ランキング戦
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1回戦 2回戦 準決勝 2組 決勝 渡辺明 名人 ○ 渡辺明 ○ 杉本昌隆 八段 ● A 渡辺明 ● m 藤井猛 九段 ● B 郷田 ● i 2組2位(本戦出場・1組昇級) 郷田真隆 九段 ○ 八代弥 七段 ● 八代弥 七段 △◎ ○ 八代 ○ 森内俊之 九段 ● C 八代 ○ 菅井竜也 八段 ● D 屋敷 ● j 屋敷伸之 九段 ○ 松尾歩 八段 ○ 松尾 ○ 深浦康市 九段 ● E 松尾 ● n 千田翔太 七段 ○ 千田 ● k 2組優勝(本戦出場・1組昇級) 小林裕士 七段 ● F 藤井聡太 王位・棋聖 ○ 阿久津主税 八段 ● G 藤井聡 ○ 藤井聡太 王位・棋聖 △◎ ○ 藤井聡 ○ (Bye)(注) H 広瀬 ● l 広瀬章人 八段 (注)2組在籍の橋本崇載 八段は第34期開幕前に休場を発表し、開幕後の2021年4月2日付で引退を発表した。
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ランキング戦
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66名(6組在籍棋士57名<ほか休場2名>、女流棋士4名、奨励会枠1名、アマチュア枠4名) 1回戦 ☆1 横山大樹 アマ ○ 横山友紀 三段 ● 1回戦 小野内一八 アマ ● ☆2 伊藤沙恵 女流三段 ○ 2回戦 3回戦 4回戦 準々決勝 準決勝 6組 決勝 佐藤秀司 八段 ○ 佐藤秀 ○ 青野照市 九段 ●/X18 佐藤秀 ○ 伊藤匠 四段 ●/Y5 山本博 ●/X1 山本博志 四段 ○ 佐藤秀 ○ 天野倉優臣 アマ ● 大平 ●/V8 大平武洋 六段 ○ 渡辺和 ● a 高野秀行 六段 ●/X10 渡辺和 ○ 渡辺和史 四段 ○ 佐藤秀 ● m 加藤桃子 女流三段 ○ 加藤桃0 ● 所司和晴 七段 ●/W12 木下 ● b 木下浩一 七段 ○ 木下 ○ 小倉久史 七段 ●/W14 長沼 ● i 今泉健司 五段 ●/W18 古森 ●/W4 古森悠太 五段 ○ 長沼 ○ 長沼洋 八段 ○ 長沼 ○ 6組優勝(本戦出場・5組昇級) 藤原直哉 七段 ●/W17 折田翔吾 四段 ○ 金沢孝史 五段 ●/W13 田中悠 ●/V5 田中悠一 五段 ○ 石川陽 ● c 神谷広志 八段 ●/Y7 石川陽 ○ 石川陽生 七段 ○ 折田 ○ ☆1/ 横山大樹 アマ ● 福崎 ●/V3 福崎文吾 九段 ○ 折田 ○ 中田功 八段 ●/X19 折田 ○ 折田翔吾 四段 ◎△ ○ 折田 ○ 宮本広志 五段 ○ 宮本 ○ 東和男 八段 ●/Y2 宮本 ○ 古賀悠聖 四段 ●/Y1 里見香 ● 里見香奈 女流四冠 ○ 宮本 ● j 松本佳介 六段 ○ 松本 ●/V7 上野裕和 六段 ●/X17 井出 ● d 堀口一史座 七段 ●/X16 井出 ○ 井出隼平 四段 ○ 牧野光則 五段 ○ 牧野 ○ 脇謙二 八段 ●/W19 牧野 ● e 神崎健二 八段 ○ 神崎 ●/W1 服部慎一郎 四段 ●/V11 佐々木大 ● k 谷合廣紀 四段 ○ 谷合 ●/X4 斎藤明日斗 四段 ●/W15 佐々木大 ○ 佐々木大地 五段 ○ 佐々木大 ○ 近藤正和 六段 ●/X14 長谷部 ○ 岡崎洋 七段 ○ 岡崎 ●/V6 ☆2/ 伊藤沙恵 女流三段0 ● 長谷部 ○ 長谷部浩平 四段 △ ○ 長谷部 ○ 小林宏 七段 ●/X12 長谷部 ○ 石川優太 四段 ○ 石川優 ○ 浦野真彦 八段 ●/Y3 石川優 ● f 小林健二 九段 ●/Y4 増田裕 ●/V1 6組2位(5組昇級) 増田裕司 六段 ○ 長谷部浩平 四段 ● 黒田尭之 四段 ●/V12 西田 ●/W3 西田拓也 四段 ○ 出口 ● g 島本亮 五段 ●/W10 出口 ○ 出口若武 四段 ○ 小山アマ ○ 田中寅彦 九段 ●/X13 門倉 ●/Y8 門倉啓太 五段 ○ 小山アマ ○ 泉正樹 八段 ●/Y6 小山アマ ○ 小山怜央 アマ ○ 小山アマ ● (n) 室岡克彦 七段 ○ 室岡 ●/X5 勝又清和 六段 ●/X11 西山女流 ○ 長岡裕也 五段 ●/X15 西山女流 ○ 西山朋佳 女流三冠 ○ 西山女流 ● ( l ) 冨田誠也 四段 ○ 冨田 ○ 平藤真吾 七段 ●/W16 冨田 ● h 豊川孝弘 七段 ●/W11 中村亮 ●/V4 中村亮介 六段 ○ (注) 6組在籍の有森浩三 七段は、2020年1月21日~2020年3月31日、2020年4月3日~2021年3月31日の期間の休場を発表。 6組在籍の西川慶二 八段は、2020年1月~12月、2021年1月1日~6月30日の期間の休場を発表、2021年6月30日付で引退した。
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ランキング戦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 15:27 UTC 版)
竜王戦の予選は、1組から6組までに分かれたトーナメント戦で始まり、これを「竜王ランキング戦」と呼ぶ。1組の上位5名、2組の上位2名、3組から6組までの優勝者各1名の合計11名が本戦に出場する。 第18期までの本戦出場は、1組から4名、2組・3組から各2名、4組から6組までから各1名であったが、第19期から、1組から5名、3組から1名に変更された。同時に、各組の昇級枠・降級枠の人数も変更された(例:第18期までは1組からの降級者と2組からの昇級枠は各々3名であったが、第19期からは各々4名となった)。 現役棋士が在籍する組の一覧は、将棋棋士の在籍クラス を参照。 クラス定員本戦出場(決勝トーナメント)昇級降級賞金(参考)過去の賞金(万円) 備考第30期以降(万円)第24期〜第29期 第23期まで 1組16名 5名(優勝者、準優勝者、3位、4位、5位) - 4名【0勝2敗】(5位決定戦1回戦 敗退者) 優勝460準優勝115 優勝450準優勝110 優勝360準優勝90 2組16名 2名(優勝者、準優勝者) 4名(決勝進出者 2名、および 3位 2名) 4名【0勝2敗】(昇級者決定戦1回戦 敗退者) 優勝360準優勝93 優勝350準優勝90 優勝280準優勝70 3組16名 1名(優勝者) 4名(同上) 4名【0勝2敗】(同上) 優勝260準優勝62 優勝250準優勝60 優勝200準優勝50 4組32名 1名(優勝者) 4名(同上) 4名【0勝3敗】(残留決定戦 敗者) 優勝205準優勝52 優勝200準優勝50 優勝160準優勝40 5組32名 1名(優勝者) 4名(同上) 4名【0勝3敗】(同上) 優勝155準優勝41 優勝150準優勝40 優勝120準優勝30 6組1〜5組以外の現役棋士 1名(優勝者) 4名(同上) - 優勝93準優勝20 優勝90準優勝20 優勝70準優勝17 女流枠4名アマチュア枠5名奨励会員枠1名 竜王戦の各組とも原則として、1敗しただけでは敗退とならず、2敗目を喫するまでは少なくとも昇級(1組は本戦出場)の望みは残る仕組になっている。また、2敗するまでに1勝でもできれば原則降級しないことになっている。 各組のランキング戦において決勝戦まで勝ち抜いた者を優勝(1位)、決勝戦の敗者を2位として、1位と2位の2名は次期昇級者になる。また、各組の優勝者は(1組と2組は2位も含めて)本戦に進出となる。 ランキング戦の準決勝までに敗れた棋士(女流枠、アマチュア枠、奨励会員枠の出場者を除く)は、変則パラマストーナメント形式で行われる敗者復活の昇級者決定戦(1組は本戦出場者決定戦)に回る。1組の「本戦出場者決定戦」は3位〜5位決定戦の3つのグループに分かれており、それぞれを勝ち抜いた3位〜5位の3名は本戦に進出となる。2組から6組では、「昇級者決定戦」を2つのグループに分けて行ない、勝ち抜いた者(各組2名)は3位として次期昇級者になる。 このように、本戦出場者・昇級者はいずれも、ランキング戦・昇級者決定戦を通じて全勝か1敗だけの者であり、2敗した者は敗退となる。 敗退者のうち早い段階で2敗した者は次期降級者となる。各組のランキング戦の1回戦の敗者は「昇級者決定戦(1組は本戦出場者決定戦)」の1回戦に回り、この「決定戦1回戦」での敗者(当年度成績「0勝2敗」の者)は、1組から3組ではそのまま次期降級者(各組4名)となる。4組と5組の「昇級者決定戦1回戦」での敗者の各8名は、更に「残留決定戦」へ回り、この「残留決定戦」の敗者(当年度成績「0勝3敗」の各組4名)が次期降級者となる。 昇級は1つ上の組に上がり、降級は1つ下の組に下がるのが原則である。ただし例外として、3組以下の者が本戦を勝ち抜いて挑戦者となる場合、七番勝負の敗者は次期1組の所属になるので、3組以下の者が挑戦者に決まった時点で1組への昇級が決まる。この場合、次期の1組は定員プラス1名の17名、挑戦者が本来昇級して属するはずだった組は本来の定員マイナス1名で戦われ、1組からの降級者は5名に増える。 本戦出場者決定戦(1組のみ) 1組の3位決定戦は、ランキング戦準決勝の敗者2名で行い、勝者が1組3位となる。 1組の4位決定戦は、ランキング戦2回戦敗者4名によるトーナメントで、勝ち抜いた1名が1組4位となる。 1組の5位決定戦は、ランキング戦1回戦敗者8名によるトーナメントで、勝ち抜いた1名が1組5位となる。 このように1組の3〜5位決定戦の決勝戦敗者は本戦には出場しない。特に3位決定戦敗者はランキング戦で準決勝まで勝ち進んだにも関わらず本戦に出場できない。 5位決定戦1回戦(兼 降級者決定戦)敗退者4名は、2組へ降級する。 昇級者決定戦(2組以下) 昇級者決定戦を勝ち抜いた各組2名は、昇級する。なお、昇級者決定戦はランキング戦でより上位で敗退した棋士ほど有利なトーナメントとなっており、1回戦を戦うのはランキング戦1回戦で敗れた棋士のみであり、準決勝で敗れた各組2名は1勝するだけで昇級が決定する。 2組・3組の昇級者決定戦の1回戦(兼 降級者決定戦)で敗れた各組4名は、降級する。 4組・5組の昇級者決定戦の1回戦で敗れた各組8名は、残留決定戦に回る。 昇級者決定戦の組合せは、何回戦で敗退したかで自動的に決まる。ただし、アマチュア・女流棋士・奨励会員は出場資格がないため、これらの参加者がランキング戦の上位まで勝ち残っている場合は、昇級者決定戦のトーナメントが変則的になるため、昇級者決定戦出場資格がない該当者がランキング戦の戦いを終えるまでは、当該の組では昇級者決定戦の組合せは行われない。 フリークラスの年限を満了しての引退が確定し次期竜王戦の出場資格がない棋士であっても、当期の昇級者決定戦には参加可能である。引退が確定している棋士が昇級者決定戦を勝ち抜いて3位になったとしても次期の出場はならないが、現役最終局を白星で飾って引退することとなる(他に出場可能な棋戦がない場合)。該当に近い例では、第29期6組において田丸昇が昇級者決定戦を勝ち進んだが準決勝で敗退しており、これまでの3位の中に該当する者はいない。 残留決定戦(4組・5組) 1対1の形で行われ、その敗者各組4名が降級する。 降級者を決めるだけの戦いなので、勝敗に関わらず次の対局はない。また、フリークラスの年限を満了しての引退が確定し次期竜王戦の出場資格がない棋士であっても、当期の残留決定戦まで出場が可能であるため、引退が確定している棋士がこの残留決定戦で勝ったとしても次期の出場はならないが、現役最終局を白星で飾って引退することとなる(他に出場可能な棋戦がない場合)。大内延介(第23期の5組残留決定戦が現役最終局)と淡路仁茂(第28期の5組残留決定戦が現役最終局)は、いずれも現役最終局となった残留決定戦を白星で飾って引退した。 棋士以外の出場枠 6組には女流棋士枠(第7期に2名枠で新設、第22期より4名)とアマチュア枠(アマチュア竜王戦ベスト4および支部名人の計5名)、奨励会員枠(第25期より、年度前期三段リーグ次点者1名)がある。6組のドローは、女流棋士とアマチュアのうち3名が準決勝まで当たらないように、アマチュアの残り2名が準々決勝まで当たらないように組まれる。なお28期までアマチュアの1回戦は初参加の新四段と対局していた(場合によっては1名はそれ以外の棋士との対局になる)が、29期よりその制約はなくなった。 女流・アマチュア・奨励会員が昇級の条件を満たした場合でも5組に昇級することができる。ただし、昇級者決定戦には参加できないため、決勝進出が要件となる。第34期まで、5組昇級に手が届いた女流・奨励会員・アマはいないが、これまでの最高成績としては、第4期の天野高志アマ(準決勝敗退=3勝1敗)、第33期の西山朋佳女流三冠(準決勝敗退)、第34期の小山怜央アマ(準決勝敗退)の例がある。また、アマチュアの最高成績は第34期の小山怜央アマ(4勝1敗)、女流棋士の最高成績は第19期の清水市代(2勝1敗)、奨励会員の最高成績は第33期の西山朋佳三段・女流二冠(4勝1敗)である。 2021年2月に、竜王戦ランキング戦(6組に限らない)で優勝した女流棋士とアマチュア選手には棋士編入試験の受験資格が、奨励会三段の者には奨励会三段リーグでの次点1が付与されることが発表された。竜王戦6組に参加する奨励会員は基本的に各年度前期三段リーグでの次点を獲得した者となるため、6組で優勝すると棋士四段への昇段資格を得ることになる。 前例が無いため明文の規定は無いが、棋士以外が5組に昇級した場合、特別枠として扱われる予定。たとえばアマチュアが5組に昇級すると、次期の6組には従来通り5人のアマチュアが出場し、5組はアマチュア昇級者を加えて、定員より1人多くなる。棋士以外は5組以上で1勝以上しても残留はできず、昇級以外の中途敗退は、次期の出場枠自体を失う。ただし、5組で敗退した場合は、次期は6組での出場を推薦される可能性が高いとしている。 第24期では女流棋士が絡む6組1回戦の4カードが、王座戦同様の同日一斉対局として行われた。 持ち時間 持ち時間は、ランキング戦、昇級者決定戦、1組の本戦出場者決定戦は各5時間、残留決定戦は各3時間(チェスクロック使用)で行われる。 定員過不足の調整 七番勝負の敗者は、在籍していたクラスの上下によらず次期は1組在籍となる。このため、3組以下の棋士が挑戦者になった場合、そのままではその棋士が在籍していた組の1つ上の組では定員割れになり、一方1組では定員を超過してしまう。それを避けるため、残留決定戦が追加で組まれる。1組では、5位決定戦の2回戦で敗れた棋士2人が1対1の残留決定戦を行い、敗れた方が5人目の2組降級者となる。このケースでは2組以下も順次必要な組まで降級者が追加される。 第20期(2007年)から、棋士の休場や引退などの理由で、5組以上の各組で定員割れや定員超過が起きた場合は、昇級者決定戦・残留決定戦を追加で行うことが規約に盛り込まれた。この場合、5人目の昇級者は、3位決定戦で敗れた2名による1対1の勝負で決まる。ただし、欠員が2名以上発生しても補充枠は1期につき各組1つずつしか増えない。第28期では5組在籍のまま引退した淡路仁茂九段の欠員補充として、佐藤慎一五段が5位決定戦無しで昇級した。 フリークラス在籍期限を満了した棋士の特例参加 フリークラス規定の在籍期限を満了した棋士は、原則として在籍期限に達した時点で参加している全公式戦の対局終了後に引退となるが、竜王戦については、フリークラス宣言により転出した以外のフリークラス棋士は、在籍期限を経過しても、以下の要件に該当する場合は当棋戦への継続参加が出来る。4組以上の在籍者は、5組へ降級しない限り竜王戦への継続参加が出来る。5組へ降級しても即座に引退とはならず、5組在籍者と同じ条件となる。5組から4組以上への昇級者が再度5組へ降級する場合は、5組在籍残り期間において参加が可能となる。 5組在籍者、もしくは4組から5組への降級者は6組へ降級しない限り2年間の継続参加が出来る。6組へ降級したら即引退となる。期間内に4組に昇級出来なくても引退となる。 フリークラス在籍期限満了時点で6組在籍の棋士は、ランキング戦決勝進出や昇級者決定戦で5組昇級に相当する成績を挙げた場合でも、次期竜王戦には参加出来ず引退となる。ランキング戦優勝して本戦も勝ち抜いて挑戦者になった場合に次期参加できるかは不明。 2010年に制定された規定が初めて適用され、竜王戦に限定して公式戦の継続参加が認められた棋士は、第33期で5組在籍を維持した藤倉勇樹と桐山清澄がいる。 対局料 ランキング戦などの対局料について具体的な金額は非公開だが、システムの概要については過去に田丸昇が自身のブログで明らかにしている。 ランキング戦の対局料は、原則として1組を基準として以下組が下がる毎に「1つ上の組の75%」で算出される。ただ実際の対局料は対局者の段位にも影響され、同じ組でも段位が高いと対局料は高くなる(実際田丸は(八段から九段に)昇段して「2割ほど対局料が増えた」という)。また昇級者決定戦の対局料はランキング戦の80%、残留決定戦は同30%となる。なお女流棋士は一律6組の通常の対局料の75%、奨励会三段は女流棋士の75%(≒6組の通常の対局料の約56%)に減額される。アマチュア選手は持ち時間(竜王戦の場合は5時間)に応じた商品券が支給される。ただし、アマチュアでも勝ち進んで本戦や決勝に進出した場合、棋士と同じ基準で現金が支給されるようである。 また古田靖氏の著書によれば2005年12月2日に行われた第19期竜王戦予選6組1回戦におけるプロアマ双方の対局料、および記録係の手当はそれぞれ瀬川晶司新四段(当時)の対局料が10万円、清水上徹アマ竜王の対局料が商品券5万円、記録係の手当が2万円であった。なお瀬川は同年11月の戦後初のプロ編入試験の合格によりプロ入りし、本局がプロとしての公式戦初戦だった。よって竜王戦は6組所属、フリークラス所属のため順位戦は未参加のため、『最も弱い(対局経験の少ない)四段の竜王戦予選1回戦の対局料が10万円(2005年当時)』となる。
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