石塔シボリ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/14 08:19 UTC 版)
図1: 図2: 大斜定石の変化として現れる形。図1、白△と切られると黒が収拾がつかないように見えるが、図2の黒1と2子にして捨てるのが好手。白2なら黒3とアテて取らせ、 図3: 図4: 図3の黒5と放り込む。白6なら黒7とアテてシボリ、以下符号順に黒の攻め合い勝ちとなる。このように、二線の石を2子にして取らせ、ダメを詰める手筋を「石塔シボリ」と呼ぶ。「石塔」の名は、出来上がりの形が石の塊から塔が伸びているように見えることから。実戦にもよくあらわれる手筋。 黒15(7)、白16取る(11) 石塔シボリの出現する定石の例。第68期本因坊戦第三局でこの形が出現した。 表 話 編 歴 囲碁用語 用具碁石と碁笥 碁盤 対局時計 碁罫紙 ルール盤上:コウ 地 長生 作る 取らず三目 持碁 ダメ ハマ対局:互先 ニギリ コミ 定先 置き碁 持ち時間 早碁 封じ手 着点三々 小目 目ハズシ 星 高目 大目ハズシ 大高目 五ノ五 天元 基本の形自分の石から:グズミ ケイマ、大ゲイマ コスミ サガリ サルスベリ シマリ スベリ トビ ツギ ナラビ ノビ ハザマトビ ヒラキ マガリ ワタリ相手の石に:アタリ アテコミ オサエ オシ(ソイ) カカリ カケ カタツキ(カド) キリ ツキアタリ ツケ ノゾキ ハザマ ハサミ ハネ ボウシ ワリウチ ワリコミ 手筋石の下 ウッテガエシ オイオトシ オキ オシツブシ ゲタ シチョウ シボリ 捨て石、ホウリコミ ダメヅマリ マクリ ユルミシチョウ 死活一合マス 欠け眼生き クシ六 板六 隅のマガリ四目 セキ 詰碁 ナカデ 如仏の判決 バカ八 六死八活 序盤定石:大斜定石 ダイレクト三々 ツケヒキ定石 ナダレ定石 ハメ手 村正の妖刀布石:新布石 三連星 中国流 ミニ中国流 小林流 中盤厚み、模様 と 消し 荒らし 打ち込み 大場 と 急場 攻め と シノギ、サバキ、フリカワリ 攻め合い 力戦 終盤ヨセ 出入り計算 見合い計算 棋理囲碁十訣 格言 形勢判断 大局観 先手 と 後手 利かし と 手抜き 本手 マネ碁 見合い その他囲碁九品 計点制ルール 純碁 ポン抜き囲碁 切り賃 棋風 長考 妙手 プロ棋士 棋戦 棋道賞 観戦記者 関連項目歴史 段級位 碁会所 コンピュータ囲碁 ネット碁
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