石場家住宅(青森県弘前市亀甲町)
名称: | 石場家住宅(青森県弘前市亀甲町) |
ふりがな: | いしばけじゅうたく |
名称(棟): | |
名称(ふりがな): | |
番号: | 1870 |
種別1: | 近世以前/民家 |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
指定年月日: | 1973.02.23(昭和48.02.23) |
員数(数): | 1 |
員数(単位): | 棟 |
代表都道府県: | 青森県 |
都道府県: | 青森県弘前市大字亀甲町88 |
所有者名: | |
指定基準: | |
管理団体名: | |
管理団体住所: | |
管理団体指定年月日: | |
構造形式: | 桁行18.1m、梁間18.2m、一部二階、東面突出部 桁行5.7m、梁間8.3m、 北面突出部 桁行2.8m、梁間9.2m、南面入母屋造、北面切妻造、妻入、 東面突出部及び北面突出切妻造、南面及び西面こみせ付、鉄板葺 |
時代区分: | 江戸中期 |
年代: | 18世紀前半 |
解説文: | 弘前藩出入りの商家で、おもに藁工品を扱っていた。 正面全体に「こみせ」が付属し、 つの座敷のついた大規模な住宅である。 木柄が太く、とくに土間などの梁組は豪壮である。 かなり改造を受けてはいるが、この地方の数少い商家の遺例として貴重である。 |
石場家住宅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/16 19:51 UTC 版)
石場家住宅(いしばけじゅうたく)は、青森県弘前市亀甲町[1]にある商家にして歴史的建造物。国の重要文化財に指定されている。
概要
石場家は江戸時代、弘前藩出入りの商家であり、主に藁製品を取り扱っていたが、時代と共に扱う物も変遷し、今は酒と煙草の販売を行いながらも、連綿と家名を守り続けている。石場家の由来ははっきりしないが、菩提寺に元禄期の墓碑が残っていることから、少なくとも18世紀初頭から続く家柄であろう。当主は代々「清兵衛」を名乗った。
石場家住宅は度々改築が行われたが、最初の建築は18世紀前半であり、主屋は初め他所にあった物を19世紀初頭、現在地(弘前城北部の亀甲門前)に移築したと推定されている。
石場家住宅は、1973年(昭和48年)2月23日に国の重要文化財に指定された。現在も住居として使われているが、内部を見学することが出来る。
構造
- 敷地は正面37.9m、奥行き39.6m。
- 桁行18.1m、梁間18.2m、一部は二階建てとなっている。
- 屋根は南面が入母屋造、北面、東面突出部、北面突出部が切妻造、出入り口は妻入り。
- 東面突出部 桁行5.7m、梁間8.3m。
- 北面突出部 桁行2.8m、梁間9.2m。
- 主屋は角地にあり南面と西面が通りに面しており、津軽地方独特の「こみせ」(雨や雪をしのぐ、木造のアーケード)がある。
所在地
- 〒036-8332 青森県弘前市亀甲町88
アクセス
公開時間・料金
- 9:00-17:00
- 入場料:有
- 休館日:不定
周辺情報
- 弘前公園
- 弘前城(石場家住宅のすぐ南側にある)
- 仲町伝統的建造物群保存地区(重要伝統的建造物群保存地区)
- 津軽藩ねぷた村
脚注
- ^ ふるさとの文化遺産『郷土資料事典』2、46頁
参考文献
- 文化庁・国指定文化財データベースから"石場家住宅"を検索
- 高井潔『日本の民家 美と伝統』〈別冊太陽〉、平凡社、2006年、22-24頁、ISBN 4-582-94495-7
- 藤井恵介監修・和田久士写真『日本の家3 北海道・東北・関東』 講談社、2004年、30-31頁、ISBN 4-06-271073-0。
- ふるさとの文化遺産『郷土資料事典』2、人文社
関連項目
外部リンク
- 石場家住宅あおもりの文化財
座標: 北緯40度36分44.0秒 東経140度28分1.1秒 / 北緯40.612222度 東経140.466972度
石場家住宅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 06:09 UTC 版)
那央の家のモデル。
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