいて、魔法使いのようなファンタジックな職業の者もいる。このことからヴィジュアル的には剣と魔法のファンタジー世界に近い雰囲気がある。 ユグドラシアはダークブレイズを浄化できる巨木「ユグドラシル」の周囲に作られた街で、この巨木のおかげでこの街は世界でも最大規模にまで発展した。
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世界概略
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/11 15:44 UTC 版)
ユキリア世界全体での共通設定として、「『竜の人』と『猫の人』という種族が存在する」「ユキリア公という王が世界全体を支配していた」などが公表されているが、共通の年表や世界全体の地図などは発表されていない。 『ファンタジーRPGクイズ』とウィッチクエストの存在が大きいため、それがユキリア世界そのものだと思われがちだが、他にも『レムリカ銃士隊』(三銃士にファンタジー要素が加わったような世界)、『光と闇のレジェンド』、コンピュータゲーム『百の世界の物語』など、多彩な面を持つ。ウォーロック誌においても、ユキリア世界を舞台とした作品が発表されている。また、ユキリア世界は、『ファンタジーRPGクイズ』の読者とはじめとするユーザーに解放されており、RPG、小説、コミックの題材にすることも奨励されている。 『迷宮キングダム』は「百万迷宮」という、果てしないダンジョン世界を舞台にしているが、これがユキリア世界に属するかは明らかにされていない。90年代前半に発表された聖珠伝説パールシードやリングバースとユキリア世界の関係も明らかにされていない。
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世界概略
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 15:18 UTC 版)
舞台となる世界ファイブリアは、伏せた皿状の平面的な世界であり、ファイブリアを創り出した創造神によって下から支えられる形で宇宙に浮かんでいる。皿といっても極めて大きなものであるため、大陸や海のある地上から底辺まではそれなりの距離があり、その中に地底世界クリュオや悪魔たちのすむ暗黒界が存在している。世界の遥か上部には、星や世界を支える紐が吊るしてある「宇宙天井」があり、下部には混沌とした未分化のエネルギーや物質がたゆたう「宇宙海面」がある。ただし、以上の世界図はあくまで神(および読者)の視点によるものであり、ファイブリアの住人がこれらの状況を完全に把握しているわけではない。ある時期に、世界全体が大きく傾くという大異変が生じたことがあり、この状態の世界を「ティルト・ワールド」とも称する。 ファイブリアは宇宙における単一の世界ではなく、同格の創造神たちが創った世界が多数存在している。これらの世界に共通した、宇宙を支配する根本原則が「幸運と不幸」である。幸運と不幸は常に平均的に存在し、どこかで幸運な出来事があれば、別のどこかで不幸が起きてバランスがとれるようになるという。創造神を含めた宇宙全ての存在はこの幸運と不幸の天秤に縛られている。幸運と不幸はそれゆえに強大なエネルギー源でもあり、創造神たちによる世界創造の源動力としても活用されていたが、あるとき創造神の1柱が誤って宇宙に大量の幸運と不幸をぶちまけてしまい、全宇宙的に幸運と不幸の分布が偏ってしまうという災禍が発生した。このときファイブリアの創造神が考え出したのが、地上に住む知的種族、すなわち人間に溢れた幸運と不幸のエネルギーを消費させることであった。また、幸運と不幸を消費した人間は、波乱万丈の体験に揉まれて大きく成長していくため、長期的には創造神の後継者として世界を支える役を肩代わりできる者が生まれるのではないかとも期待されている。ゲームにおけるプレイヤーキャラクターは、このような幸運と不幸に翻弄される運命を与えられた「幸運と不幸の戦士」となることを義務付けられている。
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世界概略
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/14 01:58 UTC 版)
神々の時代より更に太古の時代、世界は一人の巨人(後に「始源の巨人」と呼ばれる)がいる他は完全な無が広がっていた。全知全能の知性と永遠不滅の肉体を持つ巨人は長い年月を一人で過ごしたが、あるとき孤独に耐えられずに自分自身を焼き殺してしまう。その死骸(混沌)から生まれた神々によって作られた「精霊界」「物質界」「妖精界」などから成る世界がフォーセリアであり、これらの世界はその残滓である混沌界に浮かぶ小島に例えられる。 最初に創造されたのが「精霊界」で、混沌の中から地水火風の四大元素を始めとするさまざまな自然現象の基になる秩序立った精霊力が選り分けられ、それを制御する精霊が創造され住んでいる。 次に創造されたのが現在人間の住む「人間界」をはじめとする物質界で、人間界は元々神々が住むために作られた特別な場所といわれる。そのため「神々の大戦」では主戦場となり、戦いの過程で他の世界から様々な種族が召喚され、他に類を見ない多種多様な種族が住むようになったとされる。 他の物質界の研究は主に古代王国時代に盛んに行われ、ファラリスに従う者達が住む「魔界」が発見されている。また「星界」の存在もこの時代に確認されており、強力な破壊魔法として知られる「メテオ・ストライク」の魔法は、「星界」から隕石を呼び寄せる召喚魔法の一種である。ただ共に魔法王国時代の政争によって発見者が処刑されており、殊に「星界」の研究は以後禁忌とされてしまっている。他にも各教団は死後の世界として「冥界」の存在を説いており、代表的なものとしてはマイリー教団の「喜びの野」、チャ・ザ教団の「至福の島」などがある。それらいくつもの世界をラーダが統べるとされる「星界」が取り囲んで物質界を構成しているとされている。この他にも確認されていない物質界が存在すると考えられており、代表的な例としては「魔界」と対になるファリスに従う者達が住む「天界」や、「神々の大戦」で竜族が“召喚”されたと伝えられていることから「竜族だけが住む物質界」などがある。 最後に「精霊界」のさまざまな力が「物質界」に届くように、その仲介となる「妖精界」が作られたとされる。エルフやドワーフ・グラスランナーなどは、元々この「妖精界」の住人であり、「神々の大戦」の時に物質界に召喚されている。また「夢幻界」と呼ばれる世界もあり、混沌界と同じ意味なのかどうかで意見が分かれている。 大地は地球のような球体ではなく正方形をした平面であり、その4つの頂点はそれぞれ東西南北を差しているとされる。ただし、理由は解説されていないが地平線は存在する。北に氷の門(あるいは大地の門)、南に炎の門、東に風の門があり、険しい気象条件や精霊力によって扉を閉ざしているが、唯一西の水の門だけは閉じられておらず、水が滝となって零れ落ちているとされている。この水の流れが時の流れを作っている。一方、クリスタニアはこの不完全であった世界から一つの大陸を隔離することで、完全な世界を作ろうとしたものである。クリスタニアの世界にとって「時間」という概念は存在せず、歴史はあらかじめ決まっているもの、繰り返すものであり(これを「周期」という)、人々は神の定めた周期に従って生きていた。しかし、紆余曲折の末にこの周期は作中で終わりを告げている。 世界設定の根底に流れる世界観は、国々の設定の多くに中世ヨーロッパ風のイメージを取り入れながらも善悪二元論で語られることは少なく、むしろ陰陽思想に近い。フォーセリアで最終的に越えるべき障害として立ちはだかるものは、パワーバランスが「善悪」や「秩序と混沌」、またはそれ以外であっても、ある一方に偏ったときに出現している。これに対抗する思想がロードス島戦記に登場するカーラに代表される。これについては、カーラを参照のこと。
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