現実の棋士・藤井聡太の活躍
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「りゅうおうのおしごと!」の記事における「現実の棋士・藤井聡太の活躍」の解説
執筆開始当時、「10代の将棋タイトル保持者」を初めとする同作の設定は「ありえない」と批判されることもあったが、藤井聡太の躍進で「予言書」として注目を集めることになった。第1巻が出た2015年当時、藤井聡太は奨励会の二段で、白鳥も注目していなかった。しかし、藤井が史上最年少の14歳2カ月で中学生棋士になると、いきなり無傷で29連勝するなど、次々と記録を打ち立てていった。同作の主人公・九頭竜も、プロ入り翌年に初タイトルを獲得するが、最初は連敗に苦しむという設定で、白鳥は藤井の活躍については「藤井先生のデビューから土つかずという記録は想像を超えている。フィクションでもそこまで書けません」と語っている。これらの出来事を受け、本作13巻の帯には、「現実に、負けるな。 いま一番、現実に追い抜かれそうな将棋ラノベ最新刊!」という文章が載っている。 藤井が七段のときに、白鳥が彼にインタビューを行っている。 2021年11月12・13日に行われた、第34期竜王戦七番勝負第4局の豊島将之対藤井戦にて藤井が勝利し、棋界最年少記録となる19歳3ヶ月で遂に「竜王」の座を手にした。この時白鳥は自身のTwitterアカウントで、藤井への祝福の言葉とともに「現実に負けました」と述べた。
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