豊島将之との「19番勝負」
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「藤井聡太」の記事における「豊島将之との「19番勝負」」の解説
2021年度、第62期王位戦・第6期叡王戦・第34期竜王戦で豊島将之との3連続のタイトル戦が行われたことから「19番勝負」と呼ばれた。3つのシリーズ全てを藤井が制し、最年少記録でのタイトル四冠を達成した。名人と同格である竜王獲得と四冠達成により藤井が初めて棋士の序列1位になったことから「藤井時代」の幕開けとも言われた。2021年度に藤井と豊島は、タイトル戦以外においても第71期王将戦の挑戦者決定リーグ(▲先手 101手 勝ち)、第42回将棋日本シリーズ決勝(△後手 95手 負け)で対局している。藤井は豊島に対してデビュー以来6連敗、王位戦の開幕までは1勝6敗と大きく負け越して苦手な相手とされていたが、「19番勝負」は11勝3敗と大きく勝ち越し、「19番勝負」終了時点で13勝9敗と勝敗数が逆転した。 日付棋戦藤井の手番・手数・勝敗備考2021年06月29・30日 第62期王位戦第1局 ▲先手 104手 負け 2021年07月13・14日 第62期王位戦第2局 △後手 102手 勝ち 2021年07月21・22日 第62期王位戦第3局 ▲先手 117手 勝ち 2021年07月00 25日 第06期叡王戦第1局 ▲先手 095手 勝ち 2021年08月00 03日 第06期叡王戦第2局 △後手 161手 負け 2021年08月00 09日 第06期叡王戦第3局 ▲先手 121手 勝ち 2021年08月18・19日 第62期王位戦第4局 △後手 140手 勝ち 2021年08月00 22日 第06期叡王戦第4局 △後手 091手 負け 2021年08月24・25日 第62期王位戦第5局 ▲先手 077手 勝ち 王位防衛 2021年09月06・07日 第62期王位戦第6局 ― ― 2021年09月00 13日 第06期叡王戦第5局 ▲先手 111手 勝ち 叡王獲得 2021年09月28・29日 第62期王位戦第7局 ― ― 2021年10月08・09日 第34期竜王戦第1局 ▲先手 123手 勝ち 2021年10月22・23日 第34期竜王戦第2局 △後手 070手 勝ち 2021年10月30・31日 第34期竜王戦第3局 ▲先手 093手 勝ち 2021年11月12・13日 第34期竜王戦第4局 △後手 122手 勝ち 竜王獲得、将棋大賞名局賞 2021年11月26・27日 第34期竜王戦第5局 ― ― 2021年12月04・05日 第34期竜王戦第6局 ― ― 2021年12月17・18日 第34期竜王戦第7局 ― ―
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