クシとは? わかりやすく解説

くし【串】

読み方:くし

《「(くし)」と同語源》

魚貝獣肉野菜などを刺し通して焼いた干したりするのに用いる、先のとがった竹やなどの細長い棒。「—を打つ」「—を刺す」

細長くて、物を貫き通すのに用いるもの。

「その御幣の—に書き付けて奉りたりける」〈今昔・二四・五一〉

ろうそく

ちゃくちゃくと取れ蝋燭の—/貞徳」〈犬子集一四

串の画像
串の打ち方

く‐し【口四】

読み方:くし

仏語十悪のうち、口の所業である妄語両舌悪口(あっく)・綺語四つ


く‐し【口詩】

読み方:くし

物に書きつけないで、口ずさむ詩。

「駅(むまや)の長(をさ)に—取らする人もありけるを」〈源・須磨


く‐し【句誌】

読み方:くし

俳句専門雑誌


く・し【奇し】

読み方:くし

[形シク神秘的である。不思議である。「—・しき邂逅(かいこう)」→奇(く)しき →奇(く)しくも


くし【×櫛/×梳】

読み方:くし

《「串(くし)」と同語源》髪の毛をすいたり、髪に挿して飾り使ったりする道具黄楊(つげ)・竹・鼈甲(べっこう)・合成樹脂などで作る。「髪に—を入れる」

櫛/梳の画像
(1)から毛筋立て挽き櫛、鬢出し梳き櫛鬢櫛

くし【酒】

読み方:くし

「さけ」の異称

「この御酒(みき)は我が御酒ならず—の司(かみ)常世(とこよ)にいます」〈記・中・歌謡〉


く‐し【駆使】

読み方:くし

[名](スル)

追いたてて使うこと。こき使うこと。「使用人を—する」

自由自在に使いこなすこと。「最新技術を—する」


くし【髪】

読み方:くし

(「おぐし」「みぐし」の形で用いる)

頭髪。かみ。

「御—長く美しうて」〈栄花花山尋ぬ中納言

(「首」「頭」と当てて書く)頭。くび。

「御—も痛く、身も熱き心地して」〈源・夕顔


く‐し【×齲歯】

読み方:くし

⇒うし(齲歯)


駆使

読み方:クシ(kushi)

追い立てて使うこと


麦ツミ器,クシ (むぎつみき,くし)

麦ツミ器 麦つみ器、単に、くしともいう。麦の立毛中に穂首より取り入れるのに使用する手持ち用の千歯役割をする。昭和30年代まで、この地方利用された。柄は木製、歯は竹製全長27cm、櫛歯長7cm、重さ0.1kgである。

読み方:クシ(kushi)

髪をすく用具


苦使

読み方:クシ(kushi)

律令制下僧尼対す刑罰


クシ

名前 Cusi; Kusi; Kusy

読み方:クシ(kushi)

所在 和歌山県田辺市


読み方:クシ(kushi)

所在 愛媛県西宇和郡伊方町


久志

読み方:クシ(kushi)

所在 鹿児島県大島郡宇検村


久志

読み方:クシ(kushi)

所在 沖縄県名護市


久枝

読み方:クシ(kushi)

所在 千葉県南房総市

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

読み方:クシ(kushi)

所在 愛媛県(JR予讃線)

駅名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

くし

(クシ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/18 15:07 UTC 版)

くしクシ

くし

  • - 細長い棒の一方を鋭く尖らせた調理器具。
  • - 髪をといたり、髪を飾ったりする道具。

クシ

関連項目

  • Wikipedia:索引 くし

クシ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/09 03:11 UTC 版)

盆栽バーバー」の記事における「クシ」の解説

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