第5局
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「ディープ・ブルー対ガルリ・カスパロフ」の記事における「第5局」の解説
第5局はターニングポイントとなった。対局中、黒(後手番)のカスパロフは、第1局と第3局で採用したシシリアン・ディフェンスではなくフォー・ナイツ・ゲームでのオープニングを選択し勝利を収めた。23ムーブ後にカスパロフの引き分けの提案を拒否したため、ディープ・ブルーチームにとっては非常に決まりの悪い敗戦となった。これは試合の中で後手番が勝利した唯一のゲームである。 対局は1996年2月16日に行われた。 ディープ・ブルー–カスパロフ 1.e4 e5 2.Nf3 Nf6 3.Nc3 Nc6 4.d4 exd4 5.Nxd4 Bb4 6.Nxc6 bxc6 7.Bd3 d5 8.exd5 cxd5 9.0-0 0-0 10.Bg5 c6 11.Qf3 Be7 12.Rae1 Re8 13.Ne2 h6 14.Bf4 Bd6 15.Nd4 Bg4 16.Qg3 Bxf4 17.Qxf4 Qb6 18.c4 Bd7 19.cxd5 cxd5 20.Rxe8+ Rxe8 21.Qd2 Ne4 22.Bxe4 dxe4 23.b3 Rd8 (=) 24.Qc3 f5 25.Rd1 Be6 26.Qe3 Bf7 27.Qc3 f4 28.Rd2 Qf6 29.g3 Rd5 30.a3 Kh7 31.Kg2 Qe5 32.f3 e3 33.Rd3 e2 34.gxf4 e1=Q 35.fxe5 Qxc3 36.Rxc3 Rxd4 37.b4 Bc4 38.Kf2 g5 39.Re3 Be6 40.Rc3 Bc4 41.Re3 Rd2+ 42.Ke1 Rd3 43.Kf2 Kg6 44.Rxd3 Bxd3 45.Ke3 Bc2 46.Kd4 Kf5 47.Kd5 h5 0–1 カスパロフ–ディープ・ブルー1996年、第6局 a b c d e f g h 8 8 7 7 6 6 5 5 4 4 3 3 2 2 1 1 a b c d e f g h 43.Rb4後のポジション; ディープ・ブルーが投了
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第5局
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「ディープ・ブルー対ガルリ・カスパロフ」の記事における「第5局」の解説
このゲームでは、キングズ・インディアン・アタック・オープニングがプレーされた。前のゲームと同様に、ディープ・ブルーは素晴しいエンドゲームをプレーし、カスパロフが勝ちそうに見えたところで引き分けに持ち込んだ。 対局は1997年5月10日に行われた。 カスパロフ–ディープ・ブルー 1.Nf3 d5 2.g3 Bg4 3.Bg2 Nd7 4.h3 Bxf3 5.Bxf3 c6 6.d3 e6 7.e4 Ne5 8.Bg2 dxe4 9.Bxe4 Nf6 10.Bg2 Bb4+ 11.Nd2 h5 12.Qe2 Qc7 13.c3 Be7 14.d4 Ng6 15.h4 e5 16.Nf3 exd4 17.Nxd4 0-0-0 18.Bg5 Ng4 19.0-0-0 Rhe8 20.Qc2 Kb8 21.Kb1 Bxg5 22.hxg5 N6e5 23.Rhe1 c5 24.Nf3 Rxd1+ 25.Rxd1 Nc4 26.Qa4 Rd8 27.Re1 Nb6 28.Qc2 Qd6 29.c4 Qg6 30.Qxg6 fxg6 31.b3 Nxf2 32.Re6 Kc7 33.Rxg6 Rd7 34.Nh4 Nc8 35.Bd5 Nd6 36.Re6 Nb5 37.cxb5 Rxd5 38.Rg6 Rd7 39.Nf5 Ne4 40.Nxg7 Rd1+ 41.Kc2 Rd2+ 42.Kc1 Rxa2 43.Nxh5 Nd2 44.Nf4 Nxb3+ 45.Kb1 Rd2 46.Re6 c4 47.Re3 Kb6 48.g6 Kxb5 49.g7 Kb4 ½–½ もし白が50.g8=Qと指せば、次に黒は50...Rd1+、51...Rd2+という手順を3度繰り返すことによって引き分けに持ち込むことができる。 ディープ・ブルー–カスパロフ1997年、第6局 a b c d e f g h 8 8 7 7 6 6 5 5 4 4 3 3 2 2 1 1 a b c d e f g h 7...h6後のポジション; 次の手はディープ・ブルーの8.Nxe6
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「AlphaGo対李世ドル」の記事における「第5局」の解説
AlphaGo(白)が第5局に勝利した。この一局は接戦だったと評された。ハサビスは、ゲームの序盤にAlphaGoが「大きな失敗」をしでかした後に追い上げたものであると述べている。 第5局の手番は新たにニギリを行って決するはずであったが、第4局終了後に李が「AlphaGoは白番の方が黒番より強い。強い白番相手に打ちたい」と希望し、ハサビスが即座にこれを快諾したため、李の黒番で行われた。黒番の李は第4局同様に地で先行する戦略を取り、AlphaGoは中央に大きな勢力を得た。形勢はそれまで互角であったが、 AlphaGoが右下において石塔シボリの手筋を読み落として白48から58としたことで、李が主導権を握ることになった。しかし、 AlphaGoは代償に中央から上辺に模様を広げ、李の黒69から81までの荒らしに対し黒を小さく生かすことし成功した。Ormerodは、この黒の一連の動きが慎重すぎたと指摘した。白90でAlphaGoは形勢を互角に戻し、Ormerodが「珍しいが、微妙に印象的である」と評した、わずかに得な手を打った。地合いで不利な李は黒167・169と仕掛けるもAlphaGoは冷静に対処した。AlphaGoは完璧なヨセで優勢を維持し、AlphaGoの中押し勝ちとなった。安は、終盤の白154、186、194と特に良い手だと指摘した。 99手目まで 100-199手目(118手目は107の位置、161手目は) 200-280手目(240手目は200の位置、271手目は、275手目は、276手目は)
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