第34期竜王戦
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第34期竜王戦(だい34きりゅうおうせん)は、2021年度(2020年11月22日 - 2021年11月19日)の竜王戦である。竜王戦は将棋のタイトル戦の一つである。挑戦者決定三番勝負は、2組優勝の藤井聡太王位・棋聖が1組優勝の永瀬拓矢王座を2連勝で下し、竜王挑戦を決めた。竜王戦七番勝負は、挑戦者の藤井聡太王位・叡王・棋聖が豊島将之竜王に4連勝で制した。藤井は羽生善治に次ぐ[1]、史上2番目の若さとなる19歳3か月25日での初の竜王位奪取を果たした。将棋の4つのタイトル(竜王・王位・叡王・棋聖)を同時に保持する四冠達成は、羽生以来28年ぶり史上6人目で史上最年少の記録である。なお竜王就位式は、2022年1月24日にセルリアンタワー東急ホテルにて、関係者のみで開催された。
- ^ 19歳2か月(第2期・1989年度)
- ^ 挑戦決定後の2021年9月13日に「叡王」位を獲得。シリーズ開幕時の肩書は「王位・叡王・棋聖」。
- ^ 梶浦宏孝六段は竜王ランキング戦通算3回優勝で 七段昇段
- ^ 橋本崇載 八段、休場のお知らせ - 日本将棋連盟・2020年10月2日
- ^ 橋本崇載 八段引退のお知らせ - 日本将棋連盟・2021年4月2日
- ^ 竜王ランキング戦連続昇級で 七段昇段
- ^ 2021年2月2日、勝数規定( 七段昇段後公式戦190勝)により、 八段昇段
- ^ 竜王ランキング戦連続昇級で 五段昇段
- ^ 竜王ランキング戦連続昇級で 六段昇段
- ^ 第34期からアマチュア出場枠を、それまでの5名から4名に変更している。
- ^ a b “西川慶二八段、有森浩三七段 休場のお知らせ|将棋ニュース|日本将棋連盟”. 日本将棋連盟 (2020年1月31日). 2023年2月14日閲覧。
- ^ “有森浩三七段休場のお知らせ|将棋ニュース|日本将棋連盟”. 日本将棋連盟 (2020年6月8日). 2023年2月14日閲覧。
- ^ “西川慶二八段、休場のお知らせ|将棋ニュース|日本将棋連盟”. 日本将棋連盟 (2021年1月6日). 2023年2月14日閲覧。
- ^ “西川慶二八段が引退|将棋ニュース|日本将棋連盟”. 日本将棋連盟 (2021年7月1日). 2023年2月14日閲覧。
- ^ 6組ランキング戦の準々決勝敗退者が女流タイトル保持者(西山女流三冠)であるため、昇級者決定戦には組み込まれない。
- ^ 6組ランキング戦の準決勝敗退者がアマチュア棋士の小山怜央アマであるため、昇級者決定戦には組み込まれない。
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